FC2ブログ
☆新しい記事は新ブログへ移動。左サイドバーからどうぞ  ★ピアーズ@関西の集まりは下記に記しています。ご参加をお待ちしています   ◆ 教育相談なんでも承ります まずはメールをどうぞ お気兼ねなく ^^ ピアーズ・ベテラン相談員達が丁寧にお答えいたします  ♥ メンバー募集中!(自由参加の有償ボランティア、お手伝いくださいね。プロフィール欄をご覧くださいませ) ♣ 学校訪問/英語保持スクール訪問ライターさん、募集中 できるだけ省力化しています (詳細は2010/02/26記事)

市販の公文式教材で国語力をつける。

日本での話です。 小学校高学年になって、「国語」が不得手なお子さんがいらっしゃったそうです。学年相当の問題集ではちょっと無理だったようで、基礎ができていないのではと考えられ、市販されている公文式の下記の問題集を使って小学校1年生から復習をされました。子どもは簡単にできるから「カンタン、カンタン」と言いながらどんどん解き進めていったそうです。 一頁に載っている問題数が少ないので、どんどん解けていきます。問題集一冊が終わってしまいます。すると達成感が湧きます。そのうち学年相当の問題も解けるようになったそうですよ。
 
中身を見たい場合はこちらのサイトへ↓http://item.rakuten.co.jp/kumon/c/0000000213

「親の偏差値」というメルマガでは、こんなことが書かれていました。

『出来るだろうは多分出来ない』

『これまでの経験上、多くの親が「自分の子はできない」と思っています。
 その割には「このくらいはできるだろう」のレベルが高いです。
 基礎的なものになればなるほどそのそれが顕著になります。

 たとえば、国語なら漢字や語句、算数なら計算といったものは
 おそらくあなたが思っている8割もできればいいほうです。

 偏差値的に45~55ぐらいの子の場合
 ほとんどの子が基礎的な部分でなんらかの大きな穴を持っています。

 ・あれだけ家でやったのに
 ・家だとできるのにテストでは……
 ・昨日できた問題が今日は……

 これらの原因の多くはたいがい基礎的能力の穴が原因です。
 やっかいなのが一見それが直接の原因のようには見えない点です。 』

『基礎的なことはできると思っている方こそもう一度疑ってみてください。
 そこに大きな欠点がある可能性は非常に高いです。

 あなたが「多分出来る」と思っているものは「多分出来ない」です。
また、もしあなたがお子さんの基礎的な部分の欠点に薄々気がついているなら気がつかない振りはやめてください。

 塾の復習に時間を取られてそちらに時間を回せないと考えるかもしれません。でも、「急がば回れ」です。

 今はだましだましで行けてもいずれ破たんは目に見えています。
 もう一度基礎の大切さを確認しなおしてみてください。 』

スポンサーサイト



母国語の再習得にネットが活躍

USA Front Lineのサイトにこんな記事が出ていました。「母国語の再習得にネットが活躍~会話相手の募集やオンライン電話も」(http://www.usfl.com/Daily/News/09/07/0715_029.asp?id=71495)太字はピアーズ。

移民や米国に長期滞在する外国人の子供たちが自分のルーツである母国語を再習得するのに、インターネットが大きな役割を果たしている。

 ロサンゼルス・タイムズによると、興味ある集会を検索できるウェブサイトMeetup.comには、全米の都市部で数多くの言語グループが登録されている。その他、Yahoo!Google、Craigslistにも数多くの言語グループがあり、中には会話の練習パートナーを求める広告を掲載する人たちもいる。

 チタバン・ペタルさん(28)は2年前、Meetup.comサイト内でロサンゼルスでのグジャラート語グループを立ち上げた。インド人の両親の下に生まれ、家庭ではインドの言語の一つであるグジャラート語を話して育った。しかし、大学のために実家を離れると、次第に文法を間違えるようになり、自分が言いたいことを表現できない事実に気づき、少しでもグジャラート語を維持したいと思ったと言う。現在、彼女が創立したグループには、同様の動機を持つ約100人が所属し、定期的に集まっている。

 母国語を学ぶ動きに関するデータはほとんどなく、そのためのオンライン活用となるとさらにデータは少ない。しかし専門家は、以前と比べ、語学を学ぶ機会が増えていると指摘する。昔は、英語が流暢になることが最優先で母国語の維持はあまり奨励されず、また故郷の親戚や家族と連絡する手段は少なかった。しかし今では、わざわざ米国を出なくても、スカイプや電子メール、トゥイッターなど、さまざまなオンラインのコミュニケーション手段がある。

