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幸せな就職。
先日、知人と久し振りにゆっくり食事しました。お嬢さんがお勤めしていらっしゃるのは存じておりましたが、どんなお仕事をなさっていらっしゃるかお聞きしたのは初めてでした。 まだ大学を出られて数年。 近畿のあるYMCAにお勤めです。 とても楽しくお仕事をなさっているということでした。。「仕事が合ってるみたい」とお母様は話されていました。 たった一人の新卒採用に、十数人が応募してきた中で採用されたそうです。

お嬢さんは大学時代からスイミングスクールのアルバイトや、身体障害を持つお子さんのボランティアなどを、ずっとなさっていたそうです。そのために必要な資格を取ったりされたりしていたとか。 就職については介護のお仕事や、障害児施設なども考えられたそうですが、先輩方を見ていると、一生懸命やればやるほど、自分の生活との境が無くなっていく現実、そして自分自身そういう性格であることを自覚して、今の職場を選ばれたということでした。

身体障害を持つお子さんのボランティアを始められたきっかけは、思い出すと中学時代に学校から行ったインターンシップにあったようだ、ということでした。 子どもに慕われ、楽しくて、それからもそういったことに参加してこられたのだとか。 大学時代には様々なキャンプのお手伝いもなさったのだそうです。 

現在まで事務関係も含め、YMCAの中のさまざまな部署を回られたそうですが、子どもと接する仕事、また年配者と接する仕事にも楽しく取り組まれているのだとか。 おばあちゃん子でもあったので、年配者にもとても可愛がられていらっしゃるそうです。 現在は、水中整体の訓練士の資格をとるお勉強中です。

「化粧っ気の無い、スポーツ好きの子で、どういうわけか私とは全くタイプが違って、ショッピングにも興味がないの」とお母様は笑っていらっしゃいましたが、お子さん自身の興味関心が生かせたお仕事に就くことができて、とても良いことだなぁと思いました。たった一人の採用枠にとっていただけたというのは、中学時代からの長く続く関心と、大学時代にやってきたことが、まさしく今の職場にピッタリだったからでしょう。 付け加えると、お嬢さんはピアノも長く続けられてきていて、他にもパソコンといった情報分野にも詳しいという特技をお持ちだそうです。自分の興味と強みを生かしたからこその採用だったのでしょうね。 

その子その子の得意なことや興味のあることは違っていることでしょう。 お子さんの興味関心や得意を生かした道を選び取るちょっとしたサポートが、親としてできればいいですねぇ。

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英語が公用語の会社が、今後ますます増加?!
ソニーや日産は外国人がCEOを務め、英語が公用語になっているのは聞いていましたが、楽天も英語を公用語とするのだそうです。http://www.j-cast.com/2010/05/20066652.html?p=1 世界で通用する会社になるためには、社内から国際化を図らなければならないと考えたということです。

英国ガラス大手を買収した日本板硝子も社内公用語は英語となっていると書かれています。 また、もちろん外資系の企業では、英語を公用語としているところも当然多いでしょう。

グローバル化の時代に、英語は不可欠なものとなっています。 もっとも、ドメスティックなラインでずっと生きていくことも不可能ではありませんが、今はこういう時代ですから、いつなんどき英語が不可欠になってくるやもしれません。 やっぱり、できるに越したことはないですね。 

とはいえ、英語だけできても、仕事ができないでは非常に困りますが。 論理的な思考ができることが基本にあっての英語でしょう。 しかし伝達の道具が使えなくては、いくら良いものを持っていても伝えられません。 しっかりした仕事力(?)に加えて、英語ができれば鬼に金棒といったところでしょうか。 
英語の次は中国語の時代?

英語ができると、世界が広がりますよね。 世界中に英語を使える人間の数は多いわけですし、本にしろ、ネットにしろ英語で発行されているものの数は膨大です。

さて、次になにか言語をマスターしたいと考えた時、最近は中国語を考える人も多くなってきたようです。確かに、すぐお隣の中国はビジネスにおいても、またいろいろな交流においても、ますます重要な意味を持ってきていますよね。

こんな記事が出ていました。「留学先が映す構造変化」(太字はピアーズ)
 「英会話学校の相次ぐ破綻の背景には、新聞報道などでも伝えられているように、日本人留学生の米国離れがあるのかもしれない。文部科学省が設置する中央教育審議会によると、米国への日本人留学生は、1994年には42,843名であり、全日本人留学生の78%を占めていた。しかし、この数は、2006年に35,282名まで減少し、全日本人留学生に占める割合も46%まで下落している。米国InstituteofInternationalEducationが発表したレポート「OpenDoors2009」でも、2008~2009年の学期において、米国における日本人留学生数は29,264名となり、前年同期比13.9%減少している。

  米国に代わって、日本人留学生が増加しているのは中国である。中央教育審議会によると、中国への日本人留学生数は、1994年が5,055名で全日本人留学生の9.2%であったのに対し、2006年には18,363名と全日本人留学生の24%を占めるまでに増加している。」

「また、中国への留学費用は米国に比べると、格段の割安感がある。米国CollegeBoardの調査「TrendsinCollegePricing2009」によれば、米国の4年制大学の年間授業料の平均は、公立大学で17,460ドル、私立大学は25,177ドルとなっている。一方、北京の日本大使館ホームページのデータによれば、中国の4年制大学の年間授業料は、公立が5,450ドル、私立大学が8,800ドルとなっている。

  留学生にしてみれば、今更アメリカに留学しても就職で特に有利になるわけでもなく、MBA(経営管理学修士)をとっても、(かつては高い人気を誇った)欧米資本の外資系企業に就職できる程度では動機付けとしては弱い。費用対効果の面でも、中国への留学が魅力を増しているのだろう。」

