ブログ 海外&帰国保護者のサロン 「ピアーズ@関西」
ピアーズはPeers(仲間)です。同じ立場の人とt楽しく語り合い、学びあいたい方、体験を生かした活動を通して社会貢献したい方、教育に関心や悩みを持つ方、お立ち寄りください。海外在住した家庭に関心をお寄せくださる方もどうぞ。peers_kansai@hotmail.co.jp
 ☆ 「帰国教育相談会」&「渡航前海外生活相談会」 9月19日開催 (詳細は8月22日記事) ♡ 10月の茶話会 10月24日開催 (詳細は8月22日記事) ☆ 「帰国教育相談会」&「渡航前海外生活相談会」 9月19日開催 (詳細は8月22日記事) ♡ 10月の茶話会 10月24日開催 (詳細は8月22日記事) ☆ 「帰国教育相談会」&「渡航前海外生活相談会」 9月19日開催 (詳細は8月22日記事) ♡ 10月の茶話会 10月24日開催 (詳細は8月22日記事)
同志社国際中学校・高等学校  
08年5月訪問
 
今年も同志社国際中学校・高等学校を訪問させていただきました。去年と同様、とても良いお天気の日でした。

玄関 
JR同志社前駅から緩やかな坂を登って10分。途中には去年と同様、たくさんの大学生が歩いていました。坂を登って左手に同志社国際中学校・高校があります。赤茶のレンガ色の校舎が明るく、かつ落ち着いた雰囲気を醸し出しています。中に入りまして事務所にお声掛けさせていただき、校舎内のピロティで待っておりますと先生がおいで下さいました。
大変、親切に対応していただきました。
 
自分で選択していく大切さ

同志社国際中学校・高等学校で大切になさっていることはいろいろありますが、その一つに先は“Your Future,Your Choice”という言葉を挙げていらっしゃいました。「中高で受けた教育の成果は大学へ進んだ時、そして社会へ出た時に大きく花開きます」という力強いお言葉でした。その言葉通り、卒業生たちは大学卒業後、社会の多方面で活躍し、高い評価を受けているということです。

この学校は朝の20分間の礼拝から始まります。在学3年間、毎日の礼拝を通してキリスト教に基づく良心の精神が自然に培われ、生徒たちの多くが、他に見られないような「社会に貢献しようとする姿勢」、周囲と「ともに生きるという姿勢」を身につけていると先生は仰っていました。

校風が「自由」であるというのはよく聞かれることですが、そこには「自由」であるため果たさなければならない責任、自分自身であらゆることを判断し選択(choice)する「責任」が存在しています。その選択は「あらゆる場面」で生徒に突きつけられます。「自由の中で選択していくことに、はじめ多くの生徒が戸惑いや不安を感じると思われる。しかし試行錯誤を繰り返して行く中で、多くの生徒は生き方をも含めた自分自身のスタイルを発見して行く」と先生は仰っていました。誰に強制されるのでもなく、自分の未来に対し責任を持って選択していくという考え方が、例えば学校の日常の授業のみならず、放課後、長期休暇といった自由な時間の過ごし方にまで及んでいるのです。

推薦制度があるので、勉強に対し緊張感がなくなってしまうのではないかというメールをいただくことがあります。この点については、いわゆる「受験勉強」とは違う本当の意味での「知識への渇望」を育てることを考えていると仰っていました。高度な学習内容の理解のためには、基本となる知識が必要であるということに気づき、進んでその知識を得ようとする姿勢こそが重要だという考えです。最近特に意欲的に勉強する生徒が増えている実感があると、先生は仰ってました。強制された中で知識を詰め込むのではないというあり方が、専願で本校を志望する一般生徒の増加を招いている一因でもあるのでしょう。
 
大学進学

さて、大学進学については、約90%が同志社大学・同志社女子大学に進みますが、約10%は国内の他大学や、海外の大学へも進学しています。また、推薦による進学が希望通りにいかない場合には、他の進路選択ができるように、早めに適切な進路指導があるそうです。
 
 英語

英語の保持伸長に定評のある学校です。英語は習熟度別にSa、Sb、Gの3つのクラスに分かれて学習します。Sa、 Sbクラスでは海外と同様の授業で、海外の新聞記事や書籍を利用して、文化を含めての理解を深めます。表層的な英語知識ではなく、内容を深く理解し知識を身につけるのです。本当の意味での思考力を、英語でも育てようとなさっていると感じました。英語力を保持伸長させるには、すばらしい環境だと思います。帰国生徒は全体の2/3ですが必ずしも英語圏ばかりではありません。ですが英語圏以外の帰国生や一般生徒も刺激を受けて、学年が上がるにつれてSクラスにチャレンジする生徒も出てくるそうです。  
 
留学

単なる海外研修旅行のようなものではなく、生徒のレベルに応じた同志社国際独自の多くのプログラムが用意されています。すべてのプログラムが、ハーバード大学やスミスカレッジ、フィリップスアカデミーといった有名校でのものであり、他校には無いものだと感じました。
 
他の語学

英語だけではなく、同志社国際では他の語学も学べます。ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国朝鮮語が選択できます。ただ中学生の場合は経験者のみを対象にしています。高校生の場合は初心者も受講できるそうで、初心者と経験者は別の授業になっています。外国人教員は担任を持つ専任の5名を含め、15名いらっしゃるそうです。
 
日本語

日本語については、先生から必要だと認められた生徒には特別授業が行われるそうです。日本語に不安がある生徒を持つ保護者にとってはとても安心できるものでしょう。
 
その他の科目

日本語での学習に配慮が必要な場合は国語・理科・社会・聖書の科目について、少人数での授業が受けられ、数学については未学習分野の程度により、少人数での授業が受けられるように工夫がされています。英語以外は日本の教科書を使用するので、このようなサポートはありがたいものです。
 
部活動

スポーツ推薦入学制度の無い学校ですが、この1年間だけでも、チアリーディングが全国大会出場、アメフト西日本ベスト4、硬式テニス団体京都府ベスト4など、いろいろな部が活躍しています。部活動の経験のない帰国生徒も、初心者として新しい競技にチャレンジできる環境があります。先輩と後輩の関係は適度なものとのことですし、高校生の中学生に対する面倒見は折り紙つきとおっしゃっていましたので、帰国生徒にとっては安心できる雰囲気だと思います。活動時間は遅くとも18時までで、通学時間が2時間近くかかる生徒でも、食事や学習を家庭でしっかりとできるように配慮されています。
 

