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関学の附属校でもある啓明学院に伺いました。

関学へ入れたいという海外のご父兄からメールがあり、もう一つの選択肢として御紹介したく、神戸市須磨区にある啓明学院へ行ってまいりました。                           西門から上がってすぐ。左手はチャペル。正面が事務室など。西門を上がって左手の建物は事務室など。左手に事務室
この学校は以前は啓明女学院という女子校だったのですが、2002年に共学の啓明学院中学校ができ、その子ども達が高校に入る2005年に啓明学院高等学校の共学部と女子部ができました。中学校は共学のみ、高校は共学部と女子部になっています。もともと関学と同じランバス父子に繋がる学校だったこともあり、共学部は中高一貫で、基本的には全員が関西学院大学に進学できることになりました。共学部は関学の附属校というふうに考えてよいそうです。女子部のほうについても関学への推薦枠がかなりあります。共学部の女子については、関学附属として女子の唯一の学校であり、男子についても現在のところ、共学という形で関学へ行ける唯一の学校です。                                                                現在、共学部は4クラスずつ6学年で男女比は概ね1:1、女子部は高1が60名2クラス、高2が80名2クラス、高3が120名3クラス居るそうです。


交通はJR須磨や山陽須磨の南側からも、地下鉄妙法寺の北側からもバスが出ています。妙法寺からはバス所要時間3分という近さです。便数もかなりあります。学校の敷地は、西側の交通量の多い通りと東側の少し交通量の少ない通りに挟まれた形になっていますが、すぐそばに山があり、緑に目が休まります。両方の道に門があります。運動場は2つあり、人工芝の貼られた方はサッカー・スペイン・ユースチームの練習にも使われたと伺いました。そのすぐそばには真新しい体育館もあり、またその運動場を挟んで反対側にはテニスコートも見えました。校舎は塔のあるチャペルを先端に、ぐるっともう一つの運動場を囲んでいると伺いました。真ん中で中学部と高等部(共学・女子部)に分かれているそうです。白い壁の映えるスパニッシュスタイルです。


サッカーのできる運動場とトラック運動場とトラックもう一つの運動場と校舎もう一つの運動場
教育については関学の中高と同じスタイルのものがたくさんあるそうです。もともと関学の中高の先生が、現在の啓明学院の校長先生になっていらっしゃり、先生方も関学出身の方が多くいらっしゃるようです。例えば、千刈や青島キャンプであったり、土曜選択講座であったり、関学と同様のものもたくさん取り入れていらっしゃいます。こういった土曜選択講座やクラブ活動や学校行事などは、女子部も共学部と一緒にするということでした。                                    


「手と心は神と人に奉仕するために鍛えられる」というモットーのもと、キリスト教に根ざした教育が行われ、毎日の礼拝も行われます。見返りを求めることなく奉仕するという精神は、私も大変大事にしたいものです。                                                  体育も人間としての土台を築くために重要だということで、週4日のマラソンや青島キャンプでは1km遠泳もあるようです。


戴きました土曜選択講座のパンフレットには以下のように書かれていました。        「・・・不誠実な学習態度をとる人や、出席状況の人は、啓明学院の生徒に相応しくありません。併せて御多忙の中をご協力くださる学外講師の先生方にも極めて失礼です。間違っても、このような将来の財産形成ができる機会を、感謝もせず生かそうともしないなんてと言われて欲しくありません。・・・」 感謝の気持ちと自律をとても大切にしていらっしゃるのが読み取れます。ただ希望の多いものについては抽選もあるようなので、必ずしも希望のものが取れないという声もお聞きいたしました。


読書はすべての教科に共通するものとして大切にされ、中3ではリサーチレポートをそれぞれが1冊の本として纏めます。高校では1年間に14,5冊の本をゼミ形式の読書会として購読し、そこから派生したテーマをもとに論文を書くといった、ちょっと学術的なものになります。大学での学習スタイルの予行演習のような形のようです。        英語教育はもともとパルモア学院を母体としているので、長い伝統を持っています。中1では英語漬けになる前島キャンプというものもあるとパンフレットに記載されていました。                                                       また理数教育も大事にされ、パソコン教育は中1は全員、週1回上ヶ原にある関学の情報メディア教育センターまで出かけて、ワード、エクセル、ホームページ作成、パワーポイントなどをマスターしていくそうです。