政治においても日中関係は重要です。そして政治家も「中国留学組」が大活躍をしています。http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=40314&type=1 
蓮芳議員は北京大学、菊田真紀子議員は黒竜江大学、武正孝一外務副大臣は山西大学・・・・といった多くの議員が中国留学経験を持っているそうです。

つい最近、アジアの大学ランキング2010年版がQS Ltd.というところから発表されましたが、http://www.topuniversities.com/university-rankings/asian-university-rankings/overall 香港の大学が1,2,4位を占めていて、5位に東大が入っています(分野によって順位は違いますが)。 ランキングがどのくらいアテになるかは分かりませんが、高い評価を得ていることは分かります。

就活最前線 ーみんなが気になる年収、どこに注意すべきかー
東洋経済のネット記事です。就職活動をしていて気になる年収ですが、どういったところを注意して見たらよいかのアドバイスがありました。 なおかつ、現在の業界各会社の年収についての表もあります。就活生でなくとも気になるところですね。
http://www.toyokeizai.net/life/rec_online/success/detail/AC/db570a80c6748e36213c809d84ae0866/page/1/

以下に一部を転載しておきます。 (下線はピアーズ)
ーーーーーーーーーーーーーーー
過去3回、採用試験について見てきました。中でも面接がいかに重要なのかを理解していただけたことでしょう。就活の基本は会社研究と会社に絡めた自己分析。両者をしっかりやっているかがそのまま表れる場が面接ですから、企業側は最も重視するのです。

まず、「平均年収」の範囲から。平均年収にはボーナスをはじめ、残業代や家族手当など各種の手当(通常、通勤手当は除かれます)を含みます。
 収入が多くて仕事もラクならこれほどいいことはありませんが、そんな会社はそうそうありません。

「平均年収を見るときには、必ず平均年齢を見なくてはいけない」ということです。額面が同じでも、30歳でもらうのと40歳でもらうのとではかなり違います。

入社後の給与が保証されているわけではないことくらいはおわかりですね。あくまで目安としてとらえてください。 同じ会社にいる人の給与は、完全歩合制など特殊な給与体系をとっていないかぎり、そう極端な分布にはなっていないはずです。あくまで目安にすぎませんが、有用な目安にはなりうるというのが平均年収の実像だと思います。

【主要業種別平均年収一覧】
 マスコミ、通信・ソフト卸・小売・サービス メーカー
 |
建設・エネルギー 金融 賃金カーブと同様、平均年収は会社の規模や業種で異なること、平均年齢が低ければ年収も低いということが読み取れるでしょう。
 製造業では機械設備に投資する分をサービス業では人に投資するから給与水準が高いとも言われますが、業界間の差よりも会社間の差のほうが大きいこともよくわかります。
 会社間の差の要因には、従業員の男女比も関係していると考えられます。
 
これまで、データは表面だけをとらえるのではなく、背後にあるものを深掘りしましょうということを繰り返し書いてきました。 ただ、こと平均年収に関しては、会社別ばかりか、職種別や年代別、役職別など非常に細かく知りたがる人が多いようです。これは深堀りの方向性が違います。年収の背後にある収益力、「稼ぐ力」が今後も盤石なのかどうか。構造的に年収が低い(高い)業界は背後に何があるのか。
 正しい会社研究に充てられる時間はあとわずか。ささいな金額の差を気にする暇はもうあまりないはずです。
 
チェンジメーカー  ~ 社会起業家 ~

最近のテレビは、あまり面白いものがなくなってきました。(私にとって?) ニュース位しか決まって見ているものはないような気がします。あとはクローズアップ現代とかでしょうか。

ところが、案外、遅い時間帯に興味深い番組があったりするのですよね。昨日は夜中にNHKを見ていて、なかなか面白い番組に行き当たりました。

それは「チェンジメーカー」という番組で、昨夜は登場人物が日本人の若者でした。彼はTable for Two (TFT)というNPOを作りました。アフリカを訪れた時に見た飢餓で困っている人達と、先進国で肥満に悩んでいる人達のバランスを取っていくために何ができるかを考えた時、「先進国の人達が大学の食堂、社員食堂、レストランで食べるものの中の対象となるメニューを食べると20円分が途上国の食の支援になる」というアイデアから生まれた組織です。http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20090722-21-31756

もともと他の日本人4人が考えたアイデアだったのですが、それぞれ仕事が忙しく、ちょうど今の仕事が本当に自分がしたいことかどうか悩んでいた小暮 真久氏が仕事を辞して、そのアイデアをNPO法人として形にしたのです。

彼は早稲田大学理工学部在学中に海外をあちこち放浪?したりしていました。卒業後はオーストラリアの大学院へ進学。その後、人工心臓を作る仕事で新しい物を作り活躍していたのですが、人工心臓は一つでも高価であり、なかなか多くの人を救えないと思っていました。もっとマネージすることがしたいと考え、外資系の大手経営コンサルタント会社に転職、そこでも活躍していたのですが、日本の企業での学びを求めてさらなる転職。ですが、自分の出すアイデアを受け入れて貰えず悩んでいたところに、このTFTのアイデアを先輩から聞いたのです。

今、彼は大学や企業を廻り、このアイデアを話して、協力してもらえるところを募っています。外食産業にも賛同してくれるところを見付けました。 彼の経営コンサルタント時代に身に付けた能力と、全員賛同型の日本の企業文化への理解、そして持ち前のガッツ、明るさ、ソフトで理知的な語り口、TFTに対する情熱で、賛同者も増えているようです。 アメリカの友人は、アメリカでもTFTの活動を立ち上げると言ってくれています。