 ピーター・ユージーン・キムさん(25)は子供の頃、毎週土曜日に韓国語学校に通っていた。しかし、最近韓国へ行ったところ、自分が望んだほどうまく現地の人たちと意思疎通ができなかった。そこでCraigslistで韓国語の練習相手を探し、今は2人の相手と時々会って気軽な会話を楽しんでいる。韓国語を磨くことは、貧しい人々や移民家族を支援する弁護士としての自分の仕事にも役立っているという。

 母国語の再習得は、就職の際の武器にもなる。雇う側も、第2外国語の能力を重視する傾向が強まっているという。

日本で英語ができることと比べて、アメリカで外国語ができることはそれほど有利なものではない、という話も聞きますが、有利・不利というだけではなく、複数の文化を知っておくことや、親の言語を継承語(ヘリテージ・ランゲージ)として学んでおくことは決して無駄ではないと思います。

今は昔と違い、地球は狭くなりました。航空運賃もぐっと安くなっていますし、通信手段も安くなり、インターネットを使えば、地球上のどことでも簡単に繋がることができます。ネットを上手に活用して、母国語習得に努めるというのも、良いアイデアかなと思います。

大きくなってからでも,母国語を学ぼうという気持ちになれば、学ぶ手段はあるのですね。子どもの頃に基礎をつけておけば、よりハードルは低くなることでしょう。

海外で日本語を伸ばす  -カルダー淑子先生ー

海外にお住まいになられていて、日本語をどう伸ばすかに頭を悩ましていらっしゃる保護者の方は、もう既にネットサーフィンなどで見付けていらっしゃる文章かもしれませんが、カルダー淑子先生というプリンストン日本語学校の先生が、とても役立つ内容の文章をお書きになっています。

もしお読みになっていらっしゃらない方は、ぜひお読みになられると良いと思います。→http://www.mcfh.net/calder.htm

英語も日本語も中途半端になるのではないか、というご不安をよくお聞きいたします。確かに人間は同時に別の場所に身を置くことは不可能ですから、その国で生まれ育った人と全く同様に言語を身に付けるということはなかなか難しいことです。特に日本人が、同じ日本人に対して要求する日本語レベルはかなり高いものですし。

ですが、芥川賞候補に今年も外国人が挙がっています。本人の好奇心と努力と、そして時間をかけることによって、大人になってもレベルを上げていくことは可能でしょう。文学賞レベルを求める必要はありませんが、少なくとも一つの言語で十分思索し表現できることは大切です。そして他の言語についても、できるだけ学ばせる努力をしておくことは、大きくなってからの取り組みのハードルを低くすることでしょう。

言語だけではなく、文化の違いもあり、いろいろ難しいこととは思いますが、どうぞ心を込めて子育てなさいますように。

在日華人の教育熱

先日の朝日新聞のサイトに興味深い記事が載っていました。皆様はお読みになったでしょうか。

http://www.asahi.com/special/kajin/TKY200903080154.html

http://www.asahi.com/special/kajin/TKY200903080156.html

上の記事では、寮付きの学校で帰国子女受け入れ校としても有名な千葉県の暁星高校の最近の現象について書かれています。今、暁星で東大はじめ難関国立大学への合格者の殆どが、なんと高校から日本へ来て編入した中国の生徒達なのだそうです。彼らは朝早くから夜遅くまで猛勉強をして3年で東大へ入ってしまうそうなのです!びっくりです。

こういった高校からの編入ではなく、80年代に中国から留学してきた父母を持つ在日中国人の中学受験熱も高く、開成・筑駒・灘といった難関校に中国人名を持つ子ども達が増えているそうです。

下の方の記事の中には、日本の公立小のぬるさに愕然とした中国人夫婦で、夫だけが日本に残り、妻と子どもだけを上海のインターに通わせているケースが書かれています。就職も結婚も競争と考える中国人にとっては、それが妥当な選択だったようです。

また一方で、妻と子どもだけを中国に帰して子どもを中国の学校に入れたところ、委員になって「みんなを管理する」ことを得意気に話す子どもの言葉を電話で聞いて、日本へ呼び戻す決心をした人も居ます。「権力を持つことが偉いと思うような人生は選んでほしくない」「世の中にはいろんな一番があることを日本に来て知った」とこの人は言います。