学校のすぐ横に位置しており、4名の部屋を2、3名で使用しています。高校生から入寮することができます。まだ余裕があるので、希望者は殆どが入ることができるようです。片道約2時間以上の通学時間がかかる生徒も希望者は入寮しています。男女別棟で、現在の入寮者は男子が女子の倍程度の数になっています。
 
参考になるサイト

日能研グローバル・サービス(https://www.edu-net.jp/ngs/)のサイト。誰でも登録すれば見ることができます。この中の「帰国子女受け入れ校Webレポート」に、関西では同志社国際中学・高校だけが掲載されています。非常に詳しく写真も豊富ですし、入試情報も載っています。ぜひご覧ください。私達も見習いたいレポートです。


・同志社国際中・高のサイト http://www.intnl.doshisha.ac.jp/                                ・入試情報のページ      http://www.intnl.doshisha.ac.jp/exam/index.html
・昨年のピアーズ訪問記 http://peerskansai.blog85.fc2.com/blog-date-20070427.html (2つ目の記事です)
 
【2008/09/05 00:07】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
受け入れ校、編入一覧

受け入れ校のいくつかの編入一覧を参考までに作ってみました。多くの学校の編入時期は4月と9月になっており、試験はその1、2か月前(多くは3月と7月)には行われています。また出願期間はその前ですから、関心のある学校については、早めから情報収集なさっておかれたほうが良いでしょう。欠員がある場合には、随時、編入試験が行われる場合もあります。学校のサイトをチェックなさっておいてくださいね。 

またテロやSARSや家族の不幸など緊急事態では臨機応変に対応してくれる学校もあります。

試験科目についても、そのうち記載したいと思っているのですが・・・。

中学校

京都教育大付属桃山  入級相談の上、随時                                   大阪教育大付属池田  1年9月〜2年1月初めまでに実施。要問い合わせ。                       

同志社国際        1年7月試験、2年1月試験・7月試験、3年1月試験・7月試験                                                          千里国際          6月試験、8月試験、11月試験、3月試験(前回試験以降の帰国者)                                           立命館宇治        8月・12月を除く毎月                                          

啓明学院          問い合わせ                                        須磨学園          問い合わせによって随時                                                                                                                                                       仁川学院          欠員時に随時                                     初芝堺(初芝立命館)   1・2年は随時、3年は4月編入のみ                                <男子校>                                                       甲南             欠員時に7月試験、3月試験                                                         <女子校>                                                          神戸国際          問い合わせによって随時。3年は夏休み前までに試験。               賢明女子学院(姫路)   問い合わせ                                                                                                                                                                                         武庫川女子         7月試験、12月試験、3月試験                              小林聖心女子学院     欠員時に7月試験、1月試験(事前相談によって少しの遅れ可)                                                                                               大阪薫英女学院      問い合わせによって随時                                                                                                                             プール学院         欠員時に7月試験、3月試験                                  大阪女学院         問い合わせ                                                              梅花             中1・中2の学年末                                                                                                                                聖母学院(京都)      中1の3月に試験 

高校

公立高校          なるべく早く各都道府県教育委員会に問い合わせ

同志社国際         1年7月試験、1年12月試験、1年2月試験、2年7月試験                                                千里国際          高3以外(高3の9月編入は要相談)の6月試験、8月試験、11月試験、3月試験                                                                                        立命館宇治         高1・高2の6月試験

啓明学院           高校1年入学時(要問い合わせ)                                       仁川学院           欠員時。要問い合わせ。高3での編入不可。                                                        須磨学園           問い合わせ                                                  関西大倉           7月試験、3月試験 (日本人学校出身者のみ)                                                              京都外大西          問い合わせ                                                                                                                                        西大和学園          問い合わせ                                           <男子校>                                                                          甲南              高1の7月試験のみ(欠員時)                                                   <女子校>                                                            武庫川女子          高1と高2、7月試験、12月試験、3月試験                                   小林聖心女子学院     高1まで。7月試験と1月試験が原則。                                                                                                                      夙川学院           高2まで。7月試験と3月試験。                                                                                                      神戸国際           問い合わせ(高3は原則として夏休み前までの編入)              賢明女子学院(姫路)    要問い合わせ                                                                                                                                                                                                                                                                       大阪女学院          問い合わせ                                            プール学院          7月試験、3月試験。要問い合わせ。                               梅花              高1・高2の学年末                                                                                大阪薫英女学院       問い合わせ                                                                                                                                 聖母学院(京都)       高1の3月に試験                        

大阪YMCA国際専門学校  高3の9月編入まで。3月試験、6月試験、7月試験、8月試験、9月試験、12月試験                                                                                                                                                             関西インターナショナルハイスクール(関西外語専門学校 国際高等課程) 随時 

向陽台(通信制)     随時                                            八洲学園(通信制)    入学時期 4月・10月                                                                                                                                                                                                          

【2008/08/27 12:27】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
京都・滋賀の大学図書館、高校生の勉強に開放

殆どの大学は最近、8月・9月が休みとなっています。京都新聞の記事によると、大学生が少なくなる夏休みの大学図書館を高校生の勉強に開放しているそうです。http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008080700112&genre=G1&area=K00 京都産業大、立命館大くさつキャンパス、龍谷大瀬田校舎、京都経済短大(西京区)が記事に載っていました。

他府県でも、やっているところがあるかもしれませんね。うちの子どもも、高校受験前の夏休みに公共施設の学習室で勉強をしていました。朝、開放が始まる9時前に並んで、お昼はサンドイッチを持参し、夕方4時位まで行っていました。規則正しい生活ができて良かったように思います。殆ど塾へは行きませんでしたが、自学自習の習慣はついたかもしれません。

最近、大学の図書館を社会人に開放しているところもあります。とても有り難いことです。街の図書館では専門書を置いているところは少ないですので、貴重な存在です。貸出に制限や罰則があってもよいので、もっと広く開放してもらえればと思います。

