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松蔭中学校・高等学校を訪ねました。

この度、初めて松蔭中学校・高校を訪ねました。小磯良平画伯が描いた、ちょっと レトロな制服で有名な学校です。特に毎年6月の衣替えのシーズンには、真っ白な制服の写真が各新聞社の紙面を飾ります。


阪急王子公園駅から青谷の川沿いを登って行きました。王子公園北側で道を左折すると、山側ニ筋目(両側が石垣の曲がり角)を山手に折れます。学校の東側に校門があります(私は間違えて南側→西側→北側→東側と一周してしまいました・・・)。隣には海星女学院があり、文教地区で環境の良いところです。入り口で守衛さんに訪問者の名札をいただいて入ります。校内は草花が美しく整備されていました。


この角を山手に曲がりますこの角を山手へ玄関玄関
校長先生にお話を伺いました。大変、穏やかなお人柄の先生でいらっしゃいます。この学校のモットーはオープンハート。温かい口調で、どんな質問にも率直に答えていただけました。本校はイギリス国教会が母体となっているそうです。関西ではプール女学院・桃山学院・平安などが同じ国教会だそうです。関東では立教などが同じだそうですが、大きな区分としてはプロテスタントということになると伺いました。1学年が200名前後(5クラス、高校は6クラス)の中高一貫の女子校です。現在、高校に2名、中学に1名の帰国生徒が居るそうです。そのうちの一人は高校3年の4月に受け入れをされました。海外のあちこちを回られた生徒さんだそうですが、この学校でできること、できないことを十分話し合われて、お入りになっているということでした。非常に温かく受け入れてくださる雰囲気を感じました。


非常に詳しく内容の濃いHPを作っていらっしゃいますので、教育内容や帰国入試についてはそれでかなり分かるようになっています。また学校案内などの資料もいただきましたが、それも大変詳しいものでした。海外にも送付してくださるということです。


英語については授業の他に、週1回、昼休みにネイティブの先生とお話できる機会が設けられているそうです。英語ネイティブの専任の先生が一人、また殆ど専任のような形で来てくださっている非常勤の先生が二人いらっしゃるそうです。遅れている学習に就いては、個別に対応していますということでした。スクールカウンセラーも週3回、相談を受け付けておられ、スクールカウンセラーのスーパーバイザーの大学の先生もいらっしゃるとのことでした。


進学についてお尋ねしましたところ、殆どの人が松蔭女子学院大学に進めるということでした(短期大学はなくなり4年制になりました)。また松蔭の大学に推薦された人のうち、成績上位の人は他大学の受験も許されています。関学には6人、また神戸女学院などプロテスタント系の大学を中心として、推薦枠もあるそうです。                                                  今年から週2回、高校は7時間授業をされるようになりました。成績の幅が広いのがこの学校の特徴だそうですが、本校は以前は成績下位の人を上げる努力をされてきたそうです。これからはそれに加えて、成績上位の人を伸ばす点にも、より一層の力を注ぐように心掛けていきたいとのことでした。高校2年になると、国公立・私大理系/私大文系/松蔭・芸術の3つのコースに分かれるということでした。美術や音楽といった芸術分野に進む生徒が比較的多いのも本校の特色だそうです。おそらく、そういったカリキュラムは公立の学校よりずっと多いでしょう、と仰っていました。


クラブで盛んなのはコーラスだそうで、最近もイタリア遠征をしたそうです。他に放送部も大きな成果を出しているということでした。以前はソフトテニスやダイビングが強かったそうですが、最近はアーチェリーや少林寺拳法が強いそうです。


国際交流については、中学でイギリス国教会の総本山であるカンタベリーへの語学研修へ行く生徒や、高校ではニュージーランドへの研修への希望者も多いということでした。また留学する生徒も多いそうです。1年間の留学の場合、学年はずらさず、皆と同じく進級できるとのことでした。                                     


女子校なので、生徒会も女子が運営するので、リーダーシップの取れる女生徒が育っているようです。生徒会・文化祭・体育祭なども、皆、生徒達が運営をし、それを先生方は助けるというスタンスをとっていらっしゃるそうです。                          制服が目立つため、ときどき派手な生徒について、同窓会の方から苦情がきたりもしますが、制服の丈をミニにするような生徒は居ないということです。                                                                                                   PTA活動は盛んで、親子ともが松蔭という方も多く、非常に愛校心の強い学校だと伺いました。


先生は校内も案内してくださいました。廊下はゆったりと広く取られています。靴を履き替えたりはしないのですが、床は大変きれいに磨かれていました。多くの壁に生徒達の描いた絵がかかっています。小磯良平はこの学校の美術講師だったそうですし、今も松蔭女子学院大学にデザインという学部があるように、絵画を好む生徒は多いようです。                                                                     図書館には司書の先生がいらっしゃり、生徒達がそこで授業のリサーチをしている様子が見受けられました。面白そうな本が入り口に、興味を引くような文章で紹介され置かれていました。また絵本が大変沢山あるのが分かりました。松蔭の大学に保育といった学部があり、また生徒達はボランティアで保育園に行ったりするので、とても興味を持つのだろうと思いました。                                        進路指導室という大きなお部屋もありました。他大学へ進学する生徒達の参考になるように、いろいろな本が置かれているのが見えました。部屋の入り口には、他大学へ進学した先輩達が説明をしにくる日が、カレンダーにして掲示されており、生徒達は話が聞けるようです。とても良い制度だと思いました。                                 体育館も拝見しました。震災後に建てられた体育館は、天井から自然光が入り、省エネルギーの造りになっていました。他にも壁一面に鏡がついて、バーもある広いダンス室が二つもあります。さすが、女子校ですね。最近はヒップホップも流行っていて、女子にはダンスは大変人気がありますから、授業だけでなく、クラブ活動などにも利用されるのでしょう。                                                  教会は小さな礼拝堂と、講堂を兼ねた広い教会があります。ゆったりとした椅子が備え付けられていました。学校では週1回の礼拝があるそうです。電子パイプオルガンもありましたが、それは同窓会の寄附だということでした。                           和室もあるそうで、そこでは礼法といった古来のマナー教室が年8回、開かれているそうです。それは私も習いたいかも、と思いました。 


校長先生に校内を御案内いただいている途中、数人の生徒さんに出会いましたが、皆さん、にっこりと挨拶していただきました。校長先生に対しても、親近感を抱いている様子なのが窺えました。


校長先生の御礼を申し上げた後、オープンハートというモットーがぴったりの学校だなあ、と思いつつ学校を後にして青谷の坂を下って行きました。

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