頑張るのは素晴らしいことです。生き抜くのも大切なことです。ですが、人を支配し管理する姿勢が身についてしまうのは、私はちょっと恐ろしいです・・・。

それと、中学卒業頃(15歳頃)まで母語をしっかり身につけ、学習習慣が確立していると、第二言語による学習はかなりスムーズにいくのだな、とも感じました。

昨日、バイリンガルやトリリンガルについて語り合われているmixiに書かれた経験談を読んでいたのですが、最低、一カ国語はしっかりと身に付ける努力をすることは非常に大切なのだな、と改めて思いました。もちろん、習得に時差が生じても良いですし、一時的セミリンガルということはあるかもしれませんが、それでもまずは一つの言語だけは確実にするよう心掛けることが重要です。もちろん、各家庭、子どもによって状況は違いますから、常に子どもの様子に注意を払っておくことは言うまでもありません。そして柔軟に対応してくださいね。

現地での体験を作文に。

毎年行われています「海外子女文芸作品コンクール」の入賞作品が、11月号の月刊「海外子女教育」誌に掲載されています。 とても楽しく読みました。

今年の受賞作品にもいろいろなものがありました。現地のお年寄りの生活を書いたもの、現地の食生活の豊かさを書いたもの、孤児施設を訪ねたときのことを書いたもの、現地の特別算数クラスの授業について書いたもの、家族の繋がりの温かさを改めて感じたことを書いたもの、日本デーをしたときの学校での両親の活躍ぶりを書いたもの等々。日本に住んでいては経験できないことを学んでいる子ども達の姿が目に浮かびます。 

以前にもご紹介させていただいたのですが、こういったコンクールに応募なさることは、とても良いことだと思います。日本語の保持伸長にも、また体験記録にもなると思います。 私の場合、子どもが書いたもので良いかな、と思ったものを取っておいて応募したことがありました。 今年はもう終わっていますが、毎年、5月~7月末までの3ヶ月間が応募期間のようです。ちなみに今年の応募要項はこちらでした。   → http://www.joes.or.jp/bungei/29/bungei29.html 295

私の住んでおりましたところでは、通っていました私立補習校が毎年年度末に、子ども全員が一年間書いた作文の中から一人一つずつを載せたわら半紙の文集を作っくださっていました(小規模校です)。 その作文が、とても素晴らしいものばかりで、財団のコンクール並みに味のあるものが沢山載っていました。今でも大事に取り置いています。

補習校でしたので、現地にどっぷり浸かって生活している人が多く、その体験談がとてもユニークで生き生きしていました。また一時帰国の折に感じた日本の生活、 祖父母との触れ合いが書かれたものなども、心温まりました。子どもの素直な感性で正直に書かれたものほど面白いものはありません。受験間近なお宅でも、面接で現地の体験について問われることもあるでしょう。記憶に残ったものを、一度文章化させてみられても良いのではないでしょうか。 それによって体験がより深く記憶に刻まれることになるでしょう。

なお、毎回の相談会・茶話会で、月刊「海外子女教育」の回覧可能(貸出期間は1か月)としております。 11月号もどうぞ、ご覧になってみてください。

五味太郎さんの絵本 ー言葉に関する良い助けー

今日は五味太郎さんの絵本を紹介したいと思います。五味さんは、言葉に関する様々な絵本を出されています。私がその昔、購入したものは一冊だけですが、その後、いろいろな本が出ているようです。 アマゾンの評価を読んでいますと、海外に住む方にとってはとても役立ちそうに思います。 英語でも説明が書かれているものもありますから、日本語学習者にプレゼントしても良さそうですね。

    

    

カタカナって似ているものが多くて難しいようですね。とりわけ、外国に住んでいると使う機会が多いものですよね。


   

右下のものは言葉図鑑10冊の中の一冊ですが、たしか私の買ったものはこれです。擬態語を伝えるのに役立つかな、と思いました。 実際の生活の中で覚えるのが一番です。 使うためにも、親御さんも見ておかれると良いでしょう。

皆さん、すでになさっていると思いますが(幼児・低学年向け)

小さいお子様をお持ちの方はすでになさっていると思いますが、あいうえお表を壁に貼ったり、冷蔵庫に「冷蔵庫」または「れいぞうこ」と書いたカードを貼って言葉を覚えさせたりされていますでしょうか。

逆に海外へ行ったばかりのお子様をお持ちの場合は、外国語で表示してあげると良いのではないかしら、と思います。ちょっとの期間ですけどね。

うちはちょうど幼児期は日本へ帰国して3年間を過ごしましたので、その時にいろいろ貼り付けましたヨ。また、色紙(しきし)に色紙(いろがみ)で季節の飾りなどを作って貼り付けて玄関に飾りました。例えばお雛様とか鯉のぼりとか、アジサイの花や朝顔など。一緒に楽しく折ったりネ。お花などは種が手に入るといいですね。実物に勝るものはありませんから。(ただし植物検疫には十分留意してください。外国のものが現地の生態系を乱してはいけませんし)

