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帰国後の幼稚園、保育園の選び方

海外で生まれたお子様、また乳児の時に渡航したお子様を連れて帰国なさる方のために、幼稚園や保育園について、私の経験も踏まえて少し書きたいと思います。

まず幼稚園か保育園(公立は保育所と呼ぶようです)に分かれます。                             保育園・保育所は基本的に両親が働く家庭のための施設となっています。勤務先からの証明書類が必要となります。保育園・所は0歳児から預けることができますが、公立の場合は遅くとも前年の秋には募集が締め切られます。保育園・所が払底している地域では待機児童がとても多く、なかなか入所・入園することができません。もし運良くできてもかなり遠いということもよくあります。また公立の保育料は前の年の源泉徴収票などに基づいて決定されます。地域によって料金は異なりますが、決して安くはありません。私立だともっと高くなります。 保育内容ですが、公立保育所を経験しましたが、かなり良いと感じました。親も知らないようないろいろなわらべ唄を覚えましたし、遊びについても伸び伸びとしていたように思います。

次に幼稚園について書きたいと思います。                                     私立幼稚園については、本当にいろいろなタイプのものがあります。お勉強を熱心にさせてくれるところ、音楽教育に力を入れているところ、のびのびとした保育を特徴としているところ、モンテソーリなどの教育法に基づくところ、など千差万別です。どういった幼稚園に入れたいかは実際に見てみられるのが一番でしょう。子どもたちの様子、園庭の広さ、先生方の雰囲気、家からの距離、保育時間など、チェックするところはいろいろとあります。幼稚園は義務教育ではありませんので、慌てず帰国後にご自分で確かめてからにされるのが一番かと存じます。ただ、その際に注意しないといけないのは、人気のある幼稚園は早々と締め切りになり、場合によっては3年保育からしか受け付けないといったところもあるという現実です。                                                 公立幼稚園ですが、今は少子化のお陰で2年保育や場所によっては3年保育をしているところもあります。ただ公立幼稚園は地域によって入園状況は様々です。小さい子どもが多い地域では、入園は簡単ではありませんが、子どもが少ない地域ではゆとりがあるようです。いずれにしろ途中編入よりは4月入園が望ましいと思います。保育内容ですが、ベテランの先生が多く、自然に親しませるのびのびした内容だった経験があります。地域の子どもたちと親しくなるのも良い点でした。家に帰ってからも一緒に遊んだりしていました。

保育園(所)、幼稚園のいずれにおいても、親がいろいろな持ち物の袋を持たせる必要があります。海外の幼稚園とはちょっとそのあたりが違っていて、親がとまどうかもしれません。私も不得意ながらも一生懸命ミシンを踏みました。              

ソフトランディングですが、子どもにとっては外国へ行くのと同じようなものです。繊細なお子様などは強く違和感を持つようです。皆と同じお遊戯がイヤダと言う子もいるかもしれません。できるだけお子様に合った園を選ばれるとともに、子どもさんの様子をよく観察してあげてくださいね。社会性をつけたいと願われる親御さんの気持ちはよく理解できますが、まず日本に楽しく慣れていくという作業が大切かと思います。

なお、最近はインターナショナル・キンダーガーデンといった幼稚園・保育園も増えてきています。生徒は殆ど全員が日本人というタイプのものです。海外で覚えた英語をキープさせたいと願う気持ちは、私自身もかつて経験していますので十分理解できます。けれど、英語とともに日本語を大切になさってくださいね。母語を身につける時期として非常に大切な時期なのです。言語学に詳しいわけではありませんが、チョムスキーの生成文法という学説もあります。言語生成能力というものは言語の違いに関わらず必要なもののようです。一つの言語がしっかり確立されていると、他の言語の習得も早いという研究結果も目にしたことがあります。また、日本や日本人を根城として生きるという前提があるようでしたら、母語としての日本語は重要な意味を持つことでしょう。どうぞ、そういったことを考慮しつつ、日本で育てながらバイリンガルにするという努力をなさってくださいませね。

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