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大阪インターナショナルスクール & 千里国際学園中等部・高等部 訪問記

千里国際 玄関 

6月11日に千里国際学園 中等部・高等部の今年度第一回目の学校説明会がありました。千里国際学園(SIS)と併設する大阪インターナショナルスクール(OIS)のそれぞれの入学担当の先生にお時間をいただき、個別にお話をうかがいました。

一つの敷地に異なるシステムの二つの学校が共存するのは、全国でも他に類を見ないユニークな学校です。「Two Schools Together」という精神に基づき、学園祭、運動会、生徒会、クラブ活動などを共校で活動し、授業でも共通クラスがあります。多様性のある学校社会で、お互いを尊重することは両方の学校の子どもたちにとって大きな刺激となっているようです。今回訪問したのは、平日に開かれた千里国際学園の学校説明会、通常の授業の様子を見学することができました。


大阪インターナショナルスクール(以下OIS)は、日本では幼稚園から高校まで国際バカロレア(以下IB)プログラムの学校で、30以上の国籍の子どもたちが学んでいます。国際バカロレアといわれてもピンと来ない方が多いと思いますが、簡単にいえば、個別の国のシステムに依らない、国際的な大学入学資格です。スイスに本部がある国際バカロレア機構の定めるプログラムに従って学習を進め、最後にディプロマを取得することを目指すもの。知識の詰め込みではなく、広い視野を持ち、自分で積極的に学ぶ学習です。世界中の多くのインターナショナルスクールでIBディプロマコースを採用していますが、OISは幼稚園から高校までのIBプログラム一貫校です。

1つのクラスサイズは、中学以上では最大で25人程度。授業は英語で行われ、日本語の授業もありますが、英語以外の外国語を取る必要があります。科学や数学などに加え、社会奉仕活動もプログラムに含まれています。OISでは、カンボジアへ学校を建てる資金を提供し、運営サポートするプロジェクトをサポートしており、修学旅行でカンボジアを訪問しています。音楽、美術、体育の授業は同じ敷地内にある千里国際学園の学生の共同授業になります。

学年の編成は、小学校に相当するプライマリースクールがGrade1-5、中学校から高校に相当するミドル・ハイスクールはGrade6-10、最後の頑張りのディプロマコースがGrade11-12という編成になっています。イギリスでYear6を終了されたお子さんの場合は、Grade6に編入となります。

このIBディプロマを取るのはかなりハードワーク。多くの本を読み、エッセイを書き、リサーチして期日までにレポートにまとめたり、効果的なプレゼンをするといったことに最後の2年は追われますが、大きな達成感を得ることもできるようです。このような学習が本当の大学教育のための準備なのでしょうね。

OISではアメリカやカナダ、イギリスなどの海外の大学へ進学する学生が多いそうですが、最近では日本でもIBを認定する大学が増え、上智や慶応、早稲田などの私立大学へ進学するケースもあるそうです。ただ、他のインターナショナルスクール同様、OISでも日本人の入学は、外国人に次いでの優先順位となります。日本人が入学する場合には、英語のテストもあります。

インターナショナルスクールに通っても日本の学校行事も味わえるというのは、ユニークな学園生活を送ることができるでしょうね。リーダーシップを取りたい人にも良いかもしれません。


千里国際学園 中等部・高等部(以下SIS)では、入学担当の先生が熱く語ってくださいました。

SISには日本の学校から入学した人や海外からの帰国生、また外国人も共に学んでいます。学内の公用語は英語と日本語です。英語の授業は4つのレベルに別れ、一番難しいレベルでは、OISの生徒と共に学びます。見学させていただいた英語の授業では、先生も、学生も堂々と自信に満ちた姿勢で話しているのが印象的でした。

高校になると卒業に必要な単位は、何を履修するか自分で計画を立てて時間割を作ります。SISでは、学期完結制というシステムを取っており、それぞれの科目は1つの学期で履修を終えます。例えば数学1ならαとβに分けられており、それぞれを1学期で履修します。仮に途中で留学しても、またスムーズに復帰できるシステムです。また、SISには定期試験期間がありません。レポートにまとめたり、プレゼンテーションをする学習が多く、また科目ごとの小テストなども評価の対象となるので、あえて全校で試験期間とする必要がないためです。