楽しみながら、遊びながら、いろいろ覚えさせてあげてくださいね。

「国語力」と家庭内での会話

岩波書店の調査によりますと、「本を読むこと」「辞書を引くこと」「家族との会話の多い環境」が国語力に大きく関係すると、小学校教師は感じているそうです。http://book.asahi.com/news/TKY200711270266.html

確かに、私の実感も同様です。とりわけ「家族との会話」という点を重視したいと思います。                                                           日本語の保持伸長に関しては、内発的な動機付けとして一時帰国などを利用して日本語ネイティブのお友達と遊ばせること(現地では日本人学校のお友達との交流も良いでしょう)、本の読み聞かせなどを通して日本語の本を読む楽しさを実感させること(漫画を読ませるのも悪くないでしょう)などが大きな助けになると思います。                                                   それに加えて、家族内での会話が大切だと思います。日本語を維持伸長させたいならば、日本語による会話が大切です。それもただ単なる日常会話だけでなく、本を読んで感想を言い合ったり、大きくなれば新聞記事やテレビニュースを読んで議論の真似事をしてみることも良いのではないでしょうか。そういった中で、親の価値観も伝えられるでしょう。単に「国語力」の問題だけではなく、本当の気持ちを自然に伝え合うことのできる家族になるためにも大事なことのように思います。そしてそれは家族内の人間関係にとどまらず、対人コミュニケーションにも関わってくるように感じます。

何よりも会話を楽しむことが大事かと思います。親子で楽しい会話のキャッチボールができるようにと願っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記の記事のコピー

「国語力」と辞書

岩波書店が、東京、大阪の小学校の国語教師100人を対象にこのほど行った「児童の国語力と辞書に関する調査」によると、全体の88%が「最近の児童の国語力が低下している」と答え、その原因について(複数回答)、「本を読まなくなったこと」を挙げたのが78%だった。また、95%が「辞書を引くことは、国語力向上に効果があると思う」と答えた。「国語力向上のために望ましい家庭環境」としては、89%が「家族との会話が多い環境」を挙げた。2007年11月25日 朝日新聞

漢字教育の重要性

9月10日の記事で、NHKの番組「日本語のカタチとココロ」をご紹介させていただきました。ところが、私自身、毎日テレビを見続けることができず、また録画もしていなかったので、仕方なくテキストを買いました。(9月10日の本ブログの記事→ http://peerskansai.blog85.fc2.com/blog-date-20070910.html


そこで読んだことを、今日はご紹介したいと思います。番組をご覧くださった方には言わずもがなかもしれませんけれども。


第5回の放送分です。                                                  2000語を覚えると書いてあることの何パーセントを理解できるかを各国別に比較したものがあるそうです。それによりますと、フランス語やスペイン語は基本語彙2000語を覚えると書いてあることの90%ほどを理解できるそうで、5000語くらい知っていれば、雑誌や新聞の95%くらいをカバーできるのではないか、ということです。(俄然、やる気が出てきました?)                                                       ところが日本語は2000語を覚えただけでは、60~70%ほどしかカバーできません。98%を理解するためには2万語くらいを知っていなければならないそうです。けれど、実際、日本人は2万語を知らなくても新聞を理解できるのです。それは漢字があるからで、漢字の意味を知っていれば、その漢字を使った言葉の意味するところが理解できるからです。常用漢字1945字を知っていれば、新聞も本も全く怖くはないそうです。


フランス語だと1000語覚えれば、サルトルも読めないわけではない。翻って日本語を考えると、500語では日常会話、1000語でまあまあ上手に日本語が使える、けれど1000語では新聞を読むことはできない。けれど、その時にぐんぐん日本語力が伸びるのは中国人だそうです。なぜなら中国人は漢字を知っているからです。韓国人は文法が日本と似ているので、最初のうちは非常に早く上達しますが、あるレベルになると横ばいになってしまうということです。ですから日本語教師は生徒達に「何よりも漢字を勉強しましょう」と言うそうです。漢字を1200語から1500語覚えるのが、日本語上達の秘訣なのですって。


