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ゆとり教育がもたらす弊害 -渡航してー

今日はアメリカで長く海外子女教育に携わっていらっしゃる先生にお話を伺ってまいりました。

海外渡航前にしておくと良い準備に、日本の算数を前倒しでやっておく、ということをおっしゃっていました。渡航して言葉が十分できなくても理解できるものに、算数や数学といったものがあります。ちょっと前の日本人の子どもはこういった科目で、渡航後すぐに認められることが多かったそうです。ところが、現在は日本のゆとり教育のあおりを受け、その上、アメリカでは学力向上・試験重視の教育政策がとられていることもあって、日本の算数・数学教育のほうが進度が遅くなっているそうです。

日本ではさして算数・数学が得意ということではなくても、海外では計算の正確さや早さなども含めて、かなり高く評価されることがあります。スポーツや音楽で頭角を現すという方法も考えられますが、算数・数学も確かに自信に繋がり易い科目なのでしょう。(言い換えれば、帰国後は計算力で見劣る可能性もありますので、ご注意!)

なお、まもなく新しい学習指導要領での授業が始まります。となると、再び日本人の子どもは算数・数学で認められるようになるのかもしれませんね。

新しい学習指導要領について、以下のサイトに増加授業時間数が書かれています。算数・数学や理科の時間がかなり増えます。 実施スケジュールについても記載されています。http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/education/#infoHeader2

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ネット雑誌から  -お受験パパなど教育関係ー

ネットを見ていたら、ちょっと面白い記事がありました。お受験パパの教育情報収集ぶりが、ちょっと笑える筆致で書かれています。情報だけを集めても、我が子への本当の意味での教育観が無くて、伝えるべきものを伝えていないお父さん像です。

http://diamond.jp/series/ikeuchi/10008/

次に、「結局、大事なのはきちんとした生活なんだよ」という記事です。

http://diamond.jp/series/diabooks/10034/

 

EU、2012年までに白熱灯の販売廃止。

欧米に住むと、夜の室内は煌々とした蛍光灯ではなく、スポット的な白熱灯を多用して、闇の効用を生かした照明で、落ち着いた趣きがあります。 電球

ところがヨーロッパでは、どうやらそれも少し変わるかもしれません。環境に留意して、白熱灯の販売を2012年までに廃止するそうです。もちろん日本のように部屋全体を天井の蛍光灯だけで照らし出すということはないかもしれませんが。 http://www.usfl.com/Daily/News/08/12/1208_017.asp?id=66073

 

 

学年を落とせるの?

ヨーロッパの国々では、学年を落として入学させたり、また同じ学年を二度やることも、わりあい普通に行われています。 私の知っている人の場合、渡航して現地校に編入する際に2学年下げて、編入を許可してもらわれました。滞在年数が長いだろうという予測もおありだったようです。もともと優秀なお子さんだったので、現地語をかなりマスターされた時点で2学年の飛び級で、元の学年に戻られ、日本の帰国枠入試で難関大学に入られました。

さて、今日、海外からのお尋ねがあり、日本の当該の市教育委員会にお尋ねをしてみました。現地校育ちであり、またごく軽い障害の可能性もあって、できれば1学年下げたいという、父兄の御意向だったのです。市教育委員会のお答は、「1学年下げることは可能ですが、その後もずっと下がったままで、元に戻れることはありません」ということでした。「または年齢相当の学年のクラスに在籍しながら、下の学年の授業を受けるということも、校長の判断で可能です」ということでした。

あまり学年を下げる人が居ない中で1年下げるというのも、ちょっと大変かもしれませんね。また年齢相当の学級に在籍しながら、下の学年の授業を受けるというのは、子どもさんにしたらもっと精神的に大変かもしれません。 なんでも一律で動くことの多い日本では、いろいろしんどいこともありますね。

さて、日本人学校はどうでしょうか。これは校長と学校運営委員会(理事会)の判断によるそうです。とりわけ学校運営委員会の判断が大きいように伺っています。それでも方法は無いわけではありません。方法につきましては、ピアーズまでお問い合わせくださいね。