【2008/08/08 09:03】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
小林聖心女子学院 小学校・中学校・高校
2008年今年創立85周年を迎える小林聖心女子学院を五月晴れのある日、訪問させていただきました。
小林聖心女子学院は1800年にフランスで、聖マグダレナ・ソフィア・バラが創立されたカトリック修道会聖心会を設立母体としています。1908年に聖心会は来日し、今年は聖心の教育が日本で始まって100周年という記念の年ともなります。また、2008年度より小学校は小中高の12年間を見据えた新しい教育の幕明けの年となります。 
聖堂聖堂
 
聖心女子学院は現在世界に152校の姉妹校が存在します。国内には、小林聖心を含めて東京にある聖心女子大学、聖心女子学院、聖心女子専門学校、聖心インターナショナルのほか、札幌聖心、不二聖心(静岡県)と7つの姉妹校があるそうです。
阪急今津線小林(おばやし)駅の改札を抜けますと緩やかな通称坂道と呼ばれている通学路が一本道となって学校へと続きます。緑が多くとても落ち着きがあり趣のある坂道を上っていきますと学校の正門に出ます。
 
学校への道学校への道
 
正門には警備員の方が常駐されています。社会不安で事件が続く昨今、お子様を安全に通わせることができるというこの環境はとても安心ではないでしょうか。来校者にはストラップカードが配布されて入校許可を頂き、受付へと進ませていただきました。
 
応接室に案内していただき、ソファーに座って待っておりますと、中学高等学校の教頭先生がすぐにお部屋に入ってこられました。
それから教頭先生が持参なされた学校のパンフレットを見ながら小林聖心に関するご説明とまたピアーズ@関西からの質問にも丁寧に答えていただきました。以下、内容を挙げます。
 
<教育理念・方針>
 
聖心は、イエスの聖心(みこころ)に結ばれた一つの家庭です”は、聖心で過ごす児童・生徒、教職員が大切にしている言葉です。お互いを大切にする信頼関係のうちに、日々の学校生活が営まれていきます。
そうした中で、教育の方針として、次の3つの柱が大事にされています。
 1.魂を育てる
 2.知性を磨く
 3.実行力を養う    
 
キリストの価値観に基づき、日々の教育活動、人間関係を通して、自己を高め、心豊かに育ってほしいという気持ちと、知性を磨き、実行力を養っていくことで、社会に貢献していける女性になってほしいという願いが込められています。
 
Big You, Small i   という初代院長マザーマイヤーのお言葉も大切にされています。とかく、自分のことばかりを主張しがちな現代にあって、ちょっと自分を抑え、他の人に心を向ける謙虚な姿勢を持つことの大切さを表しています。
 
<帰国生入試・受け入れ体制>
 
基本的に聖心では異文化体験をされた人を積極的に受け入れる体制が取られています。多いときで20名の帰国子女の方が学校におられる時もあるとお聞きいたしました。
帰国子女の方々をできるだけ受け入れていこうとする体制がとられていますが、編入に関しては学年に人数枠があることもあって、必ずしも全員という訳にはいかない時もあります。
新中一帰国生入試では毎年5人の定員があります。算数(四則計算はちゃんと身につけているかどうかなどをチェックされるそうです)国語の基礎的な学力テストと作文、これは原稿用紙2枚くらいの長さで、滞在していた国の思い出やお友達との思い出などを題材に書いたりします。日本語、英語、どちらでも書きやすい方で良いそうです。年度が始まってからの編転入試の際には作文の代わりに科目として英語のテストがあり、また別にスピーキングとヒアリングが5分ほど行われています。これら全般の帰国入試を受ける前に校長先生との面接が事前に組み込まれています。そこで学校の方針を理解していただいてから受験されるようにと常に説明されているそうです。
また、中高等学校に限らず、小学校も帰国子女入試が実施されています。
阪神間の数少ない帰国子女受け入れ校として、また上品な伝統校としての人気を誇っておられます。
小学校の編入試験では算数国語の基礎的なテストと作文、そして親子面接が行われます。
 *帰国子女入試の詳細につきましてはリニューアルされ、とても充実しているホームページをごらんくださるか学校へお問い合わせくださるよう、お願いします。また学校見学などされてもいいでしょう。
 受け入れ後は混入方式ではありますが、生徒に補習の必要性が感じられると、お昼休みなどを利用して各教科の担任の先生方が個々の例に合わせて対応されたりしておられます。そういう面においても行き届いており、日本での学校生活を始められるにはとても良い学校であるといえるのではないでしょうか。
 
<語学教育>
 
シスター宇野校長先生がニューズウイークの対談でおっしゃられていましたが、真の国際人となるために聖心では国語と英語にとても力を注がれているそうです。
英語教育に関しては現在ネイティブの先生が6人いらっしゃるそうです。
レポートやプレゼンなどの機会が数多くあり、また作文コンクールや英語スピーチコンテストなどにもチャレンジして、多くの生徒達が賞に輝かれています。
英語の教科書は新版のプログレス21を用いています。旧プログレスよりも英語の文法だけでなく総合力が身に付くように配慮されています。
アメリカでのサブジェクトとしてのlanguageと似た教育方法だと想像します。
それにより、英会話力などもどんどん伸長していけるのではないかと期待できます。特に帰国子女の方々には聖心に入学されることによって、今まで異国で培ってきた英語力を維持し、より高めていくことが可能となるメリットを感じます。
図書館に並ぶ様々な英語の本 図書館に並ぶ様々な英語の本
選択国語では古典特講などのクラスも用意されています。また読書指導も独自のシステムで営まれております。
その成果が漢字検定や英検などに多数合格者を出しておられる事に繋がっているのだと思います。
 
<大学進学>
 
毎年、東京の聖心女子大学には、昔と比べて少なくはなったものの25名前後の生徒が推薦で進学されます。
また、同志社や関学などの大学にも多数、指定校推薦や一般入試で合格されています。
もともと東京にある聖心女子大学へお友達がたくさん進学される影響もあるのか、東京の他の大学へ進学される方も少なくありません。早稲田・慶應・上智などにも合格者を出されています。
聖心の生徒は学校行事でいろいろな役割を与えられ、責任の多い仕事を任される機会に恵まれています。また、生徒会活動などにも積極的に携わっていく姿勢とお行儀の良さなどが評価され、AO入試にとても強い傾向が伺われます。
帰国子女の方はそれらに加えて語学力がとても強い武器となりますので、良い結果が得られることになるでしょう。
もちろん成績が良いという事が前提にはなります。医学部や他の理系学部に進まれる方もいらっしゃいます。
 