このテキストは日本語に関して、他にもいろいろ示唆に富むお話が載っていました。最終回はまた大変、印象的なことがいくつか書かれています。                      その一つ、帰国した子ども達にとって必要な言葉というのは、実は「ねぇねぇ」という言葉なんだそうです。「ねぇねぇ、君はなんて名前なの?」「ねぇねぇ、一緒に遊ぼうよ」とか、人と人を繋ぐ言葉として、非常に使い勝手が良い言葉なのです。そもそも言葉というものは、原始、動物の鳴き交わしにあったのではないだろうか、ということは「仲間と仲良くするためのもの」だったのではないか、と金田一秀穂さんはおっしゃいます。                                                        また美しい言葉とは人の心を打つ言葉であり、その例として野口英世の母の手紙(http://www.naf.co.jp/kanzan/plan/200401/shika.htm)と円谷幸吉の遺書(http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/dazai/isyo/tsumuraya.html)が載っています。本当にこれには私もまた涙してしまいました。文章を書く訓練を十分受けていなくて、言葉に対する無力感を痛切に感じつつも、募る思いをなんとかして伝えたいと書き綴ったこれらの言葉は、人の心を打ちます。心を込めた言葉こそが一番美しいのではないだろうか、と金田一さんは最後に述べておられます。                                                 丁寧に言葉と相対峙していくことを、本当に大切にしなければ、と私も強く感じました。(とても難しいことです。私のブログもお恥ずかしい限り)



通信教育 & 実験教材

海外で、うちは進研ゼミをやらせていたことは以前にこのブログで書きました。通わせていた補習校では国語しか授業が無かったものですから。 海外子女教育振興財団の通信教育も廉価で良いと思います。今は、ずいぶん通信教育も種類が増えてきたようですね。海外発送をしていない場合は、実家から送付してもらうといったことになるかもしれません。どういった通信教育があるか、参考までにサイトを貼っておきます。あまり難しいものではなく、基礎的なものが良いのではと私は思います。http://www.h4.dion.ne.jp/~goldfish/junior-tuusin.htm


現地の小学校では理科実験が少なかったようなので、私はたまに学研の「科学」を購入して、子どもと一緒に実験を楽しみました。学年については、それほどは気にしませんでした。楽しめそうな実験だったら一つ上や下の学年でもいいかな、と思いました。子どもも二人いましたし。そして、学研の「学習」も良い付録がついているときは、ごくたまに購入したりしました。今ならCDが付いていたりするみたいですね。http://shop.gakken.co.jp/kg/ そのお蔭ばかりではないでしょうが、子どものうちの一人は理科と社会が好きだと言っていましたっけ。


その他、アマゾンでは学研の実験キットも購入できるようですよ。http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_t/249-7155078-1904368?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&initialSearch=1&url=search-alias%3Dtoys&field-keywords=%8Aw%8C%A4%81@%8E%C0%8C%B1

「家では、できるだけ日本語で」への反響

7月16日に書きました記事、「家では、できるだけ日本語で」に対して華維さんというHNの方からメールをいただきました。


その方は、大変、共感してくださっています。3年を過ぎると子どもの日本語力が極端に落ちると感じていらっしゃるそうです。子ども達と接する時間の長い母親は、特に意識して子ども達と日本語で会話することが大切だとおっしゃいます。


難しいのは敬語の使い方をマスターさせることだそうです。日本に住んでいても、なかなか敬語は習得しにくいものですから、よほど意識しておくことが必要でしょうね。電話の応対も含め、年上の方への言葉遣いにはかなりうるさくおっしゃったとか。よそのお子様の中には、たどたどしいというのではないけれど、敬語があまりにもできていない方もいらして、教えられていないのは可哀相だなと感じられたこともあるそうです。                                                                     帰国受験では面接もあるので、そのためにも是非きれいな日本語を知っておくとよいのでは、と書かれていました。タメ口ばかりではなく。


海外での英検会場で出会われた親子が、美しい日本語を話されているのを聞いて、お母さまは「素晴らしい」と感じられたそうですが、帰り道に子どもさん自身が「きれいな日本語だね」とおっしゃったとか。そういう識別ができてくれたのが嬉しいと書かれていました。


私自身もお友達から聞いた話なのですが、帰国時の親子面接で先生が「お父様、お母様についての質問」をなさったときに、子どもが「父、母」という言葉を全く使えず、冷や汗をかいたとおっしゃっていました。練習したような「父、母」が好ましいわけではないですが、自然に使えるようにしておくことは大事かもしれませんね。「パパ、ママ」ではドキッとしますよね。


先日、私は電車の中で、母親と息子の会話を耳にしました。ちょっと乱暴な関西弁の男言葉でお母さんが話されるのを聞いて驚きました。あまり品の良い感じはしませんでした。とはいえ、海外では男の子にお母さんの女言葉だけを聞かせるのは、ちょっとおかまチック(?)な言葉遣いになるかもしれませんね。お父さんの言葉を聞かせたり、ビデオを見せることも大切でしょう。(昔と違って今は便利な時代になりました。YouTubeだってありますし。)日本では男言葉と女言葉があるのは、難しいものですね。


