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中3卒業資格(公立高入学は9th grade, year 10・・・の修了が必須)

先頃、いただいたメールの中に、「日本の公立高校を受検する場合、イギリス系の学校であればYear10を修了していないと受検資格を充たさない、と言われ、結局、公立は受検できず、受け入れていただける私立高校に進んだ」というものがありました。

文部科学省の通達があって、アメリカ式であれば9thGrade、イギリス式であればYear10 (イギリスは大抵、1学年早い勘定になります)を修了しないと、日本の義務教育と同じように9年間の学業を修めたとは認められない、というふうになっています(英米以外出身であっても、同様になるのだと思います)  そのための対応として、以下のような方法が考えられます。

  1. 早めに帰国して日本の公立中学に入って、中学卒業資格を取る
  2. 日本人学校に編入して、中学卒業資格をいただく
  3. 9th gradeやYear 10を終えて、高校1年の途中で編入する

まず1.ですが、日本の中学は義務教育なので、いつ帰国しても学年通りに入ることはできるのですが、実際問題、2学期の終わりや3学期(2学期制だと2学期に入ってから等)からの編入は、学校には大変ご迷惑をかけることになります。 本当に十分心を尽くして、丁寧に先生に頼んでくださいね。 義務教育なんだから当然だ、といった態度は、やはりお願いするには適切ではないでしょう。

さて、すぐに日本に帰国する、といったことは、そうそう簡単にできないこともあります。

2.の場合ですが、日本人学校は公立学校ではありません。 日本人会といった理事会が運営しており、学費も必要です。文部科学省から先生が派遣されていますが、私立学校と同様の組織になっています。 ですので、中3卒業の資格が欲しいということで、中3の後半に入ってからの編入は難しい場合が多いようです。 理事会で諮られ(これも頻繁に開かれるわけではなく、開催時期とタイミングが合わない時もあります)、最後は校長判断になったりします。 決して、簡単に入れるわけではない、ということを知っておかれたほうが良いでしょう。 もちろん、アメリカなどは全米に3校しか日本人学校が無く、この方法はとれないことも多くあります。(アメリカにおいて、全くの私立の日本人学校で中学があるのは他にも3校ほどあります)

3.ですが、高校1年の編入となりますと、編入枠を残してある学校は大丈夫ですが、多くの学校は高校入学時で帰国枠一杯を取ってしまいます。公立高校は定員一杯に取るのが普通ですし、私立高校でも受け入れ専門校といったような学校でない場合は、入学試験で定員一杯を取ってしまいます。特に人気のある学校ほど、そうなりがちです。よって競争が厳しくなる可能性もあります。

以上、少しでもご参考になれば幸いです。 お分かりにくい場合は、どうぞメールをくださいませね。

私個人は、そこまで9年生修了を厳しく求める必要があるのかは疑問に思っています。 日本に居れば、学力が低くても学校に通ってさえいれば中学卒業資格はいただけますし、例えば、日本の小学校入学時から数えれば、トータル9年間、学校教育を受けた場合もありますし。 一度、そのあたりの見解をお偉い先生方にお聞きしてみたいと思っております。

