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日本にヘルマンハープを初めて紹介した帰国ママ

ヘルマンハープ
ヘルマンハープ


ヘルマンハープを弾く梶原千里さん
ヘルマンハープを弾く梶原千里さん


梶原千里さんは結婚後、ご主人の駐在に同行されドイツ・スイス・オーストリアで通算10年を過ごされました。ご家族の介護の経験から、将来、ご自分の仕事として介護に関心を持っていらっしゃった千里さんは、旅先で福祉介護メッセを訪ねられたのです。そこで老婦人の「ちょっと、こちらへ来てごらんなさい。綺麗なのよ。すぐに弾けるのよ」という優しい呼びかけで、ヘルマンハープ前に立たれました。聴かせてもらったのは優しく心に沁み入る音色。それは20033のことでした


 


その後、またご家族のご病気などがあり、忙しさに紛れていらっしゃったのですが200310にご主人の帰任が決まりましたしかし子どもさんの卒業までの半間、千里さんは子どもさんと残留されることになり11月の終わりに、あの忘れがたい音色のヘルマンハープを帰国前に手に入れようとドイツに向かわれました。偶然、その翌日開かれたクリスマスミサのコンサートで見たヘルマンハープのアンサンブル。それは障害者・老若男女の健常者が入り混じったバリアフリーの素晴らしい演奏でした。そうなのです。ヘルマンハープはヘルマン・フィーさんが重いダウン症の息子さんのために考案した楽器でした。千里さんは心を打たれて、これを日本に紹介することが私の使命だ、とお感じになりました。そして、その楽器のライセンスをヘルマンさんから得て、20046月に帰国されました。


 


そこから千里さんの八面六臂の奮闘が始まります。8つの分野(楽器、音楽療法など)の商標を取ったり、楽譜を整備したり、楽器に必要なさまざまな付属品を考案したり、演奏活動をしてくれる人を頼んだり、広報活動をしたり・・・。障害を持つ方や高齢の方への紹介には特に力を入れられました。そうするうちに、カルチャーセンターでは大変な人気講座になりました。私も演奏を聴かせていただき、またその場で演奏もさせていただきましたが、本当に魅力的な音色です!弦と本体の間に楽譜を挟み、楽譜に記された音符の位置にある弦を爪弾くだけで、ちゃんと曲が演奏できる簡単さです。また楽譜をずらすだけで移調ができてしまうので、自分の声の音程に合わせて歌いながらも弾ける楽器です。そして、また手作りの美しく優しい姿!千里さんが弾かれると、とても優雅です。


しかし、そうして次第にヘルマンハープが広まるにつれ、偽物を作ろうとする人が現れたり、千里さんが創り上げた苦労を考えることもなくドイツから楽器を横流ししようとする受講生が出てきたり、本来の千里さんの希望とかけ離れた状況も生じてきて、大変、心を痛められました。



しかし、今はご主人の協力も得て、ますます日本に広まっていっているそうです。とはいえ、まだご存知無い方もいらっしゃることでしょうどうぞ、ヘルマンハープ協会のホームページ(http://www.hermannharp.com/)を訪れてみてください。その魅力的な音色も聞けます。でも、実際に触ってみるのが一番ですし、繊細な音色はなかなか機械を通しては伝わらないかもしれません今年はヘルマンさんが考案されて、ちょうど20年になるそうで大きな演奏会が南ドイツで開かれるそうです南ドイツまでは行けないとしても、この素晴らしい楽器を一人でも多くの人に知ってもらうために、私も微力ながら何かできたらと思っています。サロンコンサートなどができたらいいですね。



海外で一つの大きなヘルマンハープという宝物、そして人との繋がりを得られた千里さん。そして、千里さんの活動によって、日本の音楽を愛する人々がバリアフリーでヘルマンハープに魅了されました。このブログを読んだ皆様も、それぞれの宝物を海外で、そして日本で見つけられますように・・・。

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テーマ:起業
ジャンル:就職・お仕事
同志社国際中・高校を訪問

JRの駅からの緩やかな上り坂
JRの駅からの緩やかな上り坂


パティオと校舎
パティオと校舎(正面1階は食堂)


海外からお問い合わせがありましたので、同志社国際中学校・高等学校を訪問してきました。関西で現地校やインターに通っていた子ども達が一番ソフトランディングできる中学・高校といえば、私立では同志社国際と千里国際だろうと思います。帰国子女受け入れを目的として開校された2校だからです。


同志社国際中・高校は田園地帯の中の丘陵地にあります。近鉄興戸駅からレンゲ畑を横に見ながら5分歩くとJR同志社前駅。そこから若木の街路樹が植わる緩やかな坂が始まります。10分程で学校に着くのですが、途中右手に同志社女子大の正門があり、真正面に同志社大学、その手前を左に曲がると国際中・高の正門です。私の行った時間は沢山の大学生が坂を歩いていました。


入ると右手が玄関で、真ん中にパティオがあり、そこにはテーブルと椅子が置かれていて寛げる雰囲気です。玄関を入ると右手に数々の賞状・トロフィーが飾ってありました。テニスやバスケットなどの運動系、演劇や語学、作文コンクールなど文化系のクラブや個人の活躍ぶりがわかります。応対してくださった先生は、とても明るく親切な方でした。説明してくださる先生は3人いらっしゃるそうで、訪問希望日・時間帯はいつでも大丈夫とのことでした。                                       まず、学校案内と募集要項を下さいました。来年用の募集要項は6月中旬~下旬にホームページでも見られるそうです。受験資格としては海外在住1年半以上で、この資格は厳格に守られます。その数え方は月単位だそうで、例えば31日現地到着でも、その月から数えてくださいますし、1日に現地出発でも、その月まで計算に入ります。