<国際交流・留学・ボランティア活動>
 
世界中に聖心の姉妹校が存在することもあって国際交流はとても盛んに行われています。オーストラリアでのホームスティ、海外の姉妹校での授業への参加
またフィリピン・タイ・韓国・カンボジアでの体験学習が希望者には設けられています。それらの国に加えて、海外の姉妹校も参加する、台湾での文化交流体験学習もあります。世界の様々な問題に目を向けていく学習はとても大事な経験となるのではないでしょうか。
聖心では数々の奉仕活動が自然に行われています。奉仕の精神のもとで行われるのですが、募金活動、リサイクル運動、毛糸の帽子などを編んで寒い冬にホームレスの人々に贈ったり、炊き出しをしたり、養護施設への訪問などもあります。毎年、訪れている施設もあります。
また手話や点字なども取得するように学んだりもしています。
 
<学校施設>
 
教頭先生のお話が終わってから、学院校内をゆっくりと案内していただきました。
今年は創立85周年という事もあり、体育舘と小学校の新校舎が完成されました。
この4月の年度から使用がはじまりました。
早速、見学させていただくこととなりました。
新体育館 新体育館
体育舘はドーム型になっており、まだ真新しい床がピカピカの状態です。バスケットゴールがたくさん壁に吊り下げられており、本格的な構えです。体育の授業でも使われるそうです。
天井との間は回廊のようなギャラリーが設けられており、ジョギングやウオーキングもできる感じでした。体育の授業が生徒の皆様にとってとても楽しくなるのではないでしょうか。
小学校の新校舎は全く素晴らしい物で、陽光に冴えてとても感動いたしました。
小学校の新校舎 小林聖心 08 016 小林聖心 08 010
        小学校の新校舎

何もかも新しく、設備に恵まれた図工室や調理室、中でも特記できるのはコンピュータールームです。一人一台用意されて、とても充実した、時代に即したコンピューター教育が受けられると思われます。やはり設備が充分整うことが、良い教育への条件となる気がいたしました。
 
中高には創立50周年の一環として開館した学習センターがあります。中高生にもコンピューター教育が行われています。学習センターからのノートパソコンの貸し出しなども合わせて一人一人にコンピューターが用意されて情報の授業などが行われています。
学習センターの様子 学習センターの様子
学習センターはその名の通り、授業やクラブや読書など様々な学習において使用されています。蔵書は約10万冊。学習センター専任の司書の方もおられる程です。本だけではなくCDやDVD などの貸し出しもあり、また少なからず漫画もあるそうです。
このセンターには常時たくさんの生徒が学習されています。そして本を借りていく生徒の数がかなり多いそうです。本を読まなくなっている若者が多くなったといわれていますが、この学校では全くその傾向はありません。
見学している間も多くの生徒達に出会いました。皆さん、目がキラキラしていて、元気に挨拶してくれる印象が忘れられません。とても実のある、楽しい学習光景を見ることができてすがすがしい気持ちになれました。
 
<学校行事・宗教行事>
 
年度を通しての学校行事として4月には全校挙げて、父母も参加するバザー、5月には学院祭などが中でも大きな行事として開催されます。
またキリスト教教育を行う聖心には宗教行事として、クリスマスにはクリスマスウイッシング、キャロル、冬には黙想会などがあります。
百合をささげる百合の行列という行事も行われています。中学生は各自白い花を学校にその日には持っていきます。
 
 いろいろ書いてまいりました。一生懸命取材したつもりではございますが、受験を希望される方はご自身の目で是非、確認されてください。尚、新しい試みとして週3日、学校にて昼食用のパンが販売されているそうです。お子様達も買うことを楽しみにしているそうです。毎日手作りのお弁当を作られていたお母様にとってはどうしてもご都合の悪いときなど、便利になるのではないでしょうか。
今年の体育祭は10月18日、クリスマスキャロルは12月20日に行われます。おでかけください。
最後になりましたが、これからの転・編入試験のお知らせです。
 今年9月入学される現在小学1年生から5年生を対象に編入試験が7月に行われます。
 来年1月には、平成21年度入学となる小学校4年生、5年生、を対象に転・編入試験が行われます。(これは3クラスを1クラス36名にするために実施されます)各20名も募集されるという事ですので、めったにない機会だと思われます。聖心に是非入学されたい方には朗報ではないでしょうか。
願書期日など詳しくはご自身でお確かめ願います。詳細は決まり次第学校のホームページに掲載されていく予定です。 
 
追伸:
お茶室の庭
聖心のお庭にあるお茶室です。聖心の様々な美しい景観に心が癒されて帰途に着きました。
                 文責・T
学校のHP       http://www.oby-sacred-heart.ed.jp/                           入試に関するページ  http://www.oby-sacred-heart.ed.jp/admission/index.html                                昨年のピアーズ訪問記 http://peerskansai.blog85.fc2.com/blog-date-20070619.html
【2008/07/10 23:13】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
7月23日、財団主催の学校説明会 (於:大坂YMCA)

7月23日(水)の13時30分〜16時30分に大阪の肥後橋から徒歩7分にある大阪YMCAにて、海外子女教育振興財団主催で受け入れ校の学校説明会・相談会が行われます。申し込みが必要です。http://www.joes.or.jp/setsumeikai/kokunai/index.html

広い会場に各学校毎にブースを設けての一斉に会する説明会・相談会ですので、効率よく各学校のお話を聞くことができます。ただし、人気校は長蛇の列ですので待たなければなりませんが。

本当は学校に行くのがベストなのですが、資料を一度にいただくこともできますから便利です。(沢山貰うと重くなりますから、覚悟なさってくださいね) また、先生方のお話し振りから学校の雰囲気を推し量ることもできるかもしれません。

一度、行ってみられてはいかがでしょう。

【2008/07/08 21:23】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
高校3年になってからの帰国

高校3年になってからの編入は非常に難しいと言われています。先日、YMCAインターナショナルハイスクール(国際専門学校国際高等課程国際学科)や関西インターナショナルハイスクール(関西外語専門学校国際高等課程)を訪問させていただいたのですが、両校とも高校3年でも受け入れてくださるようです。