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帰国前後の子どものSOS

先の「帰国便利帳」に載っていた記事です。(vol.8) とても役立つと思うので、一部を引用(少し言い回しを変えています)しておきます。

帰国前の子どものSOS

  • 日本の文化をよく知らない・・・童謡・昔話・伝統行事などを伝える努力をしましょう。日本語での挨拶を家庭内で練習しておきましょう。
  • 仲のよい友達との別れが寂しくてたまらない・・・誠意を持って状況を説明し、十分な別れの機会を持たせましょう。帰国後も友達に週1回10分は国際電話をする、といった友情が途絶えない手段を一緒に考え、実行しましょう。
  • 知らない日本語がたくさんある・・・親子の会話で、それ・あれといった代名詞ではなく、ちゃんと名詞を使うよう心掛けます。できるだけ詳しく話すよう心掛けます。日本語の間違いでいちいち子どもの話を止めないようにします。
  • 日本が好きじゃない・・・滞在国の良いところ、日本の良いところを分けて考えさせます。「日本も良い国だ」と思わせられたら、文化や言語のキャッチアップが早まります。もし「日本はイヤな国だ」と思っているようなら、早急にその原因を探り、対策を考えなければなりません。
  • 帰国後、日本の学校でうまくやっていけるかな・・・子どもに合った学校を探すことに、親が力を尽くすことを理解させます。
  • 受験をうまくやれるだろうか・・・うまくスケジュールをたててやることも大切です。本人に余裕が無いときは、多くを望まないことも大切です。

帰国後のSOS

  • 滞在国で使っていた言葉を使えない・・・語学教室などを探してみましょう。同じ言語が話せる友人の居る環境が見付かればいいですね。滞在国の友人とメールやネットを通して交流できる環境を作るのも一つです。 また地域の国際交流ができる催しに参加するのも良いでしょう。
  • 登下校を一人でしなければならない・・・信号の渡り方、電車の乗り方など、身に付くまでは一緒に通学路を歩いて練習しましょう。
  • 志望していた学校の受験に失敗した・・・子どもを責めたり、親が落ち込んだりしないようにしましょう。子どもに合った他の選択肢も考えておきましょう。
  • 日常生活が滞在国と違い過ぎる・・・今までとの違いにぶつかるのは当たり前のことです。一緒にいろいろ体験して、ゆっくりと子どもに「日本の文化を学ぶのは価値がある」と認識させていきましょう。子どもが納得したら、あとは子どもが受け入れていくのを見守りましょう。
  • 心を開ける友人ができない・・・子どもが小さい場合は親同士が交流するのも良いことです。学校に帰国子女がいない場合は、同じ帰国生のいそうな語学教室を探すのも良いでしょう。部活や趣味など、打ち込めるものが共通しているところに友人が見付かるかもしれません。
  • 滞在していた国に戻りたい・・・部屋にこもったり、不登校になるような場合は、専門家に相談するのも良いでしょう。また受け入れ校への転校も検討するのも良いでしょう。
日本の学校に籍を残しての海外渡航 (突然の帰国に備えて)

海外渡航に際して、日本の学校に籍を残して渡航する場合があります。 帰国時期が分からなくて急な帰国になることもあるかもしれないという場合や、渡航して現地に馴染めるかどうか不安、勉強についていけるかどうか不安、高校の単位が海外へうまく移せるかどうか分からない、などといったことが理由としてあります。

私立小学校の場合、全額の学費を払い込んでおくと籍を置いておいてくれるといったケースもお聞きしたこともあります。 半額で良いといった場合もあるようです。 国立でも籍を置いておけるところもあります。 もちろん公立小中学校では、それは全く必要の無い心配ですけれど。(義務教育期間は学齢通りの学年に戻れますので)

ですが、一つ心配なのは、帰国枠で受験する場合、学校によっては日本に籍を置いての渡航は年数に認めないというケースがあるかもしれない、ということです。 受験しようと思われる学校に確認をされておいたほうが良いでしょう。 学校ごとに対応が違う可能性があります。

私の存じているケースですが、大学受験の際に「日本の高校に1年以上在籍していないこと」という事を条件としていました。

どうぞ、お気を付け下さいね。 てろてろちゅうい

9年(12年)の課程を修了した者、修了予定の者 の意味

つい最近、メールでいただきました御質問なのですが、皆様にも参考になるのではと思い、ここに記載しておきます。

高校受験(受検)の際に、「9年の課程を修了した者または修了予定の者」、大学受験の際に「12年の課程を修了した者または修了予定の者」と書かれています。 これは日本と海外を合わせて、9年間、もしくは12年間、きっちり教育を受けていなければいけない、という文字通りの意味ではありません。

