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帰国子女と帰国後の葛藤  ~あるメルマガより~

私が取っていますメルマガの今日の記事は、帰国子女の苦しさについて書かれていました。そのことについて、今日は皆様と一緒に考えてみることができればと思います。

まず書き出しは、長く海外の現地校で育った知人の知人の子どもさんが、日本の大学入学後に自殺した、という話で始まりました。 その原因をメルマガ作者が知っているわけではありません。 ですが、作者はカルチャーショックも一因ではなかったか、と推察しています。 日本語の文章が満足に書けなかったと聞いたのも、そう推察した理由です。 (日本語作文が不自由でも入れてくれる大学は、そう多くはありませんし、その場合はケアをしてくれるところもありますので、そういうところを探した方が良いかもしれません。)

作者は、日本のルールが彼が生まれ育った地とは全く違っていることに、苦痛を感じたからではないか、と考えました。というのは、作者自身が日本の高校を出た後、海外の大学に進学し、帰国して日本の会社に入った時、入社研修で皆の前での発表を求める講師に応えて、手を挙げて発表した時の経験を思い出したからです。発表を終えて席に戻ると、周囲の雰囲気が変わっていたとか。 発表後の検証では、周囲に当てこすりめいたことを言う人も現れ、日本のルールを思い出したそうです。「出る杭は打たれる」。高校まで日本で育った作者は、すぐに切り替えることができました。

作者は「出る杭は打たれる」を決して悪いことだとは考えていません。それは、周囲に配慮をする、という日本式のルールであり、そのことには欠点もあれば長所もあると考えています。サッカー場でラグビーのルールでボールを持って走らないのと同じこと、と書いています。

そういった日本のルールを身につけさせるために、海外生まれの自分の子ども達は日本人学校にやらせている、とのこと。インターにやらせる、などとは考えたこともない、と言い切っています。 英語は大きくなってからでも身につけられるし、日本人式発音でも中身さえしっかりしていれば、海外では通じる。でも、見た目も喋り方も日本人でありながら、日本のルールを知らないままでは、日本人としては苦労するに決まっているから、ということです。 もし、日本人学校の無い地域に赴任するようなことがあれば、できるだけ日本の教育や日本の社会に触れる機会を作るだろう、と述べています。

メルマガ作者が言うには、「まずは日本人としてのルールを先に会得させておくこと」。そうすれば、外国のルールを学ぶこともできる。そして同時に、「日本のルールをネガティブに捉えないこと」とも書いています。サッカーもラグビーも楽しんで欲しい、というのがメルマガ作者の子ども達への願いだということです。

皆様は、どのように考えられますか。 与えられた子どもの運命の中で、どのような生き方をさせてやりたい、とお考えですか。そして、それをどのように支援なさいますか。 

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海外子女教育振興財団、近畿6府県教育委員会と情報交換会を持たれたそうです。

月刊「海外子女教育」11月号の「お知らせ」コーナーに、今年8月25日に海外子女教育振興財団が滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県の教育委員会と、公立高校における帰国子女の入学試験や編入などを含めた受け入れ状況についての情報交換会を行った、というニュースが載っていました。

財団のこういった活動はとても有り難いな、と思います。                                       各府県で受け入れ方法がかなり違っていて、すぐ近くにお住まいであっても隣県だと、受け入れ状況が異なっていることがずっと気になっていました。海外滞在年数、帰国後の年数などの資格要件の他、受け入れ校の数と内容なども異なっています。もちろん教育委員会がそれぞれの府県の状況に合わせて決定されていることだと思いますが、今まで以上に財団が教育委員会と密に情報交換をしていただくことで、より帰国生徒に適切な配慮がされていくのでは、と期待しています。                               不況の足音が聞こえる今、帰国生徒を受け入れてくださる公立高校の存在は多くの家庭にとって、大いに助けになることでしょう。

また、今後は首都圏、中京圏、近畿だけでなく、帰国子女の居る他の地域の県の教育委員会とも情報交換していただけたらいいな、と思います。地方では私学の数も多くはないので、公立高校の果たす役割は大きいと思います。

また、公立小学校・中学校が帰国生徒への文部科学省の支援が少なくなってきている現在、帰国児童の多い地域の各市教育委員会とも、なんらかの情報交換会をしていただけたら有り難いなぁ、とどんどん注文はエスカレートしてしまいます・・・。 首都圏では市の裁量、学校の裁量で手厚い受け入れをしていらっしゃるところもある、と聞くと、各市の教育委員会の理解が深まることを願わずにはいられません。421