両校とも大学入学資格は取れますので(関西インターでは併修により高校卒業資格も取れますが、高校3年途中からでは難しいと思います)、日本・海外の大学とも普通に受験できます。

日本の多くの高校で3年の編入を受け入れない理由として、「受験指導ができない」とか「当校の校風や教育方針を十分、学ぶ時間があまりにも少ない」というお答えを聞きます。特に帰国枠受験やAO入試を考える帰国生徒にとっては、受験までの時間があまりにも短く(帰国枠受験は私立は9月から始まるものも多いですし、AO入試も10月頃から始まります)、受験指導が大変というのは事実です。附属高校であっても、大学に進学させるために判断する期間が短くなるわけですから難しいでしょう。

ですが、実際に高校3年で日本に帰国して編入し、帰国枠受験で成果を出していらっしゃる方も存じています(首都圏への帰国でした)。関西にもYMCAインターナショナルハイスクールや関西インターナショナルハイスクールといった学校があることを知っておかれると、いざという時に役立つと思います。

もちろん両校とも、高校3年の編入だけでなく、英語の力を伸ばしながら、知性を育てる教育をなさっている学校です。

【2008/07/03 09:57】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
中学3年生の帰国受験

中学3年生になると、高校受験が迫ってきます。高校の途中での編入、特に高校3年での編入は難しいと言われていますので、帰国時期がはっきりしない場合は、高校入学時での帰国を検討される方も多いと思います。

以前にも書きましたが、9年の課程を終えていないと高校受験を認めていない学校も多くあります。特に公立高校はそうなっています。そのために、現地校やインターに行かれている方は、日本の公立中学3年にいったん編入して中学卒業資格をとって受験するか、現地で9年間の課程を終えて、私立受け入れ校の高校1年の9月から編入するための試験を受けるという方法を取られることが多いです。

ですが、高校入試の前に中学3年で帰国しなければならない場合、私立ならば中学3年で編入するという方法もあります。

帰国生徒の入学が多い同志社国際、千里国際、立命館宇治に中学3年生の編入についてお聞きしてみました。

まず同志社国際ですが、中3の9月から編入するための試験は6月中に願書受付がなされて、7月初旬に編入試験が行われます。中2の1月以降に帰国して公立中学に入った人も受験することができます。編入試験で落ちたとしても、高校入試にトライすることはできます。

次に千里国際ですが、6月の試験の他に、8月と11月にも試験が行われます。いずれも前回の試験の時期に日本に居なかった場合に受験できます。ただ理由によっては、日本に居たとしても受験できる可能性もあるようですので、学校と御相談になってください。正当な理由なら受験できるようです。

さて立命館宇治ですが8月と12月を除く月に実施なさっています。ただ立命館宇治で気をつけねばならないのは、編入試験はいったん公立中学に編入してしまうと受験できない、という点です。海外から帰国しての直接の編入となります。しかし正当な理由なら許可される可能性もあるようです。直接、話し合ってみてくださいませ。

日本には、帰国して2週間以内に住民登録をしなければいけないという法律があります。住民登録をすると義務教育年齢では学籍が生じ、すぐ翌日(週末の場合は翌週)から当該校区の公立学校に行く必要が生じてきます。いったん日本の学校に入った場合には、編入を認めないという帰国受け入れ校も時々ありますので、気を付けてくださいね。ただ、高校入試には全く問題ありません。

もう一つ、気を付けていただきたいのは、中学3年で編入をすると、高校進学時に再び入学金を払わなければならない学校も少なくないということです。その辺もよく調べて、編入試験を受けられますように。

【2008/07/03 09:00】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
今夕、NHK「あほやねん、すきやねん」で関大一高が放送されます。

夕方4時50分〜6時までのNHK番組「あほやねん!すきやねん!」で関西大学第一高等学校が放送されるようですよ。http://www.nhk.or.jp/ahosuki/schedule.html 

少し学校の中の様子が分かるかもしれませんね。日本にいらっしゃる方で、関大一高に興味のある方はご覧になられてはいかがでしょう。

【2008/06/24 13:05】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
大阪府公立高校の帰国受け入れ資格は変更になっています。               滞在2年以上、帰国後2年以内。

大阪府の公立高校の帰国枠受験資格ですが、変更になっております。既に、過去ブログを変更いたしましたが、改めてお知らせしておきますね。

以前は海外在住が3年以上で、帰国後2年以内ということでしたが、今は海外在住が2年以上となりました。http://www.pref.osaka.jp/kyoishinko/kotogakko/gakuji-g/20HS_houshin.pdf ←のP.4の下の方をご覧になってくださいませ。(大阪府教委のHPのサイトです)

このように、公立高校の場合は、各府県の教育委員会HPに一番正確なものが載っております。必ず確認なさってくださいませ。また私立高校の場合は、学校のHPが正確です。ただし、最新のものがすぐに反映されないこともありますので、お電話をされて確認されるのも良い方法です。

さて、大阪府は海外在住を3年以上から2年以上に変更してくださいましたが、兵庫県の海外在住1年以上、帰国後3年以内からすると、ちょっとまだ物足りませんが、受け入れ校の数そのものは多いですから、それは有り難いことです。

公立高校も子どもさんによっては、非常に良い選択肢だと考えております。帰国受け入れ校においては、英語教育も概ね熱心です。また、理系進学の可能性が開ける学校も沢山あります。ご一考なさってくださいませ。

【2008/06/16 11:55】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
梅田インターナショナルスクール − 手厚いケア ー
読者の方からお知らせいただきまして、大阪梅田インターナショナルスクールを訪問させていただきました。 ( 学校のサイト )
 
当校は大阪希望学園というサポート校を母体として、2006年に開校され、教育認定機関ACSI(Association of Christian Schools International)の加盟校でもあります。
 
場所は梅田のヨドバシカメラから北側へ進み、全日空ビルを通り過ぎた角を西に入ります。一つ目の辻を右折しますと右手に郵便局があり、その向い側のビルの中にあります。
梅田インターナショナルスクール、左手です。左手にある電信柱の前のビル内です。

入りますとすぐにガラス越しに大阪希望学園の生徒さんが授業を受けている風景が見えました。校長先生が出てきてくださり、地下の教室にご案内いただき、そこでお話をお伺いいたしました。
 