例えば日本と海外の学齢の区切り方の違いによって、渡航した際に誕生月の関係で1学年上に入ってしまうことがあります。そして現地で12年生を終えた場合、就学年数をトータルすると12年には少し満たず卒業を迎えてしまうことがあります。(夏休みがずれていたりもしますし)

しかし受験条件で言っているのは、「12年生までの課程を終えた者」ということですので、それは問題ありません。 もちろん、何年も飛び級をしている場合は、受け入れ不可なところもあります。 大学では18歳になっていることを入学条件にしているところもありますが、17歳で入れるところもあります。

      * * * * *

それと、もう一つ「アメリカでは18歳の誕生日を既に迎えていると、12年生の始まる9月新学期に入れない」というところもあります。高校まで義務教育であるためです。 例えば日本の中学を卒業して渡航する場合、生まれ月の関係で(多くは4月から6月生まれ)、現地では2年間しか就学できないこともあります。19歳までに卒業させるためです。  ですが、地域(学校区)によっては融通のきくところもあるようですので、よく調べてから渡航なさいますように。 

単位数の不足によって高校を卒業できなかったり、アメリカの大学に進む場合も、志望大学が要求している必修科目の単位が取れなかったりすることのないように。

渡航して日本語以外で学習を始めた頃。

海外へ渡航して(海外移動?)、現地に日本人学校が無かったりする場合は当然の選択ですが、意図的に現地校やインターを選択するご家庭もおありだと思います。それはきっと、家庭の教育方針に加えて子どもさんの年齢、性格、能力、渡航期間、現地の状況なども考え合わせて決定された選択だと思います。

さて実際に学習を開始してしばらくは、子ども達は訳の分からない状況に放り込まれます。いろいろなストレスにさらされています。それをサポートしていくのは家庭の役目でもあります。気持を受け止めてあげてくださいね。

また学習に追い付けるようなサポートも必要です。家庭教師や塾を利用なさるのも良いでしょう。もちろん親御さんが頑張って宿題を見てやることも必要でしょう。

と同時に日本の勉強も細々であっても良いのでお続けになってくださいね。家庭内では日本語を話すこと、そして小さなお子さんや小学校中学年くらいまでは読み聞かせもしてあげてください。それは言語習得という意味だけではなく、会話の中で生まれる親子の精神的交流も大切なものだからです。

「現地の学習言語も不十分であり、日本の学習も遅れてしまうことで知的空白期間が生じる」という説もあります。確かに、その心配はあることでしょう。ですが、子ども達は日常生活の中で、外からは見えにくくても知的活動はしています。現地の学習を手伝うことで、それも少し見えると思います。また、たまにしかできない日本語による学習であっても、知的な伸長を促す家庭学習は可能です。補習授業校の利用も一助となることでしょう。大きなお子さんであれば、時間がある時に、日本語による読書も是非させてあげてください。

むやみに恐れることなく、また楽観的に過ぎて怠慢になることなく、適切に後方支援をしてあげてくださいね。親がちゃんと心を砕き、工夫をすれば、きっと大丈夫ですよ。410

どうしても方法が見つからない時は、どうぞメールをください。一緒に考えましょう。

いつ渡航したらいい? 本帰国したらいい?

渡航される時期については、多くはご主人の渡航時期に左右されると思います。留学なさる場合なら、子どもさんも現地で新学期が始まる時期に合わせられることでしょう。会社の場合だと、ご主人が赴任されて何ヵ月後以降というふうに決まっているところもあると思います。ご主人の仕事の引継ぎなどがあるためでしょうね。


さて、それらを勘案した上でいつが良いかということになると、やはり現地の新学期が始まる前が一番良いとは思います。夏休みごろに行くと、現地に慣れる時間も取れます。 けれど、子どもさんが中学や高校などの入学時期が重なってしまうと、渡航は3月ということになるかもしれませんね。世界の多くの国では、3月や4月というのは学年の終わりに近づき中途半端な時期なので、迷惑かもしれないのですが仕方ありません。


