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聖母被昇天中学校・高等学校を訪問いたしました。
御依頼があり、聖母被昇天中学校・高等学校を訪問いたしました。                       学校のサイト     募集要項のページ                  
チャペルの塔チャペルの塔 校舎(運動場から)校舎(運動場から)
 
学校への通学路
聖母被昇天中学・高校へは阪急箕面から徒歩、千里中央からバス、北千里からスクールバスという方法で行くことができます。私は行きは阪急箕面を、帰りは千里中央を経由しました。
先生にお伺いいたしますと、阪急箕面からの通学路はバスが通る道ではなく住宅街を通ることになっているそうです。生徒の安全を考えてのことだそうです。その道は箕面駅から少し北側の交番のところを右折します。そこから東へ進み、ドライブウェイを渡り、そのまま東へ歩きます。箕面北小学校の南側を通り、聖母被昇天の修道院の前を通り過ぎ、なお東へ行った後に、北方向(山手)へ登ります。すると学校の建物が見えます。徒歩15分から、人によっては20分というところでしょうか。
千里中央からのバスは、学校の南側の道にある第二中口バス停に停まるものと、学校前の山手の道にある如意谷住宅前バス停に停まるものの二つがあります。帰りの場合も、バス到着予定時間を見計らって、どちらかのバス停を利用します。千里中央までバスで15分程度だったと思います。
校舎北側の道校舎北側の道 
 
きめ細やかで温かな指導
学校入口は北側にあり、緑豊かな山がすぐ迫っています。鶯の鳴き声が聞こえました。入口で名前を書き込んでセキュリティのカードをいただきますと、すぐに応接室にご案内いただきました。
この学校の何よりの特徴は少人数教育によるきめ細かさと、宗教に基づく温かさと穏やかさに満ちた教育のように思われます。中・高とも一学年80人となっており、40人ずつの2クラスです。小学校からは一学年40人が上がってきます。先生方はすべての生徒の名前や個性をよくご存知でいらっしゃいます。子ども達一人一人を抱きしめるような気持ちで育てているとおっしゃっていました。愛をたっぷり受けて育った子ども達は、人を信頼する気持ちをしっかりと持っているそうです。個々の子ども達がこの世での使命を十分果たせるよう全精力を傾けて援助しています、とのことでした。例えば、それは大学進学の指導にも表れています。理系に進みたい生徒がいれば、2,3人のためでも授業を開講し、必要な生徒には放課後の個人指導もなさるそうです。すべての子どもの志向や個性を把握していらっしゃるので、希望を叶えることができるのでしょう。高校ではアドバンスとグローバルの2コースとなっていますが、選択授業によって個人の要望に応えているとのことでした。
大学の進学に関しては、生徒数に比べて数多くの推薦枠を持っていらっしゃいます。また芸術系の大学へ進む生徒もいれば国立大学へ進む生徒もいて、どの生徒にも進路に応じてできる限りのサポートをしているということでした。英語力のある生徒も多く、センター試験で満点を取る生徒もいるそうです。
 
クラブの加入
御依頼があったご質問の一つにクラブの加入率についてのお問い合わせもありました。概ね50%程ではないかということでした。というのは、かなり多くの生徒がバレエ、声楽・ピアノなどの音楽、さまざまなスポーツといったお稽古に励んでいるからだそうです。スポーツではオリンピック級の生徒もいて、そういった個性も大切になさっているようでした。
 
海外研修
海外研修ですが、パリ・ボルドーには今年は5人が参加しました。フィリピン研修は希望者が多く、選抜の上、8人程が参加します。現地に姉妹校があるので、充実した内容の研修となっており、交換留学生を迎えたりして深い友情が育まれているようでした。
 
校内見学
次に学校内を案内していただきました。
ゆったりとした通路のある職員室は、入りやすい雰囲気です。職員室の外には沢山のトロフィーが飾ってありました。英語に関するものや弁論大会、放送部の活躍などがありました。英語弁論大会での活躍は、どちらかというと附属小学校から上がってきた生徒に多いというお話でした。しかしながら、英語教育には中高でも大変力を入れていらっしゃり、1学年を3クラスに分けて授業が行われます。ちょうど中1の英語授業を見学させていただきましたが、20名に満たない少人数の授業でした。まだ入学して間もないクラスでしたが、進度は早いようです。1週間に2時間のネイティブによる指導を含めて、7時間の授業が行われます。
この学校の母体である聖母被昇天修道会はマザー・マリ・ウージェニーによりパリで創立されました。それもあって高校ではフランス語の授業も週2時間行われ、日常会話と基礎文法をスキットを通して学んでいくそうです。
また昨年度から、月1〜2回、6限目まである土曜講習がスタートしました。習熟度に応じたクラスとなっているそうで、基礎学力の定着を大切になさっています。同じく土曜には自習室も開かれ、監督の先生に、分からない問題をフォローしてもらったりもできるそうです。
 