また、皆さんのお話を聞かせてくださいね。

家では、できるだけ日本語で。

今朝「はなまるマーケット」に森尾由美さんが出演されていました。確かアメリカへ行かれて2年(あれ、3年でしたっけ?)だそうですが、子どもさん達はすっかり英語が上達されたとか。週1回、補習校に通っていらっしゃるそうです。小学5年で渡航された上のお嬢さんは、日本語はとりあえず大丈夫だそうですが、下のお子さんはちょっと心配だとおっしゃっていました。家では姉妹で英語で話されるそうですし、お母さんにも英語交じりで話されるそうです(ルー語?)。


森尾由美さんは子どもさん方の英語の上達を大変喜んでいらっしゃいました。それは大変喜ばしいことなんですけれど、もし将来、帰国なさるご予定があるのなら、できればおうちでは日本語使用を守られたほうが、いいのではないかしら、と他所事ながら思いました。ご主人のお仕事が永住で、ずっと英語で生活なさるなら問題ないと思いますけれど。


えてして、帰国予定のある駐在組の方も、「おうちでの日本語」をそれほど守られない方もいらっしゃいます。お母様自身が英語が得意であったり、またお母様が英語を学びたい方もいらっしゃって、つい家庭内で英語が飛び交うようになるようです。2,3年ならさほど問題ないかもしれませんけれど、もう少し長期の滞在で、日本語を身につける発達段階のお子様がいらっしゃる場合は、ちょっと気をつけられたほうがいいんじゃないかなあ、と思います。ほんと、お節介な老婆心ながら・・・。 でも、どうかお母様は家庭外で英語を駆使なさってくださいね。        

通信教育 & 実験教材

海外で、うちは進研ゼミの通信教育をしていたことは、かなり以前に書きました。うちが通わせていた補習校は国語しかなかったので、それを補うためでした。海外子女教育振興財団の通信教育も廉価で良いと思います。今は他にもいろいろ通信教育が出てきていますね。実家から送付してもらわないと海外発送はしていないところもあると思いますけれど、参考のためのサイトを紹介しておきます。あまり難しくない基礎的なもののほうが良いと、私は思います。http://www.h4.dion.ne.jp/~goldfish/junior-tuusin.htm


その他に、実験教材が付いている学研の「科学」などもたまに買って、子どもと一緒に実験を楽しみました。あまり学年は気にしませんでした。学研の「学習」の方も、たまに役立つCDなどが付録としてついている時は買ったりしていました。http://shop.gakken.co.jp/kg/ そのせいか、子どもの一人は理科と社会が好きと言っていました・・・。

算数の勉強のさせ方、など。

今日、新聞をネットでチェックしていたら、こんな記事がありました。お読みになった方もいらっしゃるかもしれませんが。


算数の勉強のさせ方のヒントになるかな、と思いました。要は教科書の問題を、ちゃんとノートに書かせて解かせる、ということのようです。→ http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070614/gkk070614003.htm                             低学年の間は教科書を一緒に読んで、解き方を理解させ、それから教科書の問題を解かせる、といったことを私もずっとやっていました。もちろん、1週間か2週間に一度、まとめてとか、休み期間中にまとめて、となる場合も多かったですけど。


またフィンランドの勉強についても記事が出ていました。→ http://www.sankei.co.jp/kyouiku/kyouiku/070614/kik070614001.htm                       プロジェクト・フィンランドで検索すればすぐにサイトが出てきます。「自分の頭で考える」ってとっても大事ですよね。お母様方自身も、そうなさってますか?

体験入学

夏休みを利用して、日本の小中学校に体験入学される方もいらっしゃると思います。長く海外にいらっしゃる方には、特にお薦めです。


日本滞在のお宿の関係から、おじいちゃんやおばあちゃんのお住まいの地区の学校にお願いされることが多いかもしれません。                                           他に、帰国してから住もうと考えていらっしゃる地域に体験入学されるのも、良いのではないでしょうか。                                                 また、神戸市や西宮市、豊中市など、受け入れ推進地域だったところでは、好意的に受け入れてくださるようですから、お願いしやすいと思います。お宿の確保をしなければいけないかもしれませんが。                                            


(こう書きますと、この3地域だけがお勧めのように感じられるかもしれませんが、決してそんなことはありません。帰国児童・生徒が少ない地域でも温かな先生はいらっしゃいますし、子ども達もかえって珍しがって親切にしてくれる、ということだってあります。本帰国についても然り)