渡航なさる学年について考えますと、滞在期間にもよるのですが、日本人学校を考えていらっしゃるなら、海外の日本人学校は中学までしかありませんので、高校では帰国かインターになります。それを考えて渡航なさってくださいね。                   インターや現地校に入られる場合ですが、小さいうちは比較的ラクですが(でも、日本語も発達時期ですので、しっかりさせてあげる必要がありますよ)、大きくなってからの渡航はかなり大変ですので、覚悟が要ります。下記を参考に、帰国時期の目処を考えて渡航なさってください。


本帰国をなさるタイミングなのですが、これは各家庭の事情によるので一概にお答えするのは大変難しいです。ご兄弟があったりもしますしね。海外赴任のあるご家庭では3年置きに出産するのがいいと聞きましたが(笑)。ここでは、ご主人の異動が当分無いという場合で考えたいと思います。


まず日本人学校に通っていらっしゃる方ならば、決定は比較的簡単でしょう。中学入学時期(中学受験なら)か、高校入学時期となるでしょう。ご兄弟がいらっしゃるなら、その方のことも考えないといけませんが、高校だと寮もかなりあるので、その利用も考えられます。帰国せずインターへの転校を考えていらっしゃるなら早めがいいかと思います。英語での勉強はなかなか大変ですから。


次に現地校やインターに通わされている場合を考えます。最終的に日本の大学進学を考えていらっしゃるならば、大学入学時に帰られるので良いかな、と思います。けれど、日本語はある程度、やっておいてくださいね。小論文の試験もありますし、大学へ入ってからもレポートを書かなければなりませんから。


なるべく、避けたいのは高校の途中での帰国です。特に高校3年の2学期を過ぎてからの帰国となると、かなり受け入れる学校は少なくなります。首都圏ならばまだしも、関西でもそれほど多くはありません。けれど皆無ではありませんので、どうしてもの場合はご相談ください。とりあえず高校卒業資格を取れば、AO入試や帰国枠で受験できる大学は結構あります。(国立大学入試は最終学年を現地で終了していること、という条件がつくところもあります)


高校途中で帰国になりそうな場合は、大学入試を考えると高校入学時に帰国しておくほうが良いかもしれません。それでも、日本の中学の勉強が全く抜けてしまうと、難関国立大学はなかなか厳しいものがあります。ですので、大学附属の高校を考えるのも良いかもしれません。もちろん、今の大学はAO入試や推薦入試を行うところも沢山ありますので、附属高校だけが選択肢ではありません。やる気があれば道は開けるでしょう。


絶対、日本の難関国立大学や国公立医学部だー、と思っていらして、高校卒業までに帰国になるだろうというご家庭では、中学で帰国されておくほうが良いかなと思います。もしくは現地でしっかり日本の勉強もなさっておかれると良いでしょう。といっても、そうしたからといって必ず合格するわけでもないので、よく考えてなさってくださいね。何事も無理しすぎるのは良くはないかな、と。                                  しかしながら、たまに優秀なお子さんだと現地校に通っていて(ただし補習校にも通学)、高校1年で帰国して2年位の勉強で東大へ通る人も居ます。現地の高校でも、ラクにトップクラスの成績を取るようなお子さんの場合ですけど。後期試験を利用すると、たとえば東大理Ⅱなどはセンターは数・理・英の3科目で足切りに使うだけ、二次試験は化学と生物、総合問題として英語読解力と日本語記述力ということなので、合格の可能性も皆無じゃありません。→来年’08から後期は一括募集となり、試験科目が変更になりました!(6月21日訂正)


                      ↑                                                   以上、各ご家庭の考え方に基づいて決めていってくださいね。もちろん、日本の大学じゃなくて、海外の大学という選択肢だってありますのでね。それに、大学以外の道だってありますし。