たくさんの知人が彼に賛同し、また事務局の人達も彼の細やかな心遣いに、「共に頑張ろう」という気落ちになっているようです。なかなか素晴らしいなぁと思いました。

TFTのホームページはこちらです。→http://www.tablefor2.org/jp/index_jp.html                 英語バージョンはこちら→ http://www.tablefor2.org/                                  小暮氏のブログはこちら→ http://ameblo.jp/tablefortwo/

なおNHKの「チェンジメーカー」という番組では,6月3日深夜より7回にわたって放送をしてきました。最終回は来週29日の深夜のようです(実質は30日)

今までの放送分はこのような内容のようです。→ http://nhk.web-log.main.jp/?cid=56585

日独勤労青年交流(派遣)

日本とドイツの勤労青年が、企業や機関・団体等の現場における企業研修や
意見交換、ホームスティ体験等を通して、両国の勤労青年の相互理解や交流                      
の発展を図るという事業です。 (国立青少年教育振興機構本部)

□期間:7.11(土)~12(日) 1泊2日(事前研修)
     8. 4(金)~18(火) 15日間 (派遣事業)
□対象:福祉関係(幼稚園、看護、福祉施設等)、一般事務、サービス業関係(販売、接客、飲食、観光等)の業種に携わる方及び 専門学校等の教員で  18歳以上30歳以下                                                         □テーマ:「社会の一員として働くことの意義」                                                               □費用:10万円

□詳しくはこちら
http://www.niye.go.jp/jigyo/jutaku_file/kinrou%20youkou.pdf  
       *PDFファイルが開きます。

20代から30代前半女性、結婚相談所への入会者急増。

このところ、20代から30代前半の若い女性が、「婚活」に励み、結婚相談所などへの入会が急増しているそうです。http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001886404.shtml

不況の実情から手堅く「永久就職」を望むようになったのかもしれません。若い内に、経済力のある男性を射止めようという賢い作戦なのでしょうか。

以下は記事より抜粋です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

毎月の女性入会者が五-八割増え、その大半は三十代前半まで。ここ十年ほどの主流だった四十歳前後を大きく上回る。・・・不況下では男性の入会が減り、女性が増えるというのが業界の通説だが、それが顕著に表れている。

国の統計によると、専業主婦願望が強いのは六十代に次いで二十代。今の二十代はリストラや就職氷河期を身近に感じて育った。先輩女性は育児との両立に必死か、仕事一筋で晩婚だったり独身だったり。仕事環境への絶望が専業主婦願望を高めている。                                                                  十分な年収の適齢男性が限られていることも知っており「早い者勝ち」とばかり入会しているのではないか。

第二新卒市場、縮小へ。

日本では新卒一括採用が一般的です。そのために思うような就職ができなかった学生は、卒業を1年延ばしたりします。今年は加えて内定取り消しのために、卒業を延ばした学生もいたようです。(内定取り消しの場合は、大学が学費援助をしたりしたようです。海外の大学と違って単位数で授業料が変わるわけではないので、こういった措置は有り難いことです)

去年とは様変わりした就職状況にあって、第二新卒の市場も急激に縮小しているようです。第二新卒というのは、大学を卒業して、いったん就職したものの就職後3年以内に退職して転職先を探している人達を指します。

リクルートが主催しているリクナビという就職情報提供事業は、学生にとっても企業にとっても大きな役割を果たしています。その中の「リクナビNEXT第二新卒」というサービスが、本日でサービスを休止しました。今後は転職一般のサービスである「リクナビNEXT」に統一されるそうです。http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/nisotsu/docs/cd_s00914.jsp?html_nm=info/index.html

新卒採用の就職活動も厳しい中、第二新卒はますます厳しくなっています。  安易に転職を考える状況ではなくなっているのですね。・・・

アフリカで幼稚園教育指導、28歳女性の帰国報告。

青年海外協力隊員としてアフリカ中部で1年半、現地の幼稚園教育を指導してきた幼稚園教諭の女性が帰国報告を行ったそうです。6カ所の幼稚園を3ヶ月ずつ回ったとか。http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0001787882.shtm(以下要約を交えて)

現地では、教師に権威があり、体罰も交えながら教科を教える授業が行われているそうですが、子どもの主体性を尊重した日本式の保育を紹介したそうです。(どこの国でも、もともとは権威主義から始まるようです。少しずつ、子どもの特性を生かす方向に変わってくる、といった流れがあるように思います。)

  現地の教師から「日本とは違う。そんな教育は受け入れられない」などと言われ、落ち込むこともあったそうですが、教師向けのセミナーを開催するなど、日本の保育を実演したということです。(指導においても物質的には十分ではないかもしれませんが、そこにこそ工夫が求められるのでしょうね。)

  親日家も多く、日常生活ではダンスや歌を習って交流を深め、滞在中の一年半、一軒家で一人暮らしを続けたが、大きな病気もなく過ごせたそうです。  良かったですねぇ。jumee☆DaNcE2 jumee☆DaNcE1

13歳のハローワーク 公式サイト

以前に独立行政法人 労働政策研究・研修機構の作るサイト、キャリアマトリックスを紹介いたしました。http://cmx.vrsys.net/TOP/GCG_02.php?PHPSESSID=553267b9e92356304c027c02fae241c9職業ギャラリーなど子どもさんにとっても面白いサイトだと思うのですが、今日は有名な「13歳のハローワーク」の公式サイトをご紹介します。

13歳のハローワーク 公式サイト→ http://www.13hw.com/

左上の「職業を調べる」というコーナーは面白いですし、調べやすいと思います。ご覧になってみてくださいね。

 
キャリア(仕事)を模索する

以前に書いたことがあるかもしれないのですが、友人のお子さん(男性)の話です。

超有名な私立大学の法学部に難なく入られました。ところが小さい頃からの夢だった画家の道への思いが断ち切れず、大学を中退して美大の予備校へ。ところがなかなか思う美大に入ることが叶わず、再び進路を変更なさいました。今度は服飾の道です。すでに親からの仕送りは断って、昼間は働きながら夜間のコースに通われていました。 