校長先生ご自身も海外でお暮らしになったご経験があり、また長くサポート校で指導してこられたので、大変、親身に一人一人の状況に合わせて授業を組み立ててくださいます。現在、大阪梅田インターナショナルスクールの方の生徒さんは5名ということですが、それに対してネイティブの先生が2人、日本人の先生が3人というほぼマンツーマンの体制で指導していらっしゃるそうです。授業は週4日受けるという形になっていますが家庭学習についてもきめ細かく指導されるそうです。修学旅行として希望者はハワイの海洋センターに行ったり、スキーに行くといった行事もなさっています。校外研修として、京都府相楽郡にある「私のしごと館」や裁判所見学にも行きましたと仰っていました。特にクラブがあったり体育授業があったりということは無いそうです。
 
進路については、日本の大学だけでなく海外の大学進学にも対応してくださるとのことでした。
 
授業料は入学金10万円や教材も含めて2007年は初年度98万円でした。日本の高校の卒業資格も取る場合は、2万5千円と教科書代、そして受講料が1単位につき7千円となっています。日本の高校卒業資格を取るためには74単位必要で、毎年25単位ずつを3年かけて取るとすると、1年で7千円X25単位=17万5千円となりますが、途中編入の場合は以前の学校の単位(国内・海外の学校とも)を認めて貰えますので、その費用はもっと少なくなります。
 
も学生寮専門の業者と契約をなさっており、食事も朝夕ついて、セキュリティもしっかりしたところを紹介してくださるとのことでした。
 
本当に手厚く一人一人の面倒を見て下さるという感じがいたしました。特にいろいろな手続き上のことで困っていらっしゃる方、また日本での学習の遅れに不安を持つ方などには大変心強い学校であるというふうに思いました。
校長先生やインターナショナルスクール担当の先生がとても優しく親切に対応してくださるのが印象深い学校でした。
【2008/06/12 21:29】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
芦屋国際中等教育学校、文化祭が今週土曜に!

兵庫県立芦屋国際中等教育学校(中高一貫校です)の文化祭が、今週土曜の6月14日に開かれます。

学校説明会は10月に一回ありますが、なかなか学校を見る機会は少ないですので、是非、関心をお持ちの方は見学なさってくださいませ。受付で氏名を明記なさればよいとお聞きしています。

時間は8:50〜16:30です。 

まだ、小学校6年ではないから、と思われず、早めに見ておかれるのは、とても良いと思います。ぜひ、どうぞ。(ただし、兵庫県内に住まれる方でないと受験できません)  

【2008/06/09 12:53】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
聖母被昇天中学校・高等学校を訪問いたしました。
御依頼があり、聖母被昇天中学校・高等学校を訪問いたしました。                       学校のサイト     募集要項のページ                  
チャペルの塔チャペルの塔 校舎(運動場から)校舎(運動場から)
 
学校への通学路
聖母被昇天中学・高校へは阪急箕面から徒歩、千里中央からバス、北千里からスクールバスという方法で行くことができます。私は行きは阪急箕面を、帰りは千里中央を経由しました。
先生にお伺いいたしますと、阪急箕面からの通学路はバスが通る道ではなく住宅街を通ることになっているそうです。生徒の安全を考えてのことだそうです。その道は箕面駅から少し北側の交番のところを右折します。そこから東へ進み、ドライブウェイを渡り、そのまま東へ歩きます。箕面北小学校の南側を通り、聖母被昇天の修道院の前を通り過ぎ、なお東へ行った後に、北方向(山手)へ登ります。すると学校の建物が見えます。徒歩15分から、人によっては20分というところでしょうか。
千里中央からのバスは、学校の南側の道にある第二中口バス停に停まるものと、学校前の山手の道にある如意谷住宅前バス停に停まるものの二つがあります。帰りの場合も、バス到着予定時間を見計らって、どちらかのバス停を利用します。千里中央までバスで15分程度だったと思います。
校舎北側の道校舎北側の道 
 
きめ細やかで温かな指導
学校入口は北側にあり、緑豊かな山がすぐ迫っています。鶯の鳴き声が聞こえました。入口で名前を書き込んでセキュリティのカードをいただきますと、すぐに応接室にご案内いただきました。
この学校の何よりの特徴は少人数教育によるきめ細かさと、宗教に基づく温かさと穏やかさに満ちた教育のように思われます。中・高とも一学年80人となっており、40人ずつの2クラスです。小学校からは一学年40人が上がってきます。先生方はすべての生徒の名前や個性をよくご存知でいらっしゃいます。子ども達一人一人を抱きしめるような気持ちで育てているとおっしゃっていました。愛をたっぷり受けて育った子ども達は、人を信頼する気持ちをしっかりと持っているそうです。個々の子ども達がこの世での使命を十分果たせるよう全精力を傾けて援助しています、とのことでした。例えば、それは大学進学の指導にも表れています。理系に進みたい生徒がいれば、2,3人のためでも授業を開講し、必要な生徒には放課後の個人指導もなさるそうです。すべての子どもの志向や個性を把握していらっしゃるので、希望を叶えることができるのでしょう。高校ではアドバンスとグローバルの2コースとなっていますが、選択授業によって個人の要望に応えているとのことでした。
大学の進学に関しては、生徒数に比べて数多くの推薦枠を持っていらっしゃいます。また芸術系の大学へ進む生徒もいれば国立大学へ進む生徒もいて、どの生徒にも進路に応じてできる限りのサポートをしているということでした。英語力のある生徒も多く、センター試験で満点を取る生徒もいるそうです。
 
クラブの加入
御依頼があったご質問の一つにクラブの加入率についてのお問い合わせもありました。概ね50%程ではないかということでした。というのは、かなり多くの生徒がバレエ、声楽・ピアノなどの音楽、さまざまなスポーツといったお稽古に励んでいるからだそうです。スポーツではオリンピック級の生徒もいて、そういった個性も大切になさっているようでした。
 
海外研修
海外研修ですが、パリ・ボルドーには今年は5人が参加しました。フィリピン研修は希望者が多く、選抜の上、8人程が参加します。現地に姉妹校があるので、充実した内容の研修となっており、交換留学生を迎えたりして深い友情が育まれているようでした。
 
