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画家、熊谷守一

今日、昼前にテレビをつけたら、ちょうどNHKで熊谷守一についてやっていました。「あの人に会いたい」という番組で、昔のNHKの映像をアーカイブとして残そうとした番組です。


昔、アサヒグラフで見た熊谷守一の絵が印象的で惹き込まれたことを思い出し、思わず番組に見入りました。http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070909/001/21-1120.html


彼の作品の単純でくっきりとした構成と色合いが素晴らしく、けれどその中になにか達観したものを感じていました。今日の放送で初めて知ったのですが (おそらくアサヒグラフにもそのような解説があったのでしょうが記憶にありません)、たくさん生んだ子どもを貧しさの中で次々と病気で無くしていたのです。それでも彼は絵を描いて稼ごうとするようなことはできない人でした。                                         子どもの死はたいへんに辛く、せめてこの世に子どもの姿を残したいと思わず亡き骸を絵に描こうとしたのですが、ふと気付いてそんな自分に嫌悪したことが番組で語られていました。(「陽の死んだ日」)。                                          女学生だった長女を結核で無くしたときのことは、それから十数年後に「ヤキバノカエリ」という絵に描かれています。家族3人だけがお骨の入った箱を抱えて歩いている姿ですが、白い箱が画面から浮き立って見えました。


猫の絵、昆虫の絵、花の絵など単純なフォルムに自然への愛情と、その愛情に基づいた観察を感じさせるものが数多くあります。飄々とした人間性が表れていて、昔、私は大いに惹き込まれたのでした。なんだか絵本の絵のような明快さでした。        http://www.kumagaimori.jp/mkf.htm                     http://www.oida-art.com/buy/artistwork/133_2.html                                    けれど、その境地にいたるまでには、彼の生き辛かった過去があったのだなあとネット検索していて、改めて感じた次第です。今でいうニートみたいな生き方だったのですねえ。けれど、それまで育った環境は、現代では考えられないような、特異なものだったのでした。http://www.ne.jp/asahi/kaze/kaze/silent.html


芸術家として素晴らしい作品を残してくれていることは、ほんとうに後世の人間にとっては喜ばしいことです。

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テーマ:絵画
ジャンル:学問・文化・芸術