そしてある時、昼間部の学生と共同作業をすることがあり、一人の女性と知り合われました。やがて彼女と結婚しようと考え始め、そうなると相手への配慮、またその親の期待もあって、生活できる道への模索が始まりました。 もともと法学部にいらっしゃったこともあり、公務員の予備校に通い始められました。そして裁判所事務官の試験に合格し、今は彼女とも結婚され、二人でテントを持って山歩きをしたり、幸せな生活を送っていらっしゃるそうです。

別に手堅い道だけがベストとは思いませんが、そういった方向転換も十分あり得るのだな、と感じました。


さて、新たな技術を身につけるには職業訓練施設を利用するのも一つの方法かと思います。公的なところは非常に安い学費で確かな技術をつけることができます。                           以下、職業訓練施設(wiki)より
http://ja.wikipedia.org/wiki/職業訓練施設

職業能力開発大学校 - 独立行政法人雇用・能力開発機構が設置・運営(愛称:ポリテクカレッジ、10校)、都道府県設置可(0校)、民間設置可(0校)
職業能力開発短期大学校 - 独立行政法人雇用・能力開発機構が設置・運営(愛称:ポリテクカレッジ、1校)、都道府県設置可(9校)、民間設置可 
http://ja.wikipedia.org/wiki/職業能力開発短期大学校

職業能力開発校 - 都道府県設置可(都道府県により呼称が異なる、173校)、市町村設置可(1校)、民間設置可  http://ja.wikipedia.org/wiki/職業能力開発校 

例えば京都府ですと、国の職業能力開発短期大学校があり(http://www.ehdo.go.jp/kyoto/kpc/)、また都道府県の高等技術専門学校(http://www.pref.kyoto.jp/kyokgs/index.html http://www.pref.kyoto.jp/tokgs/index.htmlなど)があります。

大阪府には職業能力開発大学校(http://www.ehdo.go.jp/osaka/college/top.html)や府立の高等職業技術専門校(http://www.pref.osaka.jp/nokai/#gisenkou)があります。

主婦が通うことも可能なところもあります。

 

キャリア教育

親にでもできそうなキャリア教育についての記事がありました。

大阪の中3、求人チラシで格差学ぶ

2009年2月23日17時1分

 大阪府摂津市立第五中学校の3年生たちが、新聞折り込みの求人チラシやテレビ番組を教材に、働く人の経済的な格差について考えた。同じ職業でも雇用形態の違いで給料などの待遇に違いがあることを実感した。

 社会科の相可(おうか)文代教諭(59)は昨年11月、3クラスある3年生の公民の授業で、6枚の求人チラシをコピーして生徒に配った。

 「派遣という言葉を知ってるよね。最近はいろんな働き方があるんよ」。こう言って、まず、食肉加工工場の募集広告を見るよう促した。

 アルバイトは、配達が日給8千円以上、軽作業が時給850円以上。一方、配達と軽作業の正社員は月給20万~33万円とあった。

 「給料のほかにどこが違うかな」と尋ねると、生徒たちは「ボーナスや」「正社員は保険あり、って書いてる」と答えた。「正社員やないと損やんか」という声がでた。

 次は総合病院。相可教諭が「常勤の医療事務は月給17万円以上と書いてあるね。正看護師は月給30万円以上と高いけど、資格がいるんだって」と説明すると、ある女子生徒は「資格って大事なんやなあ」とつぶやいた。

 続いてワーキングプア(働く貧困層)を紹介するテレビの特集番組を見た。パートで2人の子を育てる女性や、ガソリンスタンドのアルバイトを三つ掛け持ちする男性らが登場する。

 生徒たちは授業の終わりに、「バイトで家を支えるのは大変だ」「ワーキングプアはほとんどパートなんやなあ」などと感想文に書いた。

 同中ではこれまでも、地域での職場体験など職業観を養う学習を進めてきた。だが、待遇の違いを実感させるのは難しく、相可教諭は求人チラシの活用を思いついた。

 「まじめに働いても正社員になれない人が増えている厳しい状況を、社会に出る前に少しでも知ってほしい」と相可教諭は話している。(小河雅臣)
http://www.asahi.com/special/08016/OSK200902210034.html

今はネットを使って日本の求人情報を調べることもできます。海外でも、こうした日本の状況を子どもに感じさせることはできるのではないでしょうか。「派遣切り」という言葉も定着しつつある今、仕事について考えさせておくことは大切ですよね。

特に女の子の場合、「派遣でも」という考え方もありますが、不況になると切られるのは派遣です。その辺りもよく理解させておくことが必要かもしれませんねぇ。(逞しく生きていく気持ちがあるなら、正社員にこだわる必要はないのかもしれませんが)

キャリア・マトリックス -職業とキャリアに関する総合的な情報サイトー

今日、こんなサイトを見つけましたので、皆様の参考になるのではないかと思い、お伝えいたします。

例えば生徒さんなら「職業ギャラリー」で働く人達の写真から、いろいろな職業を知ることができます。学生さんなら「適職探索ナビ」も役立つかもしれません。

いろいろ覗いてみてくださいね。 

キャリア・マトリックス(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 提供)→http://cmx.vrsys.net/TOP/

大学4年生、「内定取り消し」問題

大学4年生で就職が決まった人に、この時期になって内定取り消しが出たりしているそうです。

大学4年生の就職内定「取り消し」相次ぐ、金融危機で (朝日新聞)                              

