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心配なこと(いじめ&学習の遅れ)

公立の小学校について書いてきましたが、ここで多くの海外子女の保護者の心配事であるイジメと学習の遅れについて、少し触れておきます。


学習については、努力でなんとかなるのではないかと親達はまだしも考えることができるのですが、イジメについては非常にご心配なのではないでしょうか。昨今、ネットで日本の情報はいろいろ入ります。心配はまずます増幅することでしょう。


実際、帰国子女はイジメに合うのでしょうか。1986年に出版された「たった一つの青い空」(大沢周子著、ドラマ「絆」の原作)で帰国子女とイジメの結びつきのイメージが広まったようです。しかし実際のところは、帰国子女ということだけでいじめられるのではないか、という心配は杞憂だったという声を多く聞いています。むやみに心配なさる必要はないでしょう。しかしながら、帰国後、なんだか馴染めないという気持ちを持つ子供も居ることは事実です。また、イジメのような状況が起こらないとも限りません。どうぞ、お子さんの様子をよく見ていてあげてください。なにかあったら、しっかり対処してあげてください。対処の仕方は状況によって異なると思います。よく考えて行動なさってください。私もこれから何冊か本を読んで、イジメについてもっと詳しく知ろうと思っています。最近は携帯やパソコンを使ってのイジメも増えてきていますので、そのあたりは以前と状況が違ってきています。パソコンは親の目の届くところでさせるなど、海外に居る頃から心掛けた方が良いかもしれませんね。日本の携帯はネットに繋がっていますから、十分注意して扱ってください。この辺りもまた日を改めて詳しく書きたいと思っています。


なお、精神的に落ち込んでどこかに相談なさりたいとき、各市にはいろいろな相談窓口があります。スクールカウンセラーを派遣している市もあります。そういうシステムを利用なさるのも良いでしょう。また臨床心理士を養成している大学には相談室があり、大学院生や大学の先生が相談を受けてくださいます。尋ねてみられても良いのではないでしょうか。特に神戸大学や京都教育大学には帰国子女学級もあるので、異文化間の相談もできると思います。http://www4.ocn.ne.jp/~jcbcp/chart_2.html


学習の遅れについても書くつもりでおりましたが、それは次の機会にさせていただきます。


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これからの記事予定

現在、帰国児童生徒のための学校を紹介していますが、その他にもさまざまなことについて書いていくつもりです。教育にまつわる様々なこと、読んだ本のこと、参加した講演会の話など。また色々な場所へ伺ってお話を聞き、それも書いていきたいと思っています。


どうぞ、宜しくお願いいたします。

テーマ:教育
ジャンル:学校・教育
帰国後の公立小学校 京都・奈良・滋賀&公立小の現況

今日は京都・奈良・滋賀の小学校に就いて概観します。


京都府においては、やはり圧倒的に京都市を含む南部に帰国子女は住んでいます。京都府の学校基本調査をご紹介します。http://www.pref.kyoto.jp/tokei/news/h18gaku/h18002.html この中で伏見区や宇治市には、中国からの帰国の方も多いようです。京田辺市に同志社国際があり、また宇治市に立命館宇治がある関係で、兄弟である小学生が近くに住んでいるというケースもあります。ところで京都市内の大学周辺には、大学への留学生外国人の子ども達が住んでいたりもします。京都市は国際都市であり、外国人観光客も多い街です。なお市内の高倉小、御所南小など歴史ある小学校がありますが、家賃など不動産価格は高いようです。


奈良は近鉄奈良線に比較的多く帰国児童が住んでいるようですが、特にかたまって多いという小学校は無いようです。


滋賀の場合は、大津市などやはり南部に帰国児童は多いようです。また最近は滋賀県南部の工場に転勤となった海外駐在員の子ども達も居ると聞いています。滋賀県の学校基本調査のサイトを紹介します。この小学校のところを開けると各市の帰国児童数が出てきます。http://www.pref.shiga.jp/data/gakkou_kihon17/


以上、各府県の概観をご紹介いたしました。                         ただし、全国のどの地域においても以前と異なり、今は帰国子女受け入れ校という制度がなくなっています。帰国児童も外国人児童とともに支援されることになりました。今の国の支援状況がわかる文部科学省のサイトをご紹介いたします。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/001.htm両親が外国人である場合の日本語指導に重点が移ってきているのが実状です。それは1990年に出入国管理法が改正され、外国人児童が増えてきたことに因っています。(帰国児童受け入れの歴史については、そのうちに取り上げるつもりでいます)そういうわけで、以前以上に家庭での自助努力が求められる状況になっています。80年代、90年代のような帰国子女教育が世間で話題にされた時代とは、教育の場の関心が変わってきているということは、知っておいてください。


なお、日本に帰国して14日以内に住民票の転入手続きをしなければいけません。そして転入手続きをしたら、義務教育年齢の子ども達は翌日から学区の公立学校に就学ということになります。金曜日に手続きをされると週末は休んで月曜から登校ということになるでしょう。もちろん翌日休むということもできますが、欠席日数に入る可能性がありますので、お気をつけくださいませ。


しかし国立大学附属小学校の帰国子女学級では、いまでも手厚いケアが期待できます。次は国立の小学校について書いていきます。それぞれ少しずつ特徴があります。