2008年02月15日 (金)
九州大法学部で2010年からAO入試を廃止するそうです。また筑波大学国際総合学類や一橋大学商学部では2009年から廃止します。
入学後の成績を見た場合、AO入試合格者の成績が必ずしも良くはなく、他の入試で入った生徒との個性の違いなどもさほど感じられなかったためのようです。煩雑な入試作業のわりにメリットが少ないということでしょう。今後、こういった動きが進んでいく可能性もあります。
朝日新聞の記事↓ http://www.asahi.com/life/update/0214/SEB200802140011.html 読売新聞の記事↓ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080214-OYT1T00330.htm
さて、つい最近、このブログを読んでくださった慶応SFCの大学生とメール交換をしたのですが、その学生さんはAO入試で合格。彼はAO入試で入った学生は積極的でモチベーションも高いと感じているそうです。
おそらく慶応SFCではAO入試で入った学生の数も多く、彼らがのびのびと個性を生かせる環境にあるのではないか、と思います。また大学の校風も、AO入試合格者に合っているように感じます。国公立ではいわゆる学力といった成績を重視するといったこともありますし、よほど本人の積極性が無いと、目立たない存在になってしまうのではないだろうか、というふうに思うのですが。
AO入試で入った学生さんたちの活躍が期待されます。その頑張りが、後輩を導いていくものとなるでしょう。
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