米国に端を発した金融危機が、大学生や高校生の雇用に影を落とし始めた。ここ数年は「売り手市場」との声さえ聞かれた就職戦線。しかし、「経済情勢の激変」を理由に、一転して内定や求人の取り消しが相次ぐ事態になっている。急速に冷え込む「雇用」に大学や教育委員会は不安を隠せない。

 「このまま入ってきてくれても希望の部署にはいけないと思う。あなたのキャリアを傷つけることになるので、就職活動を再開した方がいい」  

 関西の私立大に通う4年生の学生(21)は先週初め、5月に内定をもらった大手メーカー(東京)から、電話で内定「辞退」を促された。今月初めの内定式で顔を合わせたばかりの人事責任者は、「業績が悪化し、株価も激しく落ちている。会社はリストラを始めている」と付け加えた。

 学生にとっては、留学経験を生かせると考えて内定3社の中から選んだ会社だった。同社の内定者仲間にも同様の電話がかかっている。学生は「今はまだパニック状態としか言えません」とこぼした。

 「こんな事態は初めて。内定取り消しなんてしたら、翌年から誰もその会社には応募しなくなるのに」。流通科学大(神戸市西区)の平井京(けい)・キャリア開発課長は困惑を隠せない。同大学の4年生2人が、相次いで就職の内定取り消しを受けたからだ。 (一部を引用)

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 今頃、取り消されたら大変です。3年秋頃から始まる就職活動、そして翌年のゴールデンウィーク頃から内定が出始めます。長い期間をかけて、学生は必死に、時には学業を犠牲にしてまで就活をするのです。もちろん会社側も、好き好んで内定を取り消すわけではありません。 ですが、なんとかならないものか、と思います。

あまりに早い就職活動開始時期、ちょっと先のことでも読めないのが日常ですから、こういうことも不可避なのでしょう。

普通、欧米ではこのような新卒一斉採用ということはありませんねえ。卒業してから探し始める人もかなり居ます。どちらが良いとも断定はできないのですが、日本人は将来のことまで、きちんと保証されていないと不安ということもあるのかもしれません。それに日本では新卒採用に洩れると、正社員になるのにぐっとハードルが高くなります。

長年、就職活動や採用については、いろいろ議論されていますが、学生にとっても企業にとっても、よりよい解決策が見つかれば、と思います。 就職支援産業に助けられる面も大きいのですが、その煽りに学生も会社も多少振り回されている日本社会なのかもしれません。 

子どもができる「お仕事選びサイト」  もちろん大人もOK

奈良県精華地区にあります「私のしごと館」が提供しているサイトです。子どもが自分の興味・関心に従って仕事を検索し、仕事内容を見ることのできるサイトです。

大人も楽しめると思います。ご覧になってみてくださいね。http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/jjw/top.html

女性正社員46%、賃金は男性の6割

厚生労働省の調査によりますと、女性の労働人口は増えたものの、女性の正社員の割合は減り、46.5%ということだそうです。また男女の賃金格差についても改善ペースは鈍っており、45~54歳のフルタイム労働の女性の賃金は男性の6割未満となっているそうです。http://www.asahi.com/life/update/0328/TKY200803280409.html

若い世代では派遣社員、既婚者はパートタイム社員として働くケースが増えてきており、正社員の比率が下がってきていることは、日常生活の中で感じることと一致しています。また女性の賃金が男性の6割というのも、日本の会社が家庭を抱える既婚男性への生活給という考え方に立っているものと思われます。

もともとの厚生労働省の発表資料の方も見てみましたところ、女性労働の短時間化が進んできているようですし、既婚女性の35歳~44歳の労働力率は昭和60年からそれほど上昇していないということに驚きました。皆さまも一度、お読みになってくださいませ。最初の概要や最後のあらまし部分だけでも参考になると思います。http://kensaku.mhlw.go.jp/app/highlight?title=%8C%FA%90%B6%98%4A%93%AD%8F%C8%81%46%95%BD%90%AC19%94%4E%94%C5%93%AD%82%AD%8F%97%90%AB%82%CC%8E%C0%8F%EE%81%69%8A%54%97%76%81%6A&url=http%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Fhoudou%2F2008%2F03%2Fh0328-1.html&keylist=%27%93%AD%82%AD%8F%97%90%AB%82%CC%8E%C0%8F%EE%27&extension=html&search_lang=japanese

つい最近、夫が来年度の新入社員の面接試験に加わったと話していました。殆ど会社のことについては話さない人ですのに、とても珍しいことです。今年度の新入社員には、優秀でやる気のある女性を部で採用したようですが、今年は外国人女性の応募があり、女性新人が続くので迷っているようでした。海外出張もある部ですので迷いがあったようですが、私は大いに勧めておきました。最終的にはどう決定するかわかりませんけれど。海外出張も厭わないということならば、どんどんやらせてあげて欲しいものです。結婚すると、いろいろ働きづらくなる面もあるでしょうが、どうか力をつけていって欲しいと思います。

国際宇宙ステーションの「きぼう」管制チーム・ディレクター

松井真弓さんは、日本初の有人宇宙施設「きぼう」の組み立て作業や完成後の実験に指示を出す日本からの管制業務のチームを指揮されました。

以下に毎日新聞の記事を貼り付けておきます。お読みになってくださいね。夢はいつかは実現するという良い見本ではないでしょうか。http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20080309k0000m070112000c.html

ひと:松浦真弓さん 「きぼう」のフライト・ディレクター

 国際宇宙ステーションで今月、日本の実験棟「きぼう」の建設が始まる。組み立て作業や完成後の実験に指示を出す日本からの管制業務も同時に始まり、その責任者となるフライト・ディレクターに起用された。