私の知り合いの場合は、日本人学校から遠いところに住んでいらっしゃったので、ふだんは現地校に通わせていらっしゃいましたが、夏休みに、現地校との休み期間のズレを利用して、しばらく日本人学校に体験入学させていらっしゃいました。それだと飛行機代は要らないですし、同じ国内なので、いろいろな負担が少ないかもしれません。日本人学校にお尋ねになってみてもいいかもしれませんね。

中高生の読解力・思考力

高校生で日本の大人レベルの読解力をつけさせたいと思っている方に、良い方法があります。私が実行していたやり方です。それは新聞を読ませることです。でも、高校生ともなると、忙しくて日本の新聞を読んでいる暇なんて、なかなかありません。ですので、私は自分が新聞を読んで、読ませたい記事を切り抜いておきました。子どもの興味、私の興味に基づいていますから、理系の記事や政治の記事や音楽の記事、学者の論考、人生のことなど様々。それを週末とか休暇の時などに読ませていました。もちろん、あまり大量だとウンザリしますから、量は考えて、切り抜きを子どもの机上に置いておきます。たまには、それについて話し合ったり。親が物を読む姿勢も見せられますしね。もちろん、基本的には自分で好きな記事を新聞で読んだ方がいいのですが、これはあくまで海外で時間が無いときの便宜的措置かもしれません。


今日、ネットで見つけた記事に「新聞を読む生徒は成績が良い」と書かれていました。まあ、読解力があるから成績が良いということになるわけでしょうけれど。その記事を貼り付けておきます。いつまでアクセスできるか分かりませんが。http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070418/gkk070418001.htm


中学生の場合ですが、ある中学では夏休みに自分の興味ある記事をスクラップブックに張ってくること、という宿題がありました。子どもは人より厚いスクラップブックにしようと一生懸命、頑張っていましたよ。これって、英語の新聞でもできるかもしれませんよね。内容が全部理解できていなくてもいいんです。タイトルを見て、キャプションを読むだけでも役立ちます。また、社会の動きや最新トピックを知ることもできますから。

テーマ:家庭学習
ジャンル:学校・教育
作文力を身につけるために。

海外に住んでいると、日本と違うことがいろいろあって、子ども心にもいろいろ感じるようです。また、ずっと海外で生まれ育った子どもにとっては、夏休みの日本訪問で感じることがいろいろあったり。もちろん、日本との比較じゃなくても、海外生活では様々な体験をします。それを書いて、海外子女教育振興財団の月刊誌に投稿してみられてはいかがでしょう。体験談だけではなくて、読書感想文でもいいですし、場合によっては国語教科書の課題を書かせて投稿してもいいですね。うちの子どもも何回が載せていただきました。活字になったものを、日本のおじいちゃん、おばあちゃんにコピーして送ったり。励みになったように思います。投稿規程のサイトを載せておきます。http://www.joes.or.jp/special/toko02.htm 


そして、たまによく書けた作文は取り置いておいて、海外子女教育振興財団が主催している海外子女文芸作品コンクールに出すのはいかがでしょう。賞を貰うのは、嬉しいものです。作文だけではなくて、詩や俳句も出せます。                        投稿規程はこちら→http://www.joes.or.jp/special/bungei/27/bungei27.htm


なお、うちは会社が財団の月刊誌「海外子女教育」をとってくれていて、社内で回し読みしていました。もちろん個人でもとることができます(国内でも海外でも)。なかなか役に立つ雑誌だと私は思っています。                                   もちろん投稿は月刊誌をとってなくてもできますよ。                       雑誌の購読方法はこちら→http://www.joes.or.jp/publish.htm#kikanshi

小さい子どもをお持ちのお母様へ

最近は小さいお子様を帯同しての赴任が、以前以上に多くなっていると聞いています。私自身も現地で子どもを生み、育てました。


初めての子どものときは、夫の出張が多く、子どもと家に二人という時間が長く、おしゃべりも十分できない子どもへの語りかけが少なかったかなと反省しています。しかし、1歳を過ぎると少しずつ語りかけに言葉で応えるようになってきたので、楽しくなってきました。お勉強的なものとしては、一緒にパズルをやったり絵本を読んだりなど、していました。今はいろいろな通信教育教材もありますので、それを通してもっと親子で楽しく勉強できると思います。


周囲が英語環境だったりすると、親も日本語での語りかけを大切にすると思うのですが、アジアなどで女中さんを使っていたりすると、つい子守を任せて、お母さんはゴルフや婦人会などのおつきあい、ということになってしまうかもしれません。ですが、どうぞ、お子さんとの触れ合いもぜひ大切になさってほしいと思います。子どもさんの日本語力をしっかり育てる基本の時期でもありますから。