まず中学の入試のことを説明してくださいました。海外のインターや現地校から帰国してすぐ受験する場合、たとえ滞在期間が短くてもA入試(外・面・書)で受験するほうが良いでしょうということでした。B入試(4教科)は合格点は一般生より基準は下げてくださいますが、内容は同じものを受けますし、日本人学校出身者は一般生より高得点を取る人もいて、かなりハイレベルだからということでした(高校はB入試は3教科。一般生は5教科)。帰国後すぐに受験するほうが、帰国後、日本語も英語も勉強しなくてはならない人より、英作はラクかもしれませんね、ということでした。中学A入試・B入試とも過去問を下さり、英作については、5年分を下さいました(もし欲しい方はピアーズにご連絡ください。住所を教えてくださればお送りします)。英作はB4の用紙に罫線が引かれていて、行をあけないで400words以上で書くそうです。ただし、内容は思考力を感じさせるものでないと、単語数だけ足りていても仕方ないそうです。話題を深めたり、広げる力が必要です。面接は3人の先生としますが、緊張させないような心配りもされるそうで、思考力と人間性(優しさ)を見ているとのことでした。質問の意図を理解して的確に答えるコミュニケーション能力が大切なようです。具体例についても先生はお話くださいました。けれど服装は別に特に気にしなくてよいそうです。保護者同伴ですが、片親でも両親でもどちらでも構いませんとのことでした。                                   それと、もう一つ重要なことを追記します。(7月6日)もし入学試験に落ちても、編入試験を受けることは可能ですし、中学の編入試験に落ちても、資格を充たせば高校入試にチャレンジすることは可能です。実際にそれで合格なさった方も存じています。諦めないでくださいね。


入学後ですが、英語は中学では4つの習熟度別になっているそうで、また第二外国語も選択可能で(英語でもよい)、本当に力がつきそうでした。日本語の授業も、遅れている人には十分なケアをしてくださるそうです。日本語ができなければ合格できない、という噂が流れていますが、同志社国際については、それは全く心配なく、何語であれ思考力があると判断されれば、後は入学後に、必要なケアはされるそうです。(高校入試でも同じだそうです)


進学ですが、「外部も受けられますし、海外の大学も行けますが、同志社を希望すれば100%行けます」と保証してくださっていました。附属校であっても数人は大学へ進めない学校もありますが、同志社国際は違うようです。(この点につきましては、2008年度訪問で訂正がありました) 外部受験ですが、殆どが同志社大学に進むので、他大学への進学を考える人は、自分で努力することが必要でしょう。さて「学力が足りずに希望学部に行けないことはないのですか」とお尋ねしたところ「みんな希望学部に進学していますよ」というお返事でした。希望と成績が合わないことがあっても、生徒とよく話し合って、本当に勉強したいことを見つけるサポートをされているのだろうと思います。「けれど中学時代は進学のことより、友達作りや留学などを通して、人間形成を大切にしています」と仰っていました。


そのあと、校内を案内していただきました。中学と高校は棟が別になっています。コミュニケーションセンターというメディアセンター(情報・図書館)を見せていただきましたが、英語の本やDVDもあり、借りられるそうです。またPCを使った授業もあります。それに英語と日本語の絵本が沢山置いてあって、とても和やかな気持ちになりました。読み聞かせを生徒や先生がやったりするそうですよ。センターの中で少人数で外国語の授業をしたりもするそうで、実際、やっているところも見ました。先生がとてもフレンドリーな雰囲気でいい感じでした。また、デジタルビデオを使って、自分達で撮影し映像を作ることもやっているようでした。本当に楽しく学べる学校だなあと、実感しました。生徒達も伸びやかで生き生きしているように感じました。また国際結婚家庭のお子さんも多いように見受けられました。


寮についてもお伺いしましたが、今年からホームステイはなくなったけれど、寮に余裕があるので、希望者は全員入寮できますとのことでした。近鉄を使うと京阪電車や京都市営地下鉄とも連絡していますし、また奈良方面からも通えます。JRを使うと東は滋賀、西は兵庫まで通うことができるため、遠く三田や名張から通う生徒もいるそうです。しかし、高校生になると遠距離の子どもの中には入寮する子もいますとのことでした。


帰りに学校の周囲を回らせていただきましたが、広い運動場もあり、とても良い環境のように思います。ちょうど失礼した時間がお昼近かったので、同志社大学の食堂でランチをいただいて帰りました。大学は2年まではこのキャンパスに通うので、大学の雰囲気を知っておくのもいいかしら、と思ったものですから。新しい美しいキャンパスでした。


学校案内や帰国生徒の数、進路、募集要項など、様々な情報は学校のサイトに出ています。ぜひ熟読してください。なお、写真をたくさんとってきましたので、ご覧になりたい方はご連絡ください。yahooフォトにアップしておきます。(ただし、特別な写真じゃありません。普通に撮れる写真ばかりです)                                 同志社国際に子どもさんをやらせていた方も存じて居ますので、ご質問があればメールをくださいませ。