 「銀河鉄道999」など宇宙アニメ好きが高じ、短大では「宇宙で活動する人をサポートしたい」と、アンテナの仕組みなどを学んだ。86年に宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)に入ってからは一貫してロケットや人工衛星の追跡、管制に携わり、「きぼうは、私の『追っかけ人生』の集大成です」と笑う。

 3回に分けて打ち上げられる「きぼう」の第1便では、土井隆雄飛行士(53)がロボットアームを使って組み立てる。この作業を筑波宇宙センターから支援する約20人のチームを指揮するのが仕事だ。緊急事態に対処するため、1000種類以上の手順書を頭に入れておく必要があるという。

 「一番大変なのは、宇宙飛行士とのコミュニケーション。相手が人間なので、決まった答えが返ってくるとは限らないから難しい」と気を引き締める。

 本番では土井さんとの交信を担当する山崎直子飛行士(37)の近くで指示を出す。「宇宙にある日本施設に初めて人が入るという歴史的な瞬間。興奮と責任感でいっぱいです」【西川拓】

 【略歴】埼玉県草加市出身。東海大短期大学部で電波工学を専攻し、86年に旧宇宙開発事業団の女性採用1期生となる。42歳。

「わたしの仕事館」の継続決定

12月4日に書きました「わたしの仕事館」は民間委託されて継続されることが決定されたようです。http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712220105.html

今、就職について悩んでいる学生さんのために。

こんな記事をネットで読みました。本当に自分らしい天職を見つけて欲しい、とつくづく思います。教育を受ける期間は大抵の子ども達にとって限られたものであり、その後の生活の方がずっと長いのです。それぞれの人を生かすことをサポートしていきたい、という考え方は私共と全く同じだと感じました。

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「大丈夫。おまえを必要としてくれる会社は、いくらでもある」「中部大学キャリアセンター・市原幸造」の巻

  2007年11月29日 木曜日  双里 大介 http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20071120/141162/?P=1

 学内の掲示板には、企業説明会の告知がズラリと貼り出されている。市原幸造(46)が勤務する中部大学のキャリアセンター(就職支援)にも、3年生が一人、また一人と足を運び、賑やかさを増している。

 秋も深まった11月、今年も就職活動が本格的にスタートした。

市原幸造氏

 大学を卒業後、市原は、かいわれ大根の店頭販売をしていた。販売に使うラジカセとかいわれ大根を車に載せて、県内の至るところにあるスーパーを回った。

 当時はまだ物めずらしい食材だったかいわれ大根。スーパーの軒先で市原は必死に声を張り上げ、行き交う主婦に声を掛け続けた。22歳の市原は思った。「大学を卒業して、なぜオレはかいわれ大根を売ってるんだ?これが本当にやりたいことなのか」。その日のモチベーションを維持するだけでも大変な毎日だった。

 かいわれ大根の仕事は10カ月で辞めた。ただ、振り返れば、この10カ月が自分の「原点」なのだと市原は思う。働く厳しさを知った。仕事とは何か。何度も思いを巡らせた。そして、自分について考えた。誘われるがまま就職を決めてしまった学生の頃とは違う。初めて自分の意志で決断した。だから、思い悩んだこの10カ月間こそが、自分のスタート地点だと思えるのだ。その後、市原は2度の転職を経験。29歳の時に出会ったのが、大学の就職課での仕事だった。就職活動をする学生を支えて18年が過ぎた。今、市原は、口にこそ出して言わないものの「天職に出会えた」と密かに思っている。

 22歳の時、自分が大学の就職課で働くことになるとは、ひとかけらの想像もできなかった。そんな仕事が自分に向いているとは思いもよらなかった。

 しかし、働くとは「そういうことなのだ」と市原は思う。

 就職とは、行き着く先の見えない航海へ出たに過ぎないと、今は実感をもって言える。そこで何かに出会い、ぶつかり、転がり、流れ、形を変えて、いろいろなことに気付きながら、人生は作り上げていくものなのだ。

 学生たちに伝えたいことが山ほどある。就職活動なんて、そんな顔をしかめてするものじゃない。まだ社会の入口に立ったばかりなんだから、人生が決まってしまうような顔をするな。

 それなのに、いつの頃からだろう。単なるスタート地点であるはずの就職活動が、人生のゴールのようになってしまったのは。就職活動は「シュウカツ」と呼ばれるようになった。就職活動をまるでひとつのイベントのように括ってしまうこの言葉が、市原はどうしても好きになれない。

 今年、新卒学生に対する求人件数は、バブル期を上回り過去最大だと言われている。いわゆる「売り手市場」だ。

 来春2008年3月卒業予定の大学生・大学院生に対する民間企業の求人総数は93.3万人と、昨年より10.8万人増加。求人倍率は1.89倍からついに2倍を超えて2.14倍となっている(リクルートワークス研究所調べ)。

 しかし、求人件数が多いにもかかわらず、学生たちの就職はすんなりと決まっていかないのが実状だと市原はいう。

 なぜか?多くの学生が「大手企業や人気企業へ行かなければ、自分は幸せにはなれない」と思っているからだ。東海地区の中堅私大である中部大学の学生たちも、その例外ではない。

 就職活動を始めたばかりのある学生は、何のためらいもなく、こう口にした。「大手企業にしか行くつもりはありません」。バブル崩壊を子どもの目で見てきた世代だからだろうか。最近の学生は大手志向がさらに強まっている。ただ、就職を希望する全員が大手企業に入社できるはずはない。



 それでも、多くの学生が限られた数の椅子に向かって殺到する。それを煽るように就職ビジネスが学生の背中を無理矢理に押す。履歴書対策、面接で好印象を与える方法、エントリシートの書き方、筆記試験の攻略法、自己分析、グループディスカッション、立ち振る舞い、スーツの着こなし……洪水のように流れてくる情報の中を、遅れを取らないよう必死になって前へと進む学生たち。理解するのではなく、まずは情報を頭に叩き込む。受験勉強の時と同じ光景。そこに生まれるのは、同じ顔、同じ考え方、同じ言葉を話す学生たちの姿だ。

「全部で400社くらいエントリーしました。すべての企業とやりとりはできないので、返信されてきた案内のタイトルだけを見て、興味のない会社からのメールは内容を見ずに削除します」

「説明会の時、あえて最後まで残って後片付けの手伝いをする。名前を覚えてもらえるし、印象もいいから。これも活動テクニックのひとつ」。

 市原は学生たちに声を掛ける。「就職ビジネスに踊らされるな」。大手企業が人を幸せにしてくれるとは限らない。そんなものは高度経済成長時代の話だろう?人気企業ランキングに載っている会社なんて、全体から見ればほんの一部だとわかるだろう?

