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「帰国子女教育を考える会」に参加しました。

先週の土曜日、1月19日(土)午後2時~5時半まで、JR京都駅から徒歩15分の龍谷大学大宮学舎【ここは重要文化財の美しい建物です。http://kyoto-albumwalking.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_afbe.html】にて、「帰国子女教育を考える会」が開かれました。

関西在住の研究者、教師、保護者、企業担当者たちが集まってできた会ですが、このところ、帰国子女への関心の低下もあって、残念なことに参加者は少なめです。

けれど、内容はなかなかのものなのです。今回は関西で海外子女教育相談室を持つ企業の相談員の先生方と海外子女教育振興財団関西分室の先生の5人が「企業の相談員が実感する海外帰国子女教育の現在」というお題でお話くださいました。そしてそのあと、フロアとの意見交換が行われました。

企業によって相談室の活動は少しずつ違うようですが、きめ細かい企業では、子ども同伴の渡航前相談をすることで家族との信頼関係を作り、渡航中にも海外巡回で家庭や通学校を訪れ(時によっては今後の渡航者のためにビデオを撮ったりするそうです)、体験入学の斡旋をし、帰国前には相談に乗ったり手続きをしたり、帰国後は編入学のお世話もなさるそうです。時には受験にまで付いて行かれるとか。また帰国後に問題が起こった時は、家族との面接、学校との相談もされるそうです。もともと殆どが学校教員の経歴をお持ちの先生方なので、受験や学校の校風などについても詳しく、本当にそういった企業の方が羨ましいなあと思いつつ、お話をお伺いいたしました。

さて、先生方からは現在感じていらっしゃるいろいろな問題点が出ていました。下記にいくつか列挙してみたいと思います。                                                          ●学齢前の渡航者も増え、現地の幼稚園情報が不足している。                                                                ●英語は行けば簡単に習得できるという甘い考えで渡航し、授業についていけず不登校になるケース。←現地では家庭教師をつけるなど、家庭での努力がかなり必要です。                                                             ●帰国後に暗記型の学習形態に馴染めない、クラスの生徒数が多いことに馴染めない、日本の減点型の評価方法に馴染めない、日本の教師の言葉や対応に傷つくケース。                                                 ●現地での教育方針をはっきり持たないまま渡航するケース。                                                              ●現地で日本語の維持をしっかりやっていないケース。                           ●実績を上げたい塾の言いなりに、寮のある東京の学校や関西の学校など、あちこち受験するケース。                                                                    ●自閉症など障害があって、現地での特別支援の対応を好み、帰国をしたがらないケース。                                                            ●日本人学校で障害のある児童・生徒を受け入れられないケース。(人材不足等?)                                                    ●日本人学校・補習校などが無い地域の情報不足                                              ●アメリカの高校では卒業試験があり、それに合格しないと高校卒業にならない(高校生の安易な渡航はキケン) ←日本での中学の成績からある程度判断できるかと思います。アメリカ人にとっては無茶苦茶難しいという試験ではありません(でないと高校まで義務教育なのに、卒業できない子どもが続出しますから)。日本で優秀だった子どもで、大丈夫だったというケースは知っています。子どもさんの力を親御さんが見極めることも必要かもしれません。この卒業試験も州によって有無やレベルが異なると思います。アメリカは広い!                                                          ●私学や一流校中心の学校選び(帰国枠は簡単だという思い込み) ←現地での成績や、先生方は面接すれば、学力は大体把握できるそうです。さすがベテラン! 帰国生徒の学力は多様なので、他人の合格話は必ずしも自分の子どもには当てはまりませんよね。                                                ●高校生の場合、帰国時期によっては学年通りに入れない ←現地10年の修学期間を満たすのは6月なので、4月から日本の学齢通り高校2年になれないといったケースも。ただし、これは文部科学省は認めているので、財団の後押しで入ることは可能。ただしついていけるかどうかは別ですが。                                         ●首都圏や近畿圏以外の、地方での受け入れ態勢の不備 

こういった様々なケースがお話に出ていましたが、これからはもっと皆で連携して、「考える」だけではなく積極的に動いていこう、ということになりました。誠にその通りだと思います。まず出来ることから行動に移していかなければなりませんよね。         

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