SISが本当にユニークなのは、その進路指導かもしれません。SISの学習は文部科学省の学習指導要領がベースになっていますので、日本の大学を受験する進路指導が中心になります。進路指導では、まず学生に「将来何をしたいか」を考えさせます。やりたい勉強や専門分野が決まってくると、そのエキスパートに会いに行ったり、学びたい学科へ自分で直接質問を投げかけたりするようなアドバイスもするそうです。決して無難に合格できる大学や、偏差値の高い名門大学への進学を目指すのではなく、将来にわたり「生きる力」を探求する進路指導です。

入試は、帰国生など多様な入学希望者のバックグラウンドに合わせて、1年間に何度も実施しています。作文ではただ文章テクニックを磨くのではなく、感性のアンテナを伸ばしている事が重要なようです。受験生は3年分の成績書を準備する必要があることから、学校が生徒とじっくり向かい合う姿勢がわかります。

SISの修学旅行は、学生たちがテーマや行き先も決めるという学生主導型。先生方はアドバイザーとして、生徒たちの行方を見守ります。


SIS、OISが一緒に行っているクラブ活動は、高体連に入っていません。しかし東アジア地域のインターナショナルスクールと試合を行うことが多く、試合で互いの国を行き来して、生徒の家にホームステイをすることもあるそうです。試合に加えて、交流の楽しさも期待できますね。

SIS、OIS間での転校が可能かは、まだ日本か海外か進路が確定していないお子さんに取っては、気になるところ。OISからSIS、またその逆の転校も可能ではありますが、当然それぞれの入学基準に達していることが必要。同じ学校内とはいえ、転校すると慣れるのにロスする時間もありますから、できるだけ入学時に方針を固めておいた方が良さそうです。

すでに公表されているとおり、2010年4月にSISとOISは関西学院に統合されます。統合後もSIS、OIS共に今までの教育方針で運営されることになっています。今後の変化にも注目したいところです。


千里国際学園、大阪インターナショナルスクール:
http://www.senri.ed.jp/site/

国際バカロレア機構
http://www.ibo.org/

                         2009年 6月 HI

以下は追記(オマケ)です。

にっこりママからの追記です。

当日は北千里駅から歩いて行きました。大人の足で20分程度です。公園の中を突っ切って参りますのでので、子どもさん一人で歩くには不向きかと思いますが、保護者会などに行く時には便利ではないかしら、と思います。インターの小学生のお子さんは、阪急箕面・北千里・JR茨木・芦屋駅から有料スクールバスもよく利用なさるそうです。一緒に行った方のお話では、JR芦屋駅の少し北に、早朝にバスが来ると話していらっしゃいました。

公園へ斜めに入る   斜めに千里国際のある方向へ。 千里国際 遠望

公園へ斜めに       千里国際側へ斜めに                                                                                           

中学3年以上には寮があります。寮のサイトはこちらです↓ http://yayoi.senri.ed.jp/departments/ITGS/Dorm/japanese/index.html

大学の進路についてですが、推薦やAOで通る生徒が非常に多いと話されていました。AO入試で通る生徒は一般入試でも通る力を持った生徒達だそうです。

心のケアについて、SISには常勤の先生一人、非常勤の先生が一人いらっしゃいます。またOISにも先生がいらっしゃり、別にガイダンス・カウンセラーの先生もいらっしゃるそうです。

特筆すべきは、昨年から始まった国際生入試というものです。保護者が外国出身、生徒自身が外国籍である生徒のほか、帰国児童で3年を過ぎた場合でも受験できるそうです。詳しくは学校にお問い合わせくださいませ。

以下は昨年度のエデュケーション・エキスポでの展示です。

展示 エキスポ展示  展示

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2009/10/19(Mon) 00:57 |  |  | 【編集
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