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若者就職支援者のための講習会に参加

過日、お知り合いと一緒に若者の就職支援をする人達のための講習会に参加しました。毎日7時間で数日間の講習だったのですが、とても内容が充実していて、無料とは信じられませんでした。参加者はハローワークへお勤めの方や企業の人事関係の方、大学の就職課の方、コーチングの勉強をなさっている女性など、多くが一線で活動していらっしゃる方々でした。グループワークも多かったので、皆様と深く話し合えたのも勉強になりました。

今日はその中で特にお伝えしたい事や印象に残ったことを書いてみたいと思います。                                                             まず現在の若年者の雇用環境についての資料を配られ解説をしていただきました。数字のマジックに惑わされないグラフの読み方についても、詳しい実例を示して教えていただきました。                                                          若年者の雇用状況はまだまだ厳しいというのが現実のようです。地域格差もあるのですが、二次産業だけが比較的良いという状況で、多くの若者の望む三次産業はまだまだというのが実情だそうです。また大学の新規学卒の就職率というのは、就職を希望している人が就職した割合を数字にしているのであって、90%といっても、実際は途中で就職活動を止めた人は母集団に勘定されていないということです。大学側の出す数字についても注意が必要だということでした。また就職支援会社の営業もあって、第二新卒雇用を煽るためもあり、新規学卒者の離職率が高いともおっしゃっていました。

こういった状況の中で何を目安に就職活動をするかということですが、若者があまりにも少ない経験に左右された業種選びや企業選びをするのを目の当たりにして、もっとキャリア教育をしていく必要があると講師はおっしゃっていました。マスコミに乗っている企業を選んだり、自分が目にする品物を作っている企業を選ぶ傾向が顕著で、人気大企業に集中している。そういったところに入れる人は多くはないわけで、もっと視野を広く持ったほうが良い。またカスタマーに直結した業種や企業を選ぶ傾向も見られるが、カスタマーにはいろいろな人がおり、そのケアをしていくのは大変で、むしろ企業相手の仕事のほうがずっとやりやすいと言えると思うと講師はおっしゃっていました。そういう企業はなかなか一般からは見えにくいものですが、ということでした。

また社風の違いを考えずに企業を選択しているふうだともおっしゃっていました。まったく正反対の社風を持つ企業に合格し、結局、のびのびした性格であるのにもかかわらずお堅い企業を選んだりしている、ともおっしゃっていました。やはり、学校選びと同じで、自分を知った上での企業選びが大切なようです。とはいえ、就職活動中に行う自己分析をむやみに信じるのも若者の傾向だそうです。

次に「キャリア」という言葉についてなのですが、単に「職業(job)」に関するものだけを指す狭義のものと捉えず、「職業」を含んだ「仕事(work)」というワークキャリアと「家庭人」であったり「市民」であったり「余暇人」であったり「学生」であったりするライフキャリアとのバランスが非常に大切であり、人生90年(?)としてトータルに考えていくことが重要だと学びました。

さて、カウンセラーは若者自身が選びとる力をつけることを目的にせなばならず、いつも自分を頼ってくることを快適に感じているようではいけないともおっしゃっていました。自立させることは、親にとっても大切な課題ですよね。また必要な場合には、専門家の手を借りることも大切だと言われていました。そしてカウンセラー自身が自己理解をしておくことが、カウンセリングにとても重要だそうです。そこで自己理解・自己開示のためのワークショップを行いました。

次に傾聴のためのワークショップを行いました。いかに言葉で伝達することが難しいか、いかに人の話が聞けていないか、というものを認識させるものでした。また思い込みに気付かせるワークショップもありました。

二人一組になって傾聴を学ぶワークショップも行われました。せっかちな私にとっては、相手に合わせるペーシングということが非常に大切なことだと気付かされました。他にもさまざまなカウンセリングについての知識を教えていただきました。早い段階で見立てをしないことや無色透明になって聞くなどといった基本的なことも含めて、改めていろいろと学びました。カウンセラーではない私はなかなか教えていただいた通りにはできないかもしれませんが、カウンセリングマインドはしっかり持ってやっていきたいな、と思いました。

発達障害や人格障害についても講義がありました。こういった問題は、やはり最終的には専門家の手を借りることが必要なようです。

また企業でのいろいろな実際のカウンセリングを素材として、主訴を受け止めるワークショップもありました。そのあと、アサーション(自己主張)についてのワークショップも行いました。アサーションといっても、爽やかな自己主張を目指すものです。威圧的で直接的な攻撃型、威圧的だが間接的な仕草や言い回しで攻撃する間接攻撃型、自分を抑えてしまう非主張型、自分の言いたいことを主張しながら相手も受けとめようとする主張型の4つがあります。非主張型であっても、主張しないことでストレスを溜めなければ問題にはならないそうですが、できれば主張型が望ましいということでした。I'm OK. You're OK.の状況が理想的で、妥協案を見つけていこうとする姿勢が大切だそうです。自分自身がどのタイプに属するかを、ある状況設定の中での自分が行うであろう行動を通して自己理解するという作業を行いました。また寸劇を作り、自分とは異なる型を演じることで感じる不快感を体験するというワークショップも行いました。皆さん、吉本新喜劇のような楽しい演出でした。シチュエーションを変えると、若者も大変反応するワークショップだそうです。

最後には大きなグループで、過去の仕事体験の中から、自分が一番燃えた時、一番落ち込んだ時について語り合うという作業をしました。20代の大学院生から60代後半の大ベテランまで自己開示をしながら話し合いました。30代、40代、50代、60代で職業人としてずっと生きて来られた方々は、それぞれ社内での気持の浮き沈みを経て今に到達していらっしゃるのだなあ、と強く感じました。外からは窺い知れない葛藤がおありなのだと、それぞれの人生経験に深く感じ入りました。皆様、とても素敵な方々ばかりで、本当に実り多い講習会に参加できたと思いました。講師の先生も、見識豊かでいらっしゃり、また事務局の方も大変親切でした。またの機会を是非持てればと思います。

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