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幼稚園再編問題・・・市の教育審議会、傍聴

先日、市報で見て、市の学校教育審議会を傍聴してきました。傍聴者はたったの3人。私以外は公立幼稚園の先生だけでした。市報に載っていたテーマは「これからの幼児教育のありかた」という、再編問題を匂わさない書き方で、これでは当事者である保護者達には気付かれることはないだろう、と思われるものでした(--;)            国の教育行政と同じく、行政の意向があって、それに基づいて審議会で審議され、その上で公務員が案を作り、それを議会で決定するという流れがよくわかりました。市民はそれらの動きをよく注視する必要があると思います。


まず第一の議題は認定こども園について。少子化に加えて働く親が増え、また長時間の預かりを希望する親の増加もあって、幼稚園と保育所(保育園)の合わさったようなものが望まれている、といった説明がありました。認定子ども園とは、私立・公立を問わず、両方の機能が合わさったものであるということでした。即ち幼稚園は教育的要素が強く、保育所(園)は養育的要素が強いものであるが、その両方を兼ね備えたものだということです。http://www.youho.org/


今年4月から実際に運営が始まるそうです。どちらかというと過疎地にできてきているとのことで、ある地域では私立の幼稚園も少子化、公立の保育所も少子化で、両方を併せて一つの認定こども園が成立しそうだということでした。幼稚園・保育所(園)の合体というだけでなく、私立・公立も連携していくようです。認定こども園には公的な補助金は割合出る予定なので、月謝はそれほど高くはならないだろうということでした。当市にも一つ、モデル的な認定こども園を作ろうという話が出ているようで、その方向で考えていきたいとのことでした。先生方の資格ですが、保育士と幼稚園教諭の両方の資格が要るのだが、その両方の資格を先生方にとっていただけるように援助したいということでした。これは将来的には一体化した資格になっていくのかもしれませんね。


次に公立幼稚園の統合問題について話し合いがなされました。少子化と市の財政状況から現在の幼稚園数を2/3にする方向で考えていきたいという市の意向に合わせて、議長さんである学識経験者は話し合いを進めていらっしゃるようでした。現在、当市は4歳児クラス30人、5歳児クラス35人ということですが、1クラスのところがあったり、規定人数を1人でもオーバーすると15人と16人のクラスになったりしているそうです。それを1学年につき30人クラスを2つずつということで、幼稚園数を減らしていくようでした。2クラスあることが、子どもの発達に良いという理由が述べられていました。どうやら私立幼稚園がある地域などが、削減対象になりそうな気配を感じましたが、どの幼稚園にも地域との密着性があるので、どれを削るかは非常に難しいという意見が出て、当日の話し合いは終わりました。


保育所のほうでは、民営化に移行していこうという話も出ており、また保育所の保育料は収入とリンクさせてあるという状況の説明もあって、あと十数年もすると幼稚園のほうも民営化して、収入とリンクさせた月謝という方向性もあるのかな、という気がしました。


また近年、保護者が公教育に信頼を置かなくなっている傾向が強く、幼稚園・小学校・中高と私学志向が強くなっているという話も出ていました。私自身は子どもを公立幼稚園にやり、その伸び伸びした教育はとても気に入っていましたし、ベテランの先生を大変頼もしく感じていたのですが。


また、そのうちに帰国後の幼稚園の選び方についても書いていきたいと思います。

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テーマ:地方教育行政
ジャンル:学校・教育
英語(外国語)の保持伸長の方法

帰国後、海外で身につけた子どもの英語(外国語)を保持伸長したいと思うのは、どの親にも共通した願いでしょう。日本で海外と同じ環境にすることは難しいのは当然です。インターといった選択肢もありますが、学費も高いですし、また日本人としての根っこを育てる意味でも、たいていは日本の学校ということになるでしょう。もちろん、これからも海外生活がたびたびあるとか、国際結婚児童ならばインターということになるかもしれません。また、経済的にも大丈夫で、しっかり英語教育をフォローする覚悟のあるご家庭、将来の進路を考えてインターという選択肢ももちろんあるとは思います。ですが、ここでは日本の学校へ通わされる場合を考えたいと思います。