さて玄関には、ずらっと靴箱が並んでいましたが、中学・高校を合わせてもこじんまりとしています。校舎も教室のある棟の1フロアに中学生全員、上のフロアには高校生全員の教室があるということで、本当に家族のような感じだろうなあと想像できました。2階フロアには、小さな丸い出窓のように張り出した部分に作り付けのベンチがしつらえてあり、生徒達の語らう姿が目に浮かびます。
和室もあって、文化祭ではお茶の接待などをなさるそうです。陶芸に使う窯もありました。また1階にはカウンセリングルームがあり、専門のカウンセラーさんが週1回、来て下さるそうです。他にも教育面談室というものもあって、親御さんからの相談に使われたり、生徒の進路指導に使われたりするお部屋もありました。
 
図書館も拝見しました。広い窓からは箕面の街並みが見下ろせます。親切な司書さん達がいらっしゃって、本は生徒の興味を引くように、また読みやすいように置かれてありました。沢山の本と広い机が、とても利用しやすいように感じます。作文コンクールの入賞者が多いそうですが、それは周囲から愛されているという感覚を持つ子ども達が、ありのままの感性をためらうことなく表現するからではないだろうか、と先生はおっしゃっていました。
図書館図書館 図書館の蔵書

コンピュータの部屋では二人の男性教員によるパワーポイントの授業を拝見しました。生徒数に比して十分な台数があるようです。教員は女性が全体の7割ほどだそうです。
運動場へ出る途中では、ちょうど体育の授業を終えた生徒達に出会いました。明るく素直そうな生徒さん達です。バドミントンを選択していると答えてくれました。
聖堂も拝見いたしました。静謐な雰囲気の中で、先生は「変化の多い時代ですが、この学校はずっとゆるがない信念を持ち続けていて、それを教員全体で共有しています」と話してくださいました。それが聖母被昇天(アサンプション)の信念であり、生徒一人一人の使命を果たす支援をしていくということなのだろう、と私には思われました。週1回は聖堂を訪問して朝のお祈りがあります。
聖堂聖堂 運動場運動場

その後は体育館を見学しました。壁に椅子が仕込まれていて、行事の際にはボタン一つでせり出して並ぶそうです。残念ながら当校にはプールは無いのですが、水泳の得意な子どもがいれば、その子が試合に出場できるような配慮もしてくださるとのことでした。本当に生徒の立場にたった面倒見の良さを感じます。
食堂も見せていただきましたが、ここで毎日パンを焼いていらっしゃるそうで、良い匂いが漂い、つい先生方も買ってしまうと笑っていらっしゃいました。45分7時限授業ですが、午前中に20分の休憩時間があるそうで、その時にお弁当を食べてしまう生徒もいるということです。
 
帰国生の試験
最後に帰国生徒の入学試験ですが、すべては面談から始まります。まず、先生方とよく話し合って、その後に受験となりますが、試験は一応、一般受験生徒と同じものを受けます。試験科目は中学では国語と算数です。面談ではこの学校をよく理解し、ここで学ぶ気持ちをしっかりと持っているか、また試験では一般受験生とともに学ぶことができるかどうかをご覧になるようです。
 
家族のような温かさを持った学校という印象を受けつつ、先生に校門までお送りいただき、バスの時間まで見ていただきました。本当にきめ細やかな親切な学校でした。
[2008/06/02 17:06 ] | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校(分類前の分) | コメント(0) | トラックバック(0)
文部科学省が支援 コミュニティスクール

コミュニティスクールというと、地域や保護者が手作りした学校というイメージがありますが、今日、取り上げます学校はそういったものとは少し違います。既存の公立学校をもっと地域に開かれたものにする、という目的で、地域の代表者達から成る「学校運営協議会」が学校運営に深く関わる学校です。文部科学省によって現在                                                  343校が指定されています。   jumee☆school1