校内見学
次に学校内を案内していただきました。
ゆったりとした通路のある職員室は、入りやすい雰囲気です。職員室の外には沢山のトロフィーが飾ってありました。英語に関するものや弁論大会、放送部の活躍などがありました。英語弁論大会での活躍は、どちらかというと附属小学校から上がってきた生徒に多いというお話でした。しかしながら、英語教育には中高でも大変力を入れていらっしゃり、1学年を3クラスに分けて授業が行われます。ちょうど中1の英語授業を見学させていただきましたが、20名に満たない少人数の授業でした。まだ入学して間もないクラスでしたが、進度は早いようです。1週間に2時間のネイティブによる指導を含めて、7時間の授業が行われます。
この学校の母体である聖母被昇天修道会はマザー・マリ・ウージェニーによりパリで創立されました。それもあって高校ではフランス語の授業も週2時間行われ、日常会話と基礎文法をスキットを通して学んでいくそうです。
また昨年度から、月1〜2回、6限目まである土曜講習がスタートしました。習熟度に応じたクラスとなっているそうで、基礎学力の定着を大切になさっています。同じく土曜には自習室も開かれ、監督の先生に、分からない問題をフォローしてもらったりもできるそうです。
 
さて玄関には、ずらっと靴箱が並んでいましたが、中学・高校を合わせてもこじんまりとしています。校舎も教室のある棟の1フロアに中学生全員、上のフロアには高校生全員の教室があるということで、本当に家族のような感じだろうなあと想像できました。2階フロアには、小さな丸い出窓のように張り出した部分に作り付けのベンチがしつらえてあり、生徒達の語らう姿が目に浮かびます。
和室もあって、文化祭ではお茶の接待などをなさるそうです。陶芸に使う窯もありました。また1階にはカウンセリングルームがあり、専門のカウンセラーさんが週1回、来て下さるそうです。他にも教育面談室というものもあって、親御さんからの相談に使われたり、生徒の進路指導に使われたりするお部屋もありました。
 
図書館も拝見しました。広い窓からは箕面の街並みが見下ろせます。親切な司書さん達がいらっしゃって、本は生徒の興味を引くように、また読みやすいように置かれてありました。沢山の本と広い机が、とても利用しやすいように感じます。作文コンクールの入賞者が多いそうですが、それは周囲から愛されているという感覚を持つ子ども達が、ありのままの感性をためらうことなく表現するからではないだろうか、と先生はおっしゃっていました。
図書館図書館 図書館の蔵書

コンピュータの部屋では二人の男性教員によるパワーポイントの授業を拝見しました。生徒数に比して十分な台数があるようです。教員は女性が全体の7割ほどだそうです。
運動場へ出る途中では、ちょうど体育の授業を終えた生徒達に出会いました。明るく素直そうな生徒さん達です。バドミントンを選択していると答えてくれました。
聖堂も拝見いたしました。静謐な雰囲気の中で、先生は「変化の多い時代ですが、この学校はずっとゆるがない信念を持ち続けていて、それを教員全体で共有しています」と話してくださいました。それが聖母被昇天(アサンプション)の信念であり、生徒一人一人の使命を果たす支援をしていくということなのだろう、と私には思われました。週1回は聖堂を訪問して朝のお祈りがあります。
聖堂聖堂 運動場運動場

その後は体育館を見学しました。壁に椅子が仕込まれていて、行事の際にはボタン一つでせり出して並ぶそうです。残念ながら当校にはプールは無いのですが、水泳の得意な子どもがいれば、その子が試合に出場できるような配慮もしてくださるとのことでした。本当に生徒の立場にたった面倒見の良さを感じます。
食堂も見せていただきましたが、ここで毎日パンを焼いていらっしゃるそうで、良い匂いが漂い、つい先生方も買ってしまうと笑っていらっしゃいました。45分7時限授業ですが、午前中に20分の休憩時間があるそうで、その時にお弁当を食べてしまう生徒もいるということです。
 
帰国生の試験
最後に帰国生徒の入学試験ですが、すべては面談から始まります。まず、先生方とよく話し合って、その後に受験となりますが、試験は一応、一般受験生徒と同じものを受けます。試験科目は中学では国語と算数です。面談ではこの学校をよく理解し、ここで学ぶ気持ちをしっかりと持っているか、また試験では一般受験生とともに学ぶことができるかどうかをご覧になるようです。
 
家族のような温かさを持った学校という印象を受けつつ、先生に校門までお送りいただき、バスの時間まで見ていただきました。本当にきめ細やかな親切な学校でした。
【2008/06/02 17:06】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
千里国際学園 Education Expo を 6月15日(日)に開催。

大迫校長による基調講演、トーク、模擬授業、校内ツアー、セミナー、ディスカッションフォーラム、プレゼンテーション・パフォーマンス、展示、など様々な形式で教育実践を見ることのできる良い機会です。千里国際学園に関心のある方は是非どうぞ。

日時:2008年6月15日(日)13:00〜17:00 (受付開始 12:30)

セッション1(シアターセッション)1:00 - 1:30

  • プロモーションビデオ上映
  • 基調講演 《大迫校長》
  • EXPOスケジュールの説明 《入学センター広報 井藤》

セッション2(校内ツアー&英語授業見学)1:30 - 2:30

セッション 2-11:30 - 1:55
セッション 2-22:00 - 2:25

セッション2では、「本物に触れる教育」の実践を見学。SISの教育システムについて知ることができ、また質問できる。

休憩 2:30−3:00

  *カフェテリアにて軽食&保護者パフォーマンス (ゴスペルなど)
  *展示コーナー開始

セッション3       3:00 - 4:30

セッション 3-13:00 - 3:25
セッション 3-23:30 - 3:55
セッション 3-34:00 - 4:25

カウンセリングセミナー・図書館ツアー・知の探検隊(中学一年生のリサーチ・プレゼン授業)の発表・化学実験・宗教学・SISの授業の仕組みセミナー・模擬裁判・音楽の授業・模擬国連(高校英語授業)・ストーリーテリング(高校英語授業)・IB-B English・同時通訳(中学帰国生クラス)・SIS卒業生と語る

http://www.senri.ed.jp/admission/SISExpo08/indexj.htm

詳細 http://www.senri.ed.jp/admission/SISExpo08/page1j.htm

【2008/05/27 16:07】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(1) | コメント(0) |
千里国際は関学とは法人合併
先日、千里国際学園が関西学院大学の併設校になるという記事を書きました。正しくは併設校ではなく、関西学院大学と千里国際学園は合併に向けて協議していくという関学・千里国際の連名報道通りだそうです。法人合併ということです。                                                                                                           http://www.kwansei.ac.jp/News?n_id=3648&n_type=2                            (関西学院の報道資料)                    http://www.senri.ed.jp/temporarily/houdou080509.pdf                                (千里国際の報道資料)                                                     内容は同じものです。
 