 しかし、採用側である企業もまた「同じ顔」「同じ言葉」で学生たちにこう問いかける。「あなたは社会に出て何がしたいのか」「10年後、20年後にどうなっていたいか」「自分に何ができると思うか」……。すべての学生に会うことは不可能だし効率が悪い。まずは、採用の窓口をパソコンの中で行い、そこで人数をふるいに掛ける。“上手に質問に答えられたもの”だけが椅子取りゲームの先へと進むことができる。

 市原は思う。10年後、20年後のことを正面から答えられる学生が何人いるだろう。まだ社会に出て働いたこともないのに、どうしてやりたいことがわかるのだろう。

 「何もわからないまま」「迷ったまま」で社会に出てはいけないのか。「わからないことを、わからないというのは恥ずかしいことじゃない」といつもは口にしている大人たちが、どうして就職にだけは答えを求めたがるのか。

 「10年後のことは、今はよくわかりません」と正直に答えてしまったら、間違いなくエントリー段階で落とされるだろう。その学生の人柄や能力に関係なく。就職ビジネスに背中を押され、企業からの問いかけに必死に答えようとする学生たち。器用に対応できる者だけが採用されていく。これが今の就職活動の現実なのかもしれない。大切な「何か」が片隅に追いやられている。

 10社受けるために、一生懸命10枚分の自己PRを書いた学生がいた。結局、どこからも返事が来ずに「自分には無理なのでしょうか」と市原のもとへ相談に来た。市原はその学生に声を掛ける。「心配するな。おまえを必要としてくれる会社は、いくらでもある」。

 10枚の自己PRを書いた学生の思いを、受け止めてあげる大人が1人でもいなければ、その学生は行き場を見失ってしまう。会社からは返事をもらえず、親からは「どうなっている?」と聞かれ、要領のいい友人はどんどん内定をもらっていく。情報の“塩漬け”にされたまま身動きがとれず、取り残されていく学生たちに誰が手を差し伸べるのか。

 就職ビジネスや企業だけではない。大学もまたビジネスとは切っても切り離せない立場にいる。少子化が進む中、生き残りをかけて生徒を集めなければならない。生徒募集の切り札が「就職実績」だ。あの大学に行けば大手企業に就職できる。就職に困ることはない。これが最大の売りとなる。市原にも各学部から依頼が届く。「学生を何とか大手企業に就職させてほしい」。その思いは痛いほどわかる。自分自身も葛藤している。でも、市原はこう答えることにしている。

 「そんなことはしません」。

 少なくとも、自分は学生の本心や本音を受け止めてあげることができる「1人の大人」でいたい。大手企業に就職できるのなら、すればいい。ただ、それが人生のすべてではない。大切な「何か」とは、言うまでもなく「自分」だ。自分を偽り、自分を曲げて、自分を殺して、そんな就職には何の意味もない。

 社会人生活の第一歩なのに、記念すべきスタートなのに、学生たちが自分の思いを、偽り、曲げ、時には殺してしまう就職活動とは何なのだろう。

 自分のミッションは大手企業に就職させることではない。「全員を社会のスタート地点に立たせること」だと、市原は考えている。その学生が望む企業に就職できなくても、たかが就職くらいで人生をあきらめることなく、自分らしく人生を歩むことのほうが大切だ。

 本当は、みんながわかっている。何が大切で、何を尊重するべきかを。「わかっているが、今は人手が足りない。効率的に採用して、即戦力として活躍してもらわなければ」と企業は言う。「わかってはいるが、長い目で見るとやっぱり大手企業のほうが安心できる」と親は言う。誰もがわかっているが、誰もが現状に身動きが取れなくなっている。学生も、企業も、親も、社会も。今となっては、複雑に絡み合った糸をほどくのは容易ではないだろう。

 だから市原は、学生たちにだけ目を向けることにしている。
 少なくとも、学生だけは絡み合った糸の呪縛から、解放してあげたいと思う。

 企業の都合、大学の都合、就職ビジネスの都合に振り回されることがないように。初めての仕事選びなのだから。初めて社会の門を叩くのだから。はじめの1歩から苦しんでしまったら、会社に勤めること、働くことに希望が持てるはずがない。

 もっと自分に正直に仕事さがしをすればいい。正直な自分を採用してくれない会社なんて、入社したところでどうせ苦労するだけだ。「入社させてください」なんて頭を下げるな。企業規模なんて関係ない。「キミがほしい」と求めてくれる会社に行くほうが、きっと何倍も幸せに働ける。



 市原が今、大切にしている言葉。それは「大丈夫」のひとことだ。「ぼくの“大丈夫”には根拠はないんですけどね」と笑う市原だが、それは学生たちが一番求めている言葉なのかもしれない。  市原は今でも草野球をたしなむ、大の野球好きだ。中部大学野球部は、愛知大学リーグの1部で優勝を争う強豪チーム。プロ野球選手も輩出している。時折、野球部が練習しているグラウンドへも足を運ぶ。  ある日、野球部の3年生が市原のもとへ相談にやってきた。「就職活動があるから、部活を途中で辞めようと思うんです」。市原は言った。「辞めるな。野球がしたいのなら、思い切りすればいい。大丈夫!就職は何とかしてやる」。