文部科学省のサイトには以下のように書かれています。                                「平成16年9月から、新しい公立学校運営の仕組みとしコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)が導入されました。コミュニティ・スクールは、保護者や地域の皆さんの声を学校運営に直接反映させ、保護者・地域・学校・教育委員会が一体となってより良い学校を作り上げていくことを目指すものです。コミュニティ・スクールの設置については、保護者や地域の皆さんの意向やニーズを踏まえて、学校を設置する教育委員会が決定します。」

導入の趣旨について詳しく書かれた文部科学省のページはこちらです。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/community/04122701/004/002.htm#01

委嘱校の一覧(平成20年度)を貼り付けておきます。http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08051506/003/001.pdf

ご覧いただきますとお分かりになりますように、京都府とりわけ京都市に非常に多くなっています。とても興味深く思いました。

学校の具体的な取組みについて書かれているサイトはこちらです。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/community/002.htm                                      近畿地区の学校としては、平成17年度のところに京都市立御所南・高倉・新町小学校、京都御池中学校、平成19年度に京都市立嵯峨・新町小学校、洛西中学校が載っています。

[2008/06/02 10:19 ] | 教育情報(分類前の分も多数) | コメント(0) | トラックバック(0)
子どもの「うつ」

子どもの「うつ」に気付きましょう、という記事がありました。大人の「うつ」については、テレビで、「うつは誰にでも起こります。こういった状態が1か月続く時は受診をしましょう」といった公共広告のようなものが、少し前に集中的に流れていました。

子どもにも「うつ」というのはあります、といった記事もしばらく前に出ていましたが、まだまだ知られていないようです。

まじめな子どもが急に遅刻や早退を繰り返すようになった」「勉強に集中できなくなった」「友人関係でイライラするようになった」場合などがポイントだそうです。他にも                            ・学校へ行き渋るようになる
・頭痛、腹痛、微熱などが続くが、原因がはっきりしない
・眠れない、食欲がない
・涙もろくなり、自分を責めるようになる
・好きだったことが、楽しめなくなる                                                    といったことが2週間以上続くようなら、「うつ」を考えてもよいそうです。

学校の保健室、公的な保健センターや児童相談所、教育相談所。地域の小児科から小児心療内科への紹介もあるようです。また総合病院なら小児科から精神科などへの連絡がスムーズに行くことが多いとか。ある医師の意見に納得が行かない場合は、別の医師の意見(セカンドオピニオン)を求めることも検討しましょう。

家庭での対策としては、                                                    無理して子どもの気持ちを聞き出そうとせず、親が子どもの感情を理解し、回復を信じて接することが大切で、                                                              「子ども自身も自分の感情を理解する」                                      「回復の途中で無理をしないで、時間をかける」――ことなども心がけます。                 「子どもに無理な課題を与えず、友人とのつきあいを楽しんだり、手伝いなど様々な生活体験をさせたりする。こうしたことで、子どもが自信を持って自分の生活を選択していけるようになれば、長い目でみればうつを少しでも防ぐことにつながる」と記事に書かれてありました。http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/special/s_04/20050228tv01.htm

以上のようなことは、海外においても同様に考えておかれたら良いかと存じます。

「うつ」ではないかもしれないけれど、不登校などなんらかのサインが出ている時に、親がどう関わればよいかについて、カウンセリングをしてくださる方を存じています。いつでもお尋ねくださいませ。ローズ

[2008/06/02 09:06 ] | 教育情報(分類前の分も多数) | コメント(0) | トラックバック(0)
京都府久御山町で自治体主催の土曜塾

京都市伏見区、宇治市、八幡市、城陽市に囲まれた久御山町では唯一の町立中学校である久御山中学校で自治体主催の土曜塾が始まったそうです。

中学校は生徒数430人で初日は36人が受講。講師は有償ボランティアの大学生、元教諭ら16人で、生徒一人ひとりに熱心に指導。来年3月まで原則月2回、国語、数学、英語の3教科について開講されるということです。http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080601kk03.htm

東京都杉並区の和田中学校の夜スペについては、いろいろ思うところがありますが、こういった土曜塾については非常に良い試みのように感じます。和田中の激震は、公教育の一つのブレークスルーにはなりました。和田中のような吹きこぼれ(学力が特に優秀な生徒)への学習指導も含めて(その後、和田中では少し変わったようです)、これからもいろいろな試みがなされることを期待します。

 

[2008/06/02 08:44 ] | 教育情報(分類前の分も多数) | コメント(0) | トラックバック(0)
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