正門には警備員の方が常駐されています。社会不安で事件が続く昨今、お子様を安全に通わせることができるというこの環境はとても安心ではないでしょうか。来校者にはストラップカードが配布されて入校許可を頂き、受付へと進ませていただきました。
応接室に案内していただき、ソファーに座って待っておりますと、中学高等学校の教頭先生がすぐにお部屋に入ってこられました。
それから教頭先生が持参なされた学校のパンフレットを見ながら小林聖心に関するご説明とまたピアーズ@関西からの質問にも丁寧に答えていただきました。以下、内容を挙げます。
<教育理念・方針>
”聖心は、イエスの聖心(みこころ)に結ばれた一つの家庭です”は、聖心で過ごす児童・生徒、教職員が大切にしている言葉です。お互いを大切にする信頼関係のうちに、日々の学校生活が営まれていきます。
そうした中で、教育の方針として、次の3つの柱が大事にされています。
1.魂を育てる
2.知性を磨く
3.実行力を養う
キリストの価値観に基づき、日々の教育活動、人間関係を通して、自己を高め、心豊かに育ってほしいという気持ちと、知性を磨き、実行力を養っていくことで、社会に貢献していける女性になってほしいという願いが込められています。
Big You, Small i という初代院長マザーマイヤーのお言葉も大切にされています。とかく、自分のことばかりを主張しがちな現代にあって、ちょっと自分を抑え、他の人に心を向ける謙虚な姿勢を持つことの大切さを表しています。
<帰国生入試・受け入れ体制>
基本的に聖心では異文化体験をされた人を積極的に受け入れる体制が取られています。多いときで20名の帰国子女の方が学校におられる時もあるとお聞きいたしました。
帰国子女の方々をできるだけ受け入れていこうとする体制がとられていますが、編入に関しては学年に人数枠があることもあって、必ずしも全員という訳にはいかない時もあります。
新中一帰国生入試では毎年5人の定員があります。算数(四則計算はちゃんと身につけているかどうかなどをチェックされるそうです)国語の基礎的な学力テストと作文、これは原稿用紙2枚くらいの長さで、滞在していた国の思い出やお友達との思い出などを題材に書いたりします。日本語、英語、どちらでも書きやすい方で良いそうです。年度が始まってからの編転入試の際には作文の代わりに科目として英語のテストがあり、また別にスピーキングとヒアリングが5分ほど行われています。これら全般の帰国入試を受ける前に校長先生との面接が事前に組み込まれています。そこで学校の方針を理解していただいてから受験されるようにと常に説明されているそうです。
また、中高等学校に限らず、小学校も帰国子女入試が実施されています。
阪神間の数少ない帰国子女受け入れ校として、また上品な伝統校としての人気を誇っておられます。
小学校の編入試験では算数国語の基礎的なテストと作文、そして親子面接が行われます。
*帰国子女入試の詳細につきましてはリニューアルされ、とても充実しているホームページをごらんくださるか学校へお問い合わせくださるよう、お願いします。また学校見学などされてもいいでしょう。
受け入れ後は混入方式ではありますが、生徒に補習の必要性が感じられると、お昼休みなどを利用して各教科の担任の先生方が個々の例に合わせて対応されたりしておられます。そういう面においても行き届いており、日本での学校生活を始められるにはとても良い学校であるといえるのではないでしょうか。
<語学教育>
シスター宇野校長先生がニューズウイークの対談でおっしゃられていましたが、真の国際人となるために聖心では国語と英語にとても力を注がれているそうです。
英語教育に関しては現在ネイティブの先生が6人いらっしゃるそうです。
レポートやプレゼンなどの機会が数多くあり、また作文コンクールや英語スピーチコンテストなどにもチャレンジして、多くの生徒達が賞に輝かれています。
英語の教科書は新版のプログレス21を用いています。旧プログレスよりも英語の文法だけでなく総合力が身に付くように配慮されています。
アメリカでのサブジェクトとしてのlanguageと似た教育方法だと想像します。
それにより、英会話力などもどんどん伸長していけるのではないかと期待できます。特に帰国子女の方々には聖心に入学されることによって、今まで異国で培ってきた英語力を維持し、より高めていくことが可能となるメリットを感じます。
図書館に並ぶ様々な英語の本