千里国際学園は関学と合併するだけであり、その独自性は保たれるということで、卒業後の関学への進学については今のところ特に決定してはいません。
 
なお、私の記事の間違いがもう一つあるという指摘をいただきました。というのは、新聞発表の方が保護者への説明会より先になってしまったということですが、学校側は同時通知をされたものの、報道が先行発表になりました。
 
微妙な問題を含んでいるようで、外部からはなかなか分からないものです。もし、このピアーズ記事を読んで、気分を悪くなさった方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。以前の記事は誤解を招くと考え、削除いたしました。(進路先についても1件、間違いがありましたことをお詫びいたします)
なお、私の読んだ朝日新聞・日経新聞の記事に一部、違っている点があったようで既にネット記事は削除されています。読売新聞の記事がまだ正確だということのようで残っていました。
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関西学院(兵庫県西宮市)と、千里国際学園(大阪府箕面市)の両学校法人は9日、2010年春の合併を目指して協議を始めると発表した。

 関西学院は1889年創立で、初等・中学・高等各部と、大学、大学院があり、計約2万2000人。1991年創立の千里国際学園は、中・高等部と「大阪インターナショナルスクール」を設置し、計約700人。

 両学校法人は05年8月、連携協定を締結。昨年5月に千里国際学園側が経営の安定化などを理由に合併を打診していた。今後、運営形態などの具体的な協議を進めるが、関西学院が千里国際学園の学校経営を引き継ぎ、各校とも現在地で存続させる予定だ。

 関西学院は来春に聖和大(西宮市)と合併するなど、少子化の中、経営基盤の強化を進めており、新たに千里国際学園との合併と10年春に予定する国際系学部の新設で国際教育にも力を入れたい考えだ。2008年5月10日  読売新聞)

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以下は私個人の感想です。皆様のご意見をお待ちします。

千里国際学園は大学附属の学校ではないことを、「大学進学の選択肢が広がる学校」として考えていらっしゃると思います。先のことは分かりませんが、学校の方針としてはそれを堅持していこうとなさっているように感じられますし、今までの保護者はそれを支持して入学させられているようです。もちろん、保護者の中にもいろいろなご意見があることと思います。

【2008/05/24 22:50】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
小中学校、新学習指導要領の前倒しで授業時間数増。

新学習指導要領の実施にあたって、激変を避けるために来年度から段階的に理数の授業時間数を増やしたりしていくそうです。小学校では来年から実質週1時間の授業時間増となります。

毎日新聞のサイトにずいぶん詳しい記事が載っていました。どうぞ、ご覧になってみてくださいませ。

新学習指導要領:小学校、週1時間増 来春から、脱ゆとり前倒し−−移行措置案

新学習指導要領:前倒し やる事は増えるのに… 現場から不満「人と金、手当てを」

新学習指導要領:前倒しで追加される内容

世の中の趨勢、そして親の思いが学力に傾斜していっている日本の現状です。海外におかれましては、ますます不安も募ることでしょう。追いつくべき教材も増えるわけですし。

ですが、日本語力の伸長を心掛け、地頭の良い子(よく遊び、よく学び)に育てておけば、きっとどこでもちゃんとやっていけますから、あせらず着実に足元を固めていってくださいね。

【2008/04/25 11:33】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「コメント」を受け付けられるよう、設定変更しました。

読んでくださっている皆様へ  手をつなぐ

このブログ、長らくコメントを受け付けない設定にしておりました。巷で「荒らし」やら「炎上」という噂を聞いていたからです。

でも双方向のコミュニケーションの素晴らしさも感じますので、コメント欄を設置することにいたしました。どうぞお気軽に書き込みをなさってくださいね。

ただし、ちょっとこれはあんまり・・・と思われるようなものは、済みませんが削除させていただきますね。(でも、できるだけ削除はしない方向で、と思っています)

以前の記事についても、暇を見て「コメント受付設定」に変更していきます(一つずつの作業なので時間がかかりそうです。すでに500近い記事がありますので)。

なお従来通り、ピアーズ@関西(peers_kansai@hotmail.co.jp)宛てにメールをくださっても結構です。

以下にコメント欄の書き方の方法について記載しておきます。参考になさってくださいませ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

必ず入力しなければならないのはコメント本文のみで、後の入力は任意となっています。

名前

ブログで使っているハンドルネームを入力する。なるべく記入。

タイトル

コメントのタイトルを入力する。なるべく記入。

メール

連絡先メールアドレスを入力する。任意です。

URL

あなたの運営するサイトのURL(アドレス)があれば入力する。

コメント

本文を入力する。この項目は必ず入力しなければならない。

パスワード

パスワードについて詳しくは下記を参照して下さい。

管理者にだけ   表示を許可する

秘信とも呼ばれる。投稿したコメントはそのブログの運営者だけが管理者ページ上から確認できる。返信が難しいので秘信する場合はメールアドレス等連絡手段を本文に記述しておくと良い。

パスワードって何を入れればいいの?

必ず入力しなければいけないという事ではありませんが、パスワードを入力した場合は投稿したコメントの編集・削除が出来ますので、ぜひ入力しておきましょう。

入力するパスワードですが、FC2ブログでコメントする際の投稿パスワードを決めておきましょう。

【2008/04/25 08:48】 | 帰国児童・生徒を受け入れる近畿の国公私立の小中高校 | トラックバック(0) | コメント(7) |
旧・公立受け入れ校では、こういう面もあります。

昨日の茶話会でお仲間が話してくださっていたことで、私も大いに同感したことがありました。

1990年代と比べて、帰国子女教育が最も大きく変わった点といいますと、公立小・中での帰国受け入れ校と呼ばれる学校が