また、上のお子様が学齢期だと、そちらのほうに目がいってしまって、下の小さいお子様はつい後回しとなりがちです。どうぞ幼児期のお子様にも十分、心と目をかけてあげてくださいね。一緒に遊んであげてください。


それと小さい子どもが一生懸命何かをやっているときは、むやみにやっていることを中断させないことも大事かなと思います。もちろん、時間がくれば止めさせることも必要ですけれど、一生懸命夢中にならせることで、大きくなって必要な集中力が養われる気がします。


子育てを楽しんでくださいませね。(大変でしょうけれど ;)

海外での日本語保持伸長

海外で現地校やインターナショナルスクールに通わせている場合、日本語の保持伸長は重要な課題です。いずれ日本に帰る予定がおありなら、子どもさんに日本語の勉強をさせておくことは必須だろうと思います。                                海外に行かれた場合も、現地やインターで充実した学校生活を送るためには、できるだけ早くその学校で使用されている言語を学ぶ必要がありますよね。同様に日本に帰られたら日本語での学校生活となりますので、海外にいらっしゃるときから日本語の力をできるだけ学齢相当近くまでつける努力をしておいて欲しいと思います。        それには親の賢い言語戦略(?)が必要でしょう。                           


「滞英中の子どもの言語発達」 山本麻子                              



この本はイギリスに住む数多くの日本人家庭を調査して得られた結果から、日本語保持伸長に関する有益なアドバイスが書かれています。                        日本語を保持しながら現地の言葉を習得していくのは簡単ではないけれど、日本語か英語の二者択一を奨励するのはペシミスティックであり理論自体が間違っているし、ニ言語習得を「二兎を追う者、一兎も得ず」といった諺的考え方も誤っていると書かれています。  事実をよく把握するよう努める一方、子供の能力の無限の可能性にも目を開いて欲しいと書かれています。私も全く同感です。親は環境整備に最大限の努力と工夫を惜しまず、子供を励まし暖かく見守ってやる必要があるとも書かれています。これも全く同感です!それにしても、ある程度の時間はかかるということを、著者は述べています。ただ、日本人学校のある地域であれば、短期間の赴任や、ニ言語学習では無理が生じると考えて日本人学校を選ぶということも、家庭の選択としてはありえると私は思います。


親の不安として ・英語の発達が予想外に遅い・英語学習が困難・日本語発達の遅れ・日本語の学習が困難・英語から日本語表現への干渉・日本語と英語の混乱・両言語とも遅れるのではないか・両言語の言語能力査定の難しさ・言語接触時間の短さ・言語方針の選択・同じクラスにいる日本人の多さ 等が挙げられています。


例えば混乱についてですが、これは概ね一時的なものであり、また英語から日本語への干渉は、気付いたらその都度、上手に訂正してやることだそうです。(決して嫌な気持ちを抱かせないように) 家庭内では日本語を使うという方略は家庭の方針で決まるものであって、滞英期間の長短では決まらないということです。海外児童生徒の日本語の保持伸長の状態は、日本の子供以上にばらつきがあるといいます。たとえ短い時間でも密度の濃い日本語接触時間にする努力が大切だということです。


後半はQ&A方式で分かりやすく書かれています。例えば幼児をお持ちのお母さんに対しては、質の良い言語材料をできるだけ沢山揃えて(例えば絵本とか)、子供と一緒に話し合うこと、日本語を話すお友達と触れ合うようにすることと書かれています。男の子が女言葉を使う例に対しては、できるだけ色々な人と対話させたり、ビデオや本を使うことも推奨されています。国際結婚の場合は、父母の言葉を分けて一貫して使い続けることだそうです。学齢期で英語を身につけさせるためには、現地校の先生と緊密な連絡をとること、話し相手になったり教科の内容を復習させてくれる家庭教師を確保すること、子供の友達を家へよんだりして遊ばせることなどが挙げられています。


帰国後の言語的なカルチャーショックについても触れられています。急に豊富な語彙に出会って、知らない言い回しや乱暴な言い方に出会ったとき(関西では海外ではあまり使われていない大阪弁や京都弁・神戸弁なども)戸惑ったり、また丁寧語の使い方が分からなかったり、お子さんの言うことが他の人に期待通りに伝わらなかったりすることがありますが、そういうショックをあらかじめ念頭に置いて適切に対処していくように、というアドバイスもありました。しかし、それは時間と共に解決するでしょう、という言葉はとても安心感を与えてくれます。