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関西の中学校 公立編 (大阪・兵庫)

大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀の公立・国立・私立小学校について書いてきましたが、今日は中学校についての記事です。まず公立について書いていきます。


まず大阪の公立中学校についてですが、帰国生徒の多い学校というと豊中市立第十一中学校になります。しかしながら、今は文部科学省の施策において帰国子女教育の位置づけは、以前ほど高くなく、そのため全国どの公立も国からの先生の加配(その教育に対して特別の先生を追加して配置する制度)が無くなり、第十一中学でも帰国に詳しい先生が担任になるという可能性は低いようです。高校進学において、もし帰国枠受験を考えていらっしゃるなら、先生に頼ることは難しいのではないでしょうか。豊中は進学熱も高く、北野高校を初めとしてレベルの高い学校も多いので、もし普通に高校を一般受験をなさるなら、帰国後は日本の勉強に励む必要があるでしょう。とはいえ公立高校を受験される場合は、学校で学んだ以上のハイレベルな問題は出題されないので、きっちりと中学での学習を身につけておけば、それほど心配ないとも言えるでしょう。英語の保持などを望まれる場合は、やはり家庭でなんらかの方法を考えるということになるでしょう。なお、豊中第十一中学は制服はありません。 


以下に大阪府の学校基本調査のサイトを紹介いたします。85ページに大阪府下の中学校への帰国子女数が出ています。http://www.pref.osaka.jp/toukei/pdf/gakkou/index.html これは公立も私立も含めた数字のようですので、帰国生徒は中学から私学へ行くケースも多く、はっきりとした分布はわかりませんが、やはり北摂に多く、また京阪沿線や大阪市内にも住んでいるようです。


兵庫県の場合、神戸市なら本山中に比較的帰国子女が多いようです(5月23日のブログをお読みください)。とはいえ、学校で特別何かをしてもらえるというようなことは無いと思っておいたほうが良いでしょう。公立高校は単独選抜区域ですので公立高校受験を考えられる場合は、帰国後は日本の勉強に励む必要はあるでしょう。西宮市は甲陵中に帰国子女が各学年に数人居るようです。しかし、やはり非常に日本語の遅れがある場合以外は特別のケアは望めないでしょう。ただ、西宮市の公立高校は総合選抜なので、高校進学にはそれほど苦労は無いと思います。それをうまく生かして、大学までにじっくりと実力をつけていくことは可能かもしれません。                                           なお、公立中学の給食ですが宝塚市・西宮市はありますが、尼崎市・伊丹市・川西市・神戸市はありません。それと、複数の先生から聞いたのですが、神戸の公立中はケジメを大切にしているというか、どちらかというと厳しい感じで、大阪のほうがアバウトな緩やかさはあるようです。


兵庫県で特筆するべきなのは、なんといっても2003年に開校した、兵庫県立芦屋国際中等教育学校でしょう。この学校は1学年が、日本語や日本文化への理解が不十分な外国人生徒30名、海外から帰国した生徒30名、一般生徒20名で構成されています。募集は県下全域です。平成13年(2001年)から文部科学省が進めている帰国・外国人児童生徒と共に進める国際教育といった施策に呼応して、全国で初めて多数の外国人児童を受け入れた中等教育学校と言えるでしょう。ソフトランディングが必要な子どもさんにとっては、非常に良い環境と言えるのではないでしょうか。しかしながら、国際と言っても英語で各課目の授業があるというわけではなく、あくまで公立の中学・高校ということになります。なお、まだ卒業生が出ていませんので進学実績などは分かりませんが、同じ敷地内にあるすぐお隣の国際高校は良い結果が出たそうですので、この学校も頑張ることでしょう。この学校を作るのに尽力された大学の先生を存じていますので、設立の経緯などについては、いずれそのうちお話を伺いに行きたいと思っています。


公立中学の様子などについても、少しばかり記述したいことがありますが、それは次回、京都・奈良・滋賀の公立中学について書いたあとにさせていただきますね。

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