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市川力先生 「探究する力」出版講演会

千里国際学園の前校長の大迫先生達がお作りなった「知の探究社」から出ました本「探究する力」著者の市川力先生の講演会に、昨日行って参りました。http://www.tankyu.org/


まず大迫先生からのご挨拶があり、大学入試というモチベーションが深く刷り込まれた現在の日本の教育状況に一石を投じる「探究型学び」という思想を、今日の講演会で持ち帰って貰いたいとお話されました。

市川先生はまず自己紹介をなさいました。教育界に入るにあたって、学校というところではなく、もっと自由である塾という世界に入り、またアメリカに行くということに魅力を感じて、シカゴの塾で教鞭を執られたそうです。もともとの専門は国語です。

現地校に通う生徒達に教えているうちに、現地校で行われているプロジェクト型の教育に非常に興味を持たれました。また「英語力」ではなく、真の意味での「力」をつけることが子ども達に必要だとも感じていらっしゃいました。

そして帰国なさり、あるご縁で「東京コミュニティスクール」を運営されることになり、現在そこで探究型の教育を実践されています。http://tokyocs.org/

昔は学校の外には遊びがありましたが、現在ではそれが失われてしまっています。ですので、スクールの中では体を使っての探究が行われます。                                       また真の探究のためには発見(discover)→追究(research)→発見→探究・・・・というサイクルが繰り返されることが大切で、一発やっておしまいということではいけない、と説かれます。イチローも何度やっても新しい発見があり精進している、そういったことこそ大切だということです。

じわじわと面白みを感じるもの、そして①子ども達の生活に関連する②子ども達の今後の人生に深く関わる③社会的に意義がある取り組み甲斐のあるテーマが必要です。

なかなか火が付かない子ども達の気持ちに火を付けるための教師の力量が要るのですが、それには「そこで終わり」となってしまうキラーパス的な教師の発言は慎重にすることが大切だそうです。うまく生徒達のパスを繋いでいくような、内容が深まっていくような教師の発言によって、生徒達自身が素晴らしい境地に進んでいくようです。そのために教師はプロジェクトの展望を俯瞰的に描いて精一杯の準備をしておくことが不可欠だそうです。生徒は教師を見抜いてしまうのです。                                

(キラーパスについて、市川先生からメールをいただきました。「『キラーパスをどこで出すか、そのタイミング が探究を促す話し合いになるかならないかの鍵を握る』ということです。
大人はどうしても これだけいい質問をしたのになんで反応しないのだ? と思ってしまいますが、 どんなにいい質問でも「タイミング」が合って いなくてはダメ。ではいつがそのタイミングか? それを見極めるのが探究型教師の腕の見せ所 ということです。」 探究型教師になるには鋭い感性も必要ですねぇ)

詳しくは本をお読みになってくださいね。ですが講演では、本で読む以上に市川先生の柔らかい姿勢が印象的でした。主義主張に凝り固まった姿勢ではなく、柔軟なものの考え方を感じます。また謙虚で温かなお人柄を感じて、子ども達が「おっちゃん」と慕っているのがよく理解できました。

最後には質疑応答の時間も取られていて、私も一人の母親として質問をさせていただきました。素晴らしい探究型の授業ですが、小学校だけしかなく、今後、子ども達はどういう学校を選択していかれるのでしょうか、という疑問でした。先生のお答えは、まだ子ども達がどういうふうに成長していくかは未知だけれど、こういった実感を通した学びはきっと子ども達の中に根付いているだろうということで、卒業生の中には普通に中学受験をした子どもも居るけれど、子どもは決してヤワではなくしたたかな面も持っているので、割り切って生きてもいけるものだということでした。確かに、その通りだと思います。我が家の子ども達を見ていても、決して日本の学校の現状を全面肯定はしてはいませんでしたけれど、自分は自分の芽を大切にして、大学になった時に自ら探究型のリサーチをしていったように思います。

探究型の学びは、家庭の中でも少しは出来る可能性もあるように感じます。親がキラーパス的発言の出し方に気を付け、うまく探究させる可能性も無くはないことでしょう。

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なお会場で、「知の探究社」の設立メンバーである炭谷先生が運営なさっているラーンネット・グローバルスクール(神戸市)のパンフレットもありました。東灘区岡本で5月23日(土)から4回の「大人のためのモンテッソーリ教室」も開かれています(http://www.l-net.com/2009/03/post_70.html#more

また千里国際学園のすぐ近くにできた「箕面こどもの森学園」のパンフレットもありました。6月20日(土)には「ロハスinこどもの森」という催しをなさいます。木工教室やバザーもあって、とても楽しそうな催しです。行ってみられてはいかがでしょう。

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アメリカでのサマーキャンプ (対象:小4~中3程度のお子さん、英語教育関係者)