 4年生の1月を過ぎてから、相談にやってくる生徒もいる。「部活をやっていて、ろくに就職活動をしていなくて……」。大学生活も残り数カ月での就職活動。世の中の常識でいえば、すでにアウトだ。不安げな顔をしている学生に市原は言う。「よく来てくれた。まだ大丈夫!」。卒業間近の大学4年生で就職が決まっていない学生に「今まで何をしていたの?大丈夫か?」と声を掛ける大人は大勢いても、「大丈夫!」と言い切ってくれる大人が何人いるだろう。不安に押しつぶされそうな学生が、大丈夫のひとことで救われていく。

内定が出た4年生の学生と握手をかわす


 年に何度か、卒業生たちが市原を招いて宴を開いてくれる。小さな会社にしか就職できなかったとしょげていた学生が、今では会社になくてはならない存在となり、たくましく働いている。何回か転職して、ようやくやりがいのある仕事を見つけたと報告する学生がいる。ほら、大丈夫だ。就職活動はたったひとつの通過点にしか過ぎない。かつての自分がそうだったように、彼らは自分自身でしっかりと人生に折り合いをつけて生きている。人生を歩いている。その姿こそがもっとも尊い。何よりも嬉しい。

 「学生たちは就職活動をする頃になってから、ぼくのことを知るかもしれないけれど、ぼくは1年生の時からずっと彼らを見ているんです」。市原が見ているのは、学生たちの心の中にあるもの。今年、市原が担当する学生は約300名。就職活動が終わる頃には、多くの学生の顔と名前がまた市原の胸に刻み込まれる。

(写真:渡辺裕一、文:双里大介、企画:平澤弥生)

「女性の生き方選択」に関する記事

「日経ウーマン」という雑誌をご存知でしょうか。働く女性のための雑誌です。それのネット版があります。このブログを読んでくださっている方は女性が多いでしょうし、また女の子を育てている方も多いと思います。きっと参考になることと思います。


女性と仕事、家庭は大きな選択肢の問題だと思います。男性よりも「仕事」と「家庭」をどういうふうに選択していくかは、生き方の選択になるように思います。特に、このブログと関係の深い「海外移動」が関わってきます場合は、より一層、選択が問題になってきますよね。例えば夫の海外転勤や海外での研究についていくのかどうか、など。


時代とともに女性の役割も変化していきます。今の時代、女性が会社で男性に伍して働くこともごく当たり前になっています。その中で私達、そして子ども達はどのように生きていくのでしょうか。運命もあることですが、個人の選択ということもあります。 家庭を取るの?仕事の遣り甲斐を取るの?生き甲斐をどこに見つけるの?金銭的収入を取るの? 地域活動をとるの?(←これもピアーズとしては選択肢に入れたいです) もちろん二つ以上をとることだってできますし、時差をとって二つ以上を実現することも可能でしょう。いろいろな選択肢がありますが、自分らしく生きて行って欲しいと思います。(っていうか、自然に自分らしくなっていくものなのでしょうが)


「仕事と子育ての両立」 ↓ http://woman.nikkei.co.jp/hakusho/article.aspx?id=20071107f5000f5                                                   「人生の選択別 女の人生、マネーシミュレーション」 ↓ http://woman.nikkei.co.jp/hakusho/article.aspx?id=20070827f5000f5



「人事も経理も総務も 中国へ」 NHKスペシャル

今夜10時からNHKスペシャルで「人事も経理も 中国へ」という衝撃的な内容の番組をやっていました。http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.html


工場を中国やアジアに置いてコストを下げるということは、かなり以前から行われているのは、よく知っています。けれど、今や日本のホワイトカラーの仕事も中国へアウトソーシングする時代になりつつあるようです。


確かにアメリカでは、英語ができるインドへのアウトソーシングが行われているとは聞いていました。金融関係など時差を利用できるのも一つの利点と聞いています。電話によるサービスなども、インターネット回線を通じて安く行える時代になっているとも聞いています。


それはあくまで英語圏の話だと思っていました。けれど今、中国では日本語熱が高まり、特に戦前の日本語教育の遺産が今も残る大連は、日本からのアウトソーシングの一大基地となっているようです。若くて優秀で(仕事を素早く的確に理解する能力や語学力)、仕事熱心な中国人の目を見張るような働きぶりには圧倒されます。ぬるま湯に浸かっていた日本の会社員は、おちおちしていられません。今まで日本人にしかできないと思われていた仕事も、その仕事を洗い出し細かくマニュアル化することで、中国人にも十分こなせるものとなり得るのです。


自分にしかできない仕事は何かを考えて発奮する中高年サラリーマンの姿が描かれていましたが、心から応援したくなりました。またそれとともに、これから仕事を始める日本の若者も、今までの発想だけではなく、自分の頭を使ってよく考えて仕事に取り組むことが、ますます求められていくのだろうなあ、と感じさせられました。サラリーマンも地球規模での生き残りの時代に入っていくのかもしれませんねえ。


P.S. 日本の仕事を請け負う中国の方々は、日本の上司にちょっとエラソー(?)に注意されても、とても素直に謝っていらっしゃいました。そのような態度が、日本人には大変好もしく評価されたようです。日本社会ではそういった態度が大切みたいです。つべこべ屁理屈や言い訳を言わない、というような態度です・・・。中国文化に詳しくありませんが、長幼の序など、日本文化と親和性の高い面もあるのかしら、と感じました。

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