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小林聖心女子学院 小学校・中学校・高校
2008年今年創立85周年を迎える小林聖心女子学院を五月晴れのある日、訪問させていただきました。
小林聖心女子学院は1800年にフランスで、聖マグダレナ・ソフィア・バラが創立されたカトリック修道会聖心会を設立母体としています。1908年に聖心会は来日し、今年は聖心の教育が日本で始まって100周年という記念の年ともなります。また、2008年度より小学校は小中高の12年間を見据えた新しい教育の幕明けの年となります。 
聖堂聖堂
 
聖心女子学院は現在世界に152校の姉妹校が存在します。国内には、小林聖心を含めて東京にある聖心女子大学、聖心女子学院、聖心女子専門学校、聖心インターナショナルのほか、札幌聖心、不二聖心(静岡県)と7つの姉妹校があるそうです。
阪急今津線小林(おばやし)駅の改札を抜けますと緩やかな通称坂道と呼ばれている通学路が一本道となって学校へと続きます。緑が多くとても落ち着きがあり趣のある坂道を上っていきますと学校の正門に出ます。
 
学校への道学校への道
 
正門には警備員の方が常駐されています。社会不安で事件が続く昨今、お子様を安全に通わせることができるというこの環境はとても安心ではないでしょうか。来校者にはストラップカードが配布されて入校許可を頂き、受付へと進ませていただきました。
 
応接室に案内していただき、ソファーに座って待っておりますと、中学高等学校の教頭先生がすぐにお部屋に入ってこられました。
それから教頭先生が持参なされた学校のパンフレットを見ながら小林聖心に関するご説明とまたピアーズ@関西からの質問にも丁寧に答えていただきました。以下、内容を挙げます。
 
<教育理念・方針>
 
聖心は、イエスの聖心(みこころ)に結ばれた一つの家庭です”は、聖心で過ごす児童・生徒、教職員が大切にしている言葉です。お互いを大切にする信頼関係のうちに、日々の学校生活が営まれていきます。
そうした中で、教育の方針として、次の3つの柱が大事にされています。
 1.魂を育てる
 2.知性を磨く
 3.実行力を養う    
 
キリストの価値観に基づき、日々の教育活動、人間関係を通して、自己を高め、心豊かに育ってほしいという気持ちと、知性を磨き、実行力を養っていくことで、社会に貢献していける女性になってほしいという願いが込められています。
 
Big You, Small i   という初代院長マザーマイヤーのお言葉も大切にされています。とかく、自分のことばかりを主張しがちな現代にあって、ちょっと自分を抑え、他の人に心を向ける謙虚な姿勢を持つことの大切さを表しています。
 
<帰国生入試・受け入れ体制>
 
基本的に聖心では異文化体験をされた人を積極的に受け入れる体制が取られています。多いときで20名の帰国子女の方が学校におられる時もあるとお聞きいたしました。
帰国子女の方々をできるだけ受け入れていこうとする体制がとられていますが、編入に関しては学年に人数枠があることもあって、必ずしも全員という訳にはいかない時もあります。
新中一帰国生入試では毎年5人の定員があります。算数(四則計算はちゃんと身につけているかどうかなどをチェックされるそうです)国語の基礎的な学力テストと作文、これは原稿用紙2枚くらいの長さで、滞在していた国の思い出やお友達との思い出などを題材に書いたりします。日本語、英語、どちらでも書きやすい方で良いそうです。年度が始まってからの編転入試の際には作文の代わりに科目として英語のテストがあり、また別にスピーキングとヒアリングが5分ほど行われています。これら全般の帰国入試を受ける前に校長先生との面接が事前に組み込まれています。そこで学校の方針を理解していただいてから受験されるようにと常に説明されているそうです。
また、中高等学校に限らず、小学校も帰国子女入試が実施されています。
阪神間の数少ない帰国子女受け入れ校として、また上品な伝統校としての人気を誇っておられます。
小学校の編入試験では算数国語の基礎的なテストと作文、そして親子面接が行われます。
 *帰国子女入試の詳細につきましてはリニューアルされ、とても充実しているホームページをごらんくださるか学校へお問い合わせくださるよう、お願いします。また学校見学などされてもいいでしょう。
 受け入れ後は混入方式ではありますが、生徒に補習の必要性が感じられると、お昼休みなどを利用して各教科の担任の先生方が個々の例に合わせて対応されたりしておられます。そういう面においても行き届いており、日本での学校生活を始められるにはとても良い学校であるといえるのではないでしょうか。
 
<語学教育>
 
シスター宇野校長先生がニューズウイークの対談でおっしゃられていましたが、真の国際人となるために聖心では国語と英語にとても力を注がれているそうです。
英語教育に関しては現在ネイティブの先生が6人いらっしゃるそうです。
レポートやプレゼンなどの機会が数多くあり、また作文コンクールや英語スピーチコンテストなどにもチャレンジして、多くの生徒達が賞に輝かれています。
英語の教科書は新版のプログレス21を用いています。旧プログレスよりも英語の文法だけでなく総合力が身に付くように配慮されています。
アメリカでのサブジェクトとしてのlanguageと似た教育方法だと想像します。
それにより、英会話力などもどんどん伸長していけるのではないかと期待できます。特に帰国子女の方々には聖心に入学されることによって、今まで異国で培ってきた英語力を維持し、より高めていくことが可能となるメリットを感じます。
図書館に並ぶ様々な英語の本 図書館に並ぶ様々な英語の本
選択国語では古典特講などのクラスも用意されています。また読書指導も独自のシステムで営まれております。
その成果が漢字検定や英検などに多数合格者を出しておられる事に繋がっているのだと思います。
 