親しくさせていただいており信頼できるNPO法人が、アメリカでのサマーキャンプを企画されています。受け入れ先は空軍士官学校で、これも非常に信頼できます。場所はコロラド州コロラドスプリングスで、アメリカ国内からの現地参加は600ドルとなっています。特に渡航後、日が浅い子どもさんにとっては、日本語を学ぶ学生さんもいらっしゃいますから、とても良い交流になることでしょう。また滞在年数がある程度長い方にとっても、こういった場所を訪れる機会は滅多にないことと思います。

内容                                                                             1.ESL(English as a Second Language)教師による、コミュニケーションとしての体験型英語の授業
2.日本語を学んでいる米国空軍士官学校の学生による、遊びを通しての英語体験やスポーツ、アウトドア活動指導
3.全日程ホームステイでアメリカの生活を体験
4.米国空軍士官学校敷地内でのキャンプ
5.アメリカの子どもたちとの交流

期日:2009年7月28日(火)~8月6日(木)10日間

場所:アメリカ合衆国コロラド州コロラド・スプリングス市http://www.experiencecoloradosprings.com/  米国空軍士官学校

参加者:1.小学校4年生~中学校3年生(目安として)
  2.小・中学校教師、塾教師、英語教育に興味を持っている方

参加費用:一人当たり230,000円
プラス 燃油サーチャージ、空港使用料、税金(約50,000円 2008年度)
(参加費用に含まれるもの:成田からの国際航空運賃、米国国内移動費、授業料、宿泊費、食費、 観光、施設使用料)                                                     アメリカ国内からの参加(現地集合解散) 600ドル
 

募集人数:50人
締切:2009年4月30日 (まだ大丈夫とのことです)
問い合わせ申し込み
第1回世界子どもコミュニケーション・サマー・キャンプ日本事務局
NPO法人 スターティング・プレース
E-mail: info@startingpace.jp Tel: 090-4542‐9554 (高橋)

米国空軍士官学校について United States Air Force Academy
米国空軍士官学校は、米国空軍の士官養成校です。この学校(大学)に入学するには、国会議員2名の推薦状が必要で、人格、成績、運動すべてに優秀であることが要求されます。学生は、カデットと呼ばれ、すでに、士官候補生として国家公務員の立場にあります。空軍士官学校において日本語は戦略言語のひとつで、約300人の学生が学習しています。

小中学生のためのネット・コンテンツ 「あしたね」

「あしたね」というサイトをご紹介いたします。現在のところ、4つのコンテンツから成っています。①仕事に関するもの ②教科に関連した4択クイズ ③俳句作品など投稿サイト ④歴史を調べる年表 というふうに分かれています。http://www.ashitane.net/about.html

①の仕事人のページを見てみました。http://j.ashitane.net/ いろいろな仕事をする人にインタビューが行われています。既に100人以上の人達にインタビューが行われました。ぜひご覧になってくださいね。

なお、運営会社のページを見ていますと、インターンスタッフや取材スタッフについてはメールや電話でお問い合わせください、と書かれていましたよ。興味のある方は聞いてみられてもいいかもしれませんね。(こちらは大学生以上だと思いますが)392

米私大 大量破綻の兆し

現在、日本でも大学経営状況の厳しさがたびたびネット記事に出ています。特に地方の中小私立大学は大変なようです。また都会でも関学と聖和大学、慶応と共立薬科大学、上智大と聖母大学といった、企業のM&Aにも似た合併も始まっています。少子化が進む日本は実はアメリカ以上に危機が迫っているのかもしれません。

一方、アメリカの現状ですが、大学によっては経営が厳しくなっているようです。不況で就職できずに大学へ戻るといった状況もあるのですが、学費の安い大学を選ぶ傾向があり、私立大学の中には破綻が近づいているところもあるとのことです。http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200905110027a.nwc(以下、一部抜粋)

世界的な経済不況を受け、米国の私立大学で学生の争奪戦が熾烈(しれつ)化している。教育ローンの貸し渋りなどを背景に公立校に学生が流れ、好況期の設備投資が経営を圧迫する。今後、合併などの動きも出そうだ。

知名度が低く、魅力的なプログラムを持たない私立大学ほど打撃は大きい。多くが校舎建設などで抱えた債務に苦しんでいる。寄付金収入も激減し、学生集めにどこも必死だ。

生き残りの方法として、規模の大きな大学との合併、営利を目的とする組織への身売り、一流大学が実施しない職業訓練プログラムの提供など・・・。

 「知名度が低く、規模の小さな大学の経営は授業料頼みになっている。従って十分な学生数を確保できないと、財務状況は大幅に悪化する」

全米678大学の財務状況を分析。うち207大学が長期の運営に耐えられるほどの資本を保有していないという。「今年中に市場が正常化すれば、多くは生き残ることができるだろう。しかし来年以降も不況が続けば、経営危機に陥る大学の数は10倍になる」