留学についてもお尋ねしてみました。高1から高3までで現在12人程度が留学しているという状況で非常に活発な様子です。AFSやYFUといった団体を利用する生徒、中には経団連が奨学金を出しているUWC(ユナイテッドワールドカレッジ)への2年間留学という難関を突破して留学している優秀な生徒も居ると伺いました。またロータリークラブからの留学では、英語圏ではなくベルギーやメキシコといったあまりポピュラーではない地域に行く生徒もいるようです。進取の気性を非常に大切にされている学校だと感じました。場合によっては2年間の留学なども許可されるというのは、大学附属の学校だからこそ出来ることのようです。学内での成績や活躍が許可の条件となるようですが。


クラブ加入率も高いと伺いました。ヨットや女子部の女子サッカーなど、ちょっと珍しいクラブもあります。


さて、次に帰国枠入試について伺いました。帰国生徒は中高あわせて100名程度も居るそうです。そのうち帰国枠で入学する生徒は8割程度ということでした。事前に必ず学校を訪れ、先生のインタビューを受けなければなりません。その際、資格などについて状況によっては弾力的に運用してくださるそうです。試験の方式については基本的には一般生徒のA方式に基づいて行われます。しかしながら国・算はありますが理科は行われず、そのかわり体験作文となります。日本語では600字程度、英語では250words程度を書くことになります。英語で書く生徒も多いそうです。保護者と行う日本語面接の他に、ネイティブによる英語面接もあります。面接では現地での体験なども尋ねられますが、その中で性格や国際感覚が見られるようです。                  帰国枠の試験はシンガポールでも行われます。ここにはアジアからだけでなく、アメリカからも受験に訪れる生徒が居るそうです。対象者はその時点で海外在住の者となります。ですから、海外在住なさっている方はシンガポールの試験と日本での試験の2回を受けることも可能です。どちらかというと日本での試験の方が、日本的な学力が問われるようです。シンガポールで受験してから、急速に力をつける生徒も居るそうで、2回目のチャレンジで合格する生徒もいるので、簡単には諦めないことも必要でしょう。また共学部で不合格でも、女子部への回し合格を希望すればできるそうです。女の子さんはそれも考慮してみてくださいね。                                                                                                                               帰国生徒の入試というのは、どこでも面接が重要視されますが、本校は大変重要視されていると合格なさったお母様から伺いました。                                     


次に大学進学についてお尋ねしてみました。入ってしまえば簡単に関学に行けると思ってはいけません。中学でも落第することもあるそうです。一応、仮進級という形にはなっても、推薦権は一旦取り消され、その後の頑張りで戻ってくるそうです。中3から高校へ入るときに足踏みする生徒も居るそうです。また中には足踏みするよりも自主的に外部に出る生徒も若干居るということでした。                                            今春、初めて関学への継続生徒が出る学年だったそうですが、全員が無事関学へ推薦されたそうです。志望学部についてですが、第二志望までで全員決まったということでした。男子と異なり女子は経営だけでなく、いろいろな分野への志望があるそうです。また地域的にも須磨にある本校は、神戸電鉄を利用して三田方面から通学する生徒もおり、関学の三田への希望者もかなり居たそうです。関学の中高部はすぐ隣にある大学への愛着が強いそうですが、その点、この学校はそういったこだわりはなく、自由に選択しているようです。



数年後には関学中学部、そしてその後に高等部も共学化が始まります。そのパイロット的役割を担うのがこの啓明学院共学部でしょう。今、先生方も含めて、皆が一丸となって新しい学校づくりに努力していらっしゃるのが伝わります。この先、大いに期待できる学校だというふうに感じました。                                       東側の門から。右手が事務室。東門から。右手に事務室。

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