<大学進学>
 
毎年、東京の聖心女子大学には、昔と比べて少なくはなったものの25名前後の生徒が推薦で進学されます。
また、同志社や関学などの大学にも多数、指定校推薦や一般入試で合格されています。
もともと東京にある聖心女子大学へお友達がたくさん進学される影響もあるのか、東京の他の大学へ進学される方も少なくありません。早稲田・慶應・上智などにも合格者を出されています。
聖心の生徒は学校行事でいろいろな役割を与えられ、責任の多い仕事を任される機会に恵まれています。また、生徒会活動などにも積極的に携わっていく姿勢とお行儀の良さなどが評価され、AO入試にとても強い傾向が伺われます。
帰国子女の方はそれらに加えて語学力がとても強い武器となりますので、良い結果が得られることになるでしょう。
もちろん成績が良いという事が前提にはなります。医学部や他の理系学部に進まれる方もいらっしゃいます。
 
<国際交流・留学・ボランティア活動>
 
世界中に聖心の姉妹校が存在することもあって国際交流はとても盛んに行われています。オーストラリアでのホームスティ、海外の姉妹校での授業への参加
またフィリピン・タイ・韓国・カンボジアでの体験学習が希望者には設けられています。それらの国に加えて、海外の姉妹校も参加する、台湾での文化交流体験学習もあります。世界の様々な問題に目を向けていく学習はとても大事な経験となるのではないでしょうか。
聖心では数々の奉仕活動が自然に行われています。奉仕の精神のもとで行われるのですが、募金活動、リサイクル運動、毛糸の帽子などを編んで寒い冬にホームレスの人々に贈ったり、炊き出しをしたり、養護施設への訪問などもあります。毎年、訪れている施設もあります。
また手話や点字なども取得するように学んだりもしています。
 
<学校施設>
 
教頭先生のお話が終わってから、学院校内をゆっくりと案内していただきました。
今年は創立85周年という事もあり、体育舘と小学校の新校舎が完成されました。
この4月の年度から使用がはじまりました。
早速、見学させていただくこととなりました。
新体育館 新体育館
体育舘はドーム型になっており、まだ真新しい床がピカピカの状態です。バスケットゴールがたくさん壁に吊り下げられており、本格的な構えです。体育の授業でも使われるそうです。
天井との間は回廊のようなギャラリーが設けられており、ジョギングやウオーキングもできる感じでした。体育の授業が生徒の皆様にとってとても楽しくなるのではないでしょうか。
小学校の新校舎は全く素晴らしい物で、陽光に冴えてとても感動いたしました。
小学校の新校舎 小林聖心 08 016 小林聖心 08 010
        小学校の新校舎

何もかも新しく、設備に恵まれた図工室や調理室、中でも特記できるのはコンピュータールームです。一人一台用意されて、とても充実した、時代に即したコンピューター教育が受けられると思われます。やはり設備が充分整うことが、良い教育への条件となる気がいたしました。
 
中高には創立50周年の一環として開館した学習センターがあります。中高生にもコンピューター教育が行われています。学習センターからのノートパソコンの貸し出しなども合わせて一人一人にコンピューターが用意されて情報の授業などが行われています。
学習センターの様子 学習センターの様子
学習センターはその名の通り、授業やクラブや読書など様々な学習において使用されています。蔵書は約10万冊。学習センター専任の司書の方もおられる程です。本だけではなくCDやDVD などの貸し出しもあり、また少なからず漫画もあるそうです。
このセンターには常時たくさんの生徒が学習されています。そして本を借りていく生徒の数がかなり多いそうです。本を読まなくなっている若者が多くなったといわれていますが、この学校では全くその傾向はありません。
見学している間も多くの生徒達に出会いました。皆さん、目がキラキラしていて、元気に挨拶してくれる印象が忘れられません。とても実のある、楽しい学習光景を見ることができてすがすがしい気持ちになれました。
 
<学校行事・宗教行事>
 
年度を通しての学校行事として4月には全校挙げて、父母も参加するバザー、5月には学院祭などが中でも大きな行事として開催されます。
またキリスト教教育を行う聖心には宗教行事として、クリスマスにはクリスマスウイッシング、キャロル、冬には黙想会などがあります。
百合をささげる百合の行列という行事も行われています。中学生は各自白い花を学校にその日には持っていきます。
 
 いろいろ書いてまいりました。一生懸命取材したつもりではございますが、受験を希望される方はご自身の目で是非、確認されてください。尚、新しい試みとして週3日、学校にて昼食用のパンが販売されているそうです。お子様達も買うことを楽しみにしているそうです。毎日手作りのお弁当を作られていたお母様にとってはどうしてもご都合の悪いときなど、便利になるのではないでしょうか。
今年の体育祭は10月18日、クリスマスキャロルは12月20日に行われます。おでかけください。
最後になりましたが、これからの転・編入試験のお知らせです。
 今年9月入学される現在小学1年生から5年生を対象に編入試験が7月に行われます。
 来年1月には、平成21年度入学となる小学校4年生、5年生、を対象に転・編入試験が行われます。(これは3クラスを1クラス36名にするために実施されます)各20名も募集されるという事ですので、めったにない機会だと思われます。聖心に是非入学されたい方には朗報ではないでしょうか。
願書期日など詳しくはご自身でお確かめ願います。詳細は決まり次第学校のホームページに掲載されていく予定です。 
 
追伸:
お茶室の庭
聖心のお庭にあるお茶室です。聖心の様々な美しい景観に心が癒されて帰途に着きました。
                 文責・T
学校のHP       http://www.oby-sacred-heart.ed.jp/                           入試に関するページ  http://www.oby-sacred-heart.ed.jp/admission/index.html                                昨年のピアーズ訪問記 http://peerskansai.blog85.fc2.com/blog-date-20070619.html
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