中学生以上ならば、同志社国際や千里国際といったような英語教育に力を入れている学校を選ぶことができます。しかし、それでも家庭での努力が必要でしょう。


さて帰国後は英語(外国語)の保持伸長に一生懸命になるよりも、日本語を大切にして思考力や認知力を育てることが大切だという考え方も聞きますし、一理あります。母語を使って思考力を育てることは必須ですし、日本の学校の成績を上げようとするならば、どうしても日本語力を無視するわけにはいきません。しかしながら、日本語を育てつつも英語を育てることも、やり方によっては可能なようです。


「私たちはいかにして英語を失うか」 服部孝彦 著 2006年11月発行


                   

これは英語の保持伸長についてのヒントが沢山書かれた本です。他の外国語にも応用できる面があると思います。


まず第二言語忘却についての科学的な学説が紹介されます。              ●単語を忘れるのは頭の中から単語が消えたわけではなく、検索に失敗しているだけだから、検索の機会を沢山与えると忘れにくくなるそうです。当たり前といえば当たり前のことですが。                                           ●またいったん身につけた会話の流暢さは失われやすいものですが、再習得のスピードは速いそうです。発音やリズムといったものは頭の底に残っているようです。(うちの子ども達を見て、私も以前からそう思っていました)                                             ●「聞く力」と「読む力」は衰えにくいそうですので、それを利用すると良いということです。                                                                          ●文法力は衰えにくいので、帰国子女は読み書きの学習を通して文法力を養うと良いとのことです。英検などを利用すると良いでしょうね。                      ●しかし最も大切なことは、子どもにプレッシャーを与えないこと。楽しさが一番ですよね                                                ●親が英語に好意的であると、子どもの英語力も伸びるそうです。子どものために親も帰国後も果敢に英語(外国語)に取り組んでいきたいですね。               ●バイリンガルというのは安定的なものではなく、常に周囲の環境によって影響を受け変化するものだそうです。                                      ●大事なものは動機付けであり、外的動機(直接的な実利を得るための動機)から内的動機(文化に関心を持つなど、学ぶことに楽しさを感じる)になれば、子ども自身が積極的に外国語を学ぼうとするそうです。                                


遊び場言語(生活言語)と教室言語(学習言語)がありますが、学習言語には認知力・思考力が大きく影響します。ですから日本で高い学力を持っていると、それを外国語に転移させることはできるようです。思うに日本の学識経験者が専門分野に関する会話はできるが、日常会話ができないという話はよく聞きますよね。幸い、帰国子女は日常会話にはあまり不自由ありませんし、たとえ少々それが失われても流暢さは再習得しやすいものなので、母語を通してでも認知力を養い、外国語の文法力や語彙力を高めれば鬼に金棒という気がします。                              


さて、いよいよ具体的な方法ですが                                    ・保持教室に通う ・家庭教師につく ・公文式に通わせる ・日記を書かせる ・ラジオ英会話を聞く ・物語のCDを聞かせる  ・メールや電話で外国の友達に連絡を取る  ・ネット閲覧やチャットをしたり掲示板に書き込んだり、ブログを作る(親の監視は必要かも) ・英語の音楽を聞く ・衛星放送を見せる ・英語のDVDを見せる ・英語の本や雑誌を読ませる ・英検を受けさせる ・ワークブックをさせる ・パソコンCDで遊びながら学習 ・サマースクールに参加する


ちゃんとできなくても少しできただけでも誉めるとか、全部できなくても出来るものだけを続けるとかいうのでもいいと思います。また、自信をつけさせることがとても大事です。英語を続けていて良かったという気持ちを、少しでもいいので持たせてあげてくださいね。


でも、もし継続が困難になったら・・・。その時は、一時的に諦めても大丈夫です。子どもが英語への興味を失わない限り、いずれ時期が来たら自らやるでしょう。それまで、日本語でしっかりものを考える力を養うようにすればいいのです。第一言語以上に第二言語が深まることはないのだから、第一言語を大事にしてればいいと割り切ることが、親の心を落ち着かせることでしょう。                                                                                                 


P.S. ホームステイを引き受けるというのも一つの方法です。学校を通じて、または確かな団体を通じてのお引き受けが安心でしょう。むやみにプレゼントをあげたりせず、ありのままの心のこもった接待が良いようです。