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アボリジニの民族楽器 ディジュリドゥを聞いてきました

今日は久し振りにアジア協会のハルハロ・ランチに行ってまいりました。これは毎週金曜に大阪肥後橋で1000円のランチをいただきながら、いろいろな国のお話を聞くという内容です。そのランチはボランティアの方が作っておられ、その1000円は途上国の子ども達の支援になるのです。ランチを食べることが支援に繋がるという画期的な仕組みです。そしてそれをなんと毎週欠かさず、もう15年も続けていらっしゃるのです。今日は672回目のランチでした。他にもいろいろな事業をなさっています。すごい国際交流団体ですよね。

今日はオーストラリアの男性のお話でした。。以前は日本の中高で英語を教えていらっしゃったそうですが、現在はある市の国際交流協会で英語を教えていらっしゃいます。

初めにアボリジニに関するクイズが行われました。イギリス人は何年前にオーストラリアに来たのか、アボリジニはいつからオーストラリアに住んでいるのか、アボリジニに選挙権が与えられたのはいつか、という問題です。私は一つをまぐれで当てられたので素敵なプレゼントをいただきました。(何をいただいたかは、最後の方でお知らせします)

お話のテーマは「オーストラリアのアボリジニに対する遅すぎた謝罪」ということでした。                                                               オーストラリアにイギリス人が来たのは、たった220年前。しかし原住民であるアボリジニは5万年前から彼の地に住んでいました。イギリスはニュージーランドではマオリ族をうまく制圧できず、土地を巡る確執が続いたのですが、オーストラリアでは移動民族であり文字を持たないアボリジニが気付かないうちに、土地を自分達イギリス人のものにしてしまったそうです。タスマニア島ではすべてのアボリジニが絶滅させられました。

アボリジニが選挙権を得たのは1962年という遅さです。また1915年から1969年までの54年間、アボリジニに対して児童隔離政策が行われ、失われた世代(Stolen Generation)と呼ばれる暗黒の時代があったそうです。その政策の非情さを描いた「裸足の1500マイル」(Rabbit Proof Fence)という映画が2001年に撮られ、今ではDVDとなっているということでした。子どもが隔離された施設から逃げて、2400キロを旅して故郷に戻るといった実話を基にしたものだそうです。運動選手や俳優など一部では有名になったアボリジニも居ますが、多くは今でも貧しく、高い教育を受けた人も少なく、犯罪も多発しているそうです。

こういった過去に対して今年2008年2月に初めて、オーストラリア政府はアボリジニに対する謝罪を正式に行いました。それが今日のテーマでした。

オーストラリアの国旗の説明(ユニオンジャックと南十字星と7つの州を表す星)や7つの州について、またカンガルーとエミューが向き合うオーストラリアの紋章についても説明してくださいました。カンガルーとエミューはどちらも後ろには進めない動物だとかで、前へ進むことは大切だけれども、後ろを振り返ることも重要だとお話されていました。                         

また、イギリス人は石器しか持たないアボリジニを低く見ていましたが、視点を変えれば何万年も自然と共生して生き抜いてきたアボリジニこそ高い文明を持った民族なのではないだろうか、というお話もなさっていました。怠け者とイギリス人は馬鹿にしたけれど、アボリジニこそ余暇を楽しむ余裕を持っていたと考えて良いのではないだろうか、とも話されていました。

さて、最後にアボリジニの楽器、ディジュリドゥを演奏していただきました。1.6m位ある長細い管楽器でユーカリの木でできています。中が空洞ですが、それはシロアリが穴をあけたものだそうです。口に当たる部分は蜂が作った蠟が塗られています。外側にはアボリジニ独特の模様が描かれていますが、これは作者によって違い、その意味は作者のみが知っているそうです。

演奏方法は息を吹き込むだけなのですが、それはCircular Breathingという方法で、鼻で息を吸いながら、口から息を出して演奏します。音が途切れることが無いのです。有名なフルート奏者の中にもそういった技術を使う人がいるそうです。やってみましたが、とても難しい技ですね。鍛錬が要ります。

さて、ディジュリドゥの音は素晴らしいものでした。低く響いて地の音を聞いているような感じです。息の入れ方によって、高低やリズムが出て、迫力があります。                                 癒しの音楽として、日本でも人気が高く、アメリカ村に行くと楽器も買えるそうです。今では日本人の楽器プレイヤーが世界チャンピオンになっているのだとか。自分が演奏すると、いつも「先生は誰ですか」と日本人に聞かれるのだそうですが、全く独学だそうです。まず「習う」ということを考えるのが、日本人らしいと笑っていらっしゃいました。

さて、最後になりましたが、私がいただいたプレゼントは、中之島の国立国際美術館で現在開かれているアボリジニの天才画家エミリー・ウングワレーの展覧会の入場券でした。なんというラッキー!近く行ってみたいと思います。                                                    (展覧会のHP http://www.emily2008.